CG-ARTS教育リポート 日本と世界のCG教育のいまが見える
CG-ARTS,CG-ARTS教育リポート 日本と世界のCG教育のいまが見える キャリアパス、仕事紹介 CG教育
https://www.cgarts.or.jp/v1/report/rep_2023/snpa_rep/snpa_rep230428.html
前回のコラム公開時に、ちょっとしたインシデントが発生しました。
毎週月曜日の午前8時に自動公開されるように設定しているのですが、公開直後にご覧いただいた方はお気づきだったかもしれません。なんと、投稿者が私ではなく、別の社員の名前になっていたのです。
急ぎ投稿者の修正を行いましたが、時すでに遅し。公開から1時間半が経過しており、何名かの方には修正前の状態でご覧いただいてしまいました。
ーーーここでゴーストライター疑惑が。
そんなことはありません。すべて私自身が執筆しております。
ーーーさらに別の疑惑が。毎週毎週書けるはずがない。社長はAI活用を推奨しているから、もしかしたら生成AIが?
そんなことはありません。すべて私自身が執筆しております。ただ、AIには”校正”をお願いしています。
ーーーそしてまた別の疑問が。社長は暇なのか?。
そんなことはありません。社内用に公開したコラムを活用し、再“構成”することで、ゼロから書くよりも効率的に執筆できているのです。
投稿者が別の名前だったことで、「社長、体調が優れないのでは?」とご心配をおかけしたかもしれませんが、ご安心ください。極めて健康で、体調も良好です。
「社長コラム#03:健康のすゝめ ~Run&Walk~」でもご紹介しましたが、当社では“厚生”の一環として、5月と11月に「歩活(あるかつ)」というイベントを開催しています。チームを組み、1日の平均歩数を競うこのイベントでは、ウォーキングを楽しもうというチームから、ガチで歩くぞというチームまで、バラエティ豊かで毎回盛り上がります。
私も“ガチ派”として参加しており、負けたくない一心で初日から”攻勢“をかけており、毎日2万歩以上歩いて健康そのものです。(「やはり暇なのでは?」と思われるかもしれませんが…)
さて、ここまで様々な“こうせい”を取り上げてまいりました。「”こうせい”とかけて」というお題の「笑点」の大喜利のようになってしまいましたが、タイトルには、これらの様々な“こうせい”を含めて攻めに、つまり“攻勢”に出ていくという意志を込めています。
ちなみに『広辞苑』によると、以下のように定義されています:
【校正】
①文字の誤りをくらべ正すこと。
②校正刷を原稿と引き合わせて、文字の誤りや不備を調べ正すこと。
【構成】
①組み立てること、組織すること。また、組み立てられたもの。
②芸術作品、特に音楽や文学での全体的な構造。
【厚生】
①人民の生活を豊かにすること。
②健康を維持または増進して、生活を豊かにすること。
【攻勢】
①攻めかかる勢い。
②積極的に攻撃する態勢。「攻勢をかける」「攻勢に転ずる」↔守勢
これまで当社では、さまざまな“攻勢”をかけてまいりました。その一例が、CG(Computer Graphics)やXR(eXtended Reality / Cross Reality)を活用した会社の技術力のアピールです。
XRとは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)など、現実世界と仮想世界を融合させる技術の総称です。例えば、QRコードを読み取るとスマートフォンの画面に現実の風景に合成されてCGキャラクターが登場したり、特殊な眼鏡を装着することでCGが作った世界に没入できたりする技術です。
当社では、XR機器を制御するソフトウェアの開発を行っておりますが、さらに技術力向上を目指して、CG/XRの研究開発や人材育成のプロジェクトを若手社員がボトムアップで立ち上げて活動しています。
その成果を測る指標のひとつが、公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS)が主催する「CG-ARTS検定」です。持ち回りで先生役を担当するなど工夫しながら社員が自主的に勉強会を重ね、2022年から毎年数十名が受検し、全員が高得点で合格しています。
この取り組みが評価され、2022年から3年連続で「文部科学大臣賞」を受賞することができました。まさに「あっぱれー」です。
この実績は、日本経済新聞(信越版)やCG-ARTSの『EDUCATION REPORT』にも掲載されました。
おかげさまで、当社はCG/ARをはじめとするイメージング技術に強みを持つ企業として、広く認知されるようになりました。受検してくれた社員の皆さんには、素晴らしい成果を残していただき、心より感謝しています。
新潟以外の方には少しイメージしづらいかもしれませんが、昨年のアルビレックス新潟の最終戦で実施した「VRゴールキーパー体験」、白根の大凧合戦での「ARフォト」、TeNYテレビ新潟様の番組「新潟一番サンデープラス」のコーナー企画『松本亜美の自転車に乗りたい!』で使用された「VR自転車」など、さまざまな場面で当社の技術を披露しております。
TeNYテレビ新潟『にいがた一番サンデープラス』にて、アナウンサーの松本さんに当社のVR技術を体験していただきました。
なお、以前はCG-ARTS検定の受検には東京まで赴く必要がありましたが、2022年からは当社が会場を提供しております。新潟地区でCG技術にご興味のある方は、ぜひ当社での受検をご検討ください。
今週、11日(火)~15日(土)には、新潟最大の統合型イノベーションイベント「LAST NIIGATA」が開催されます。本イベントは、スタートアップ・ベンチャー企業の拠点である「NINNO」が中心となり、昨年まで個別に開催されていた複数のイベントを統合し、イノベーションのまち・新潟を広くアピールするものです。中田英寿さんや篠田真理子さんの登壇も予定されており、内容も盛りだくさんです。
当社もこのイベントの一環として、「NIIGATA INNOVATION EXPO by Canon Imaging Systems」を開催いたします。上で紹介したCG/XRの技術紹介や生成AIの活用事例、人材育成・健康経営・育児支援などの取り組みの紹介を行います。先ほどご紹介した「VRゴールキーパー」「ARフォト」「VR自転車」なども体験いただけますので、ご来場いただけると幸いです。
本イベントをレバレッジにして、当社も攻勢をかけて、後世にも残るような企業にしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
※次号は11月17日(月)リリース予定です
社長コラム#10:伝える力が未来を拓く ~プレゼンテーション 主役はあなた~>>