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アクプランタ、国際協力機構(JICA)「中小企業・SDGs ビジネス支援事業」に採択

ウガンダ国干ばつでの植物生育を促進するバイオスティミュラントにかかるビジネス化実証事業

2024年2月9日

アクプランタ株式会社


アクプランタ株式会社(CEO代表取締役社長:金鍾明、本社・東京都文京区)が提案した「ウガンダ国干ばつでの植物生育を促進するバイオスティミュラントにかかるビジネス化実証事業」が、独立行政法人・国際協力機構(JICA)の2023年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に採択されたことをお知らせいたします。事業採択に伴い、関係機関や専門家の支援、助言などを受けながら、弊社が開発したバイオスティミュラント資材「スキーポン」のウガンダ国内での販路構築に取り組んでまいります。

国際協力機構(JICA)「中小企業・SDGsビジネス支援事業」とは「中小企業・SDGsビジネス支援事業」は、政府開発援助(ODA)を通じて築いてきた開発途上国政府とのネットワークや信頼関係、ノウハウ等を活用し、開発途上国の課題解決に貢献する日本の民間企業等のビジネスづくりを支援するものです。同事業には、ビジネスの検討段階に応じた3つの支援メニューがあり、このうち、弊社は「ビジネス化実証事業」(下参照)に応募、採択されました。
JICAプレスリリースはこちら

ビジネス化実証事業」の目的開発途上国の課題解決に貢献し得るビジネスの開始に向けて、製品/サービスに対する顧客の受容性を確認した上で、製品・サービス提供体制構築及び収益性確保に目途を立たせ、事業計画の精度を高める。
国際協力機構(JICA)のホームページから抜粋。

応募の経緯と展望

東アフリカの内陸国・ウガンダ共和国は、人口の8割が農業に従事し、農作物の輸出国としても知られています。一方、気候変動で乾季が長期化、干ばつによる作物の収量に影響が出ており、同時に周辺国での食糧需要も高まっています。

同国での干ばつ対策の必要性が高まる中、2022年11月、トーファス・カーフワ駐日ウガンダ共和国特命全権大使が、スキーポンを使用した作物栽培を視察。干ばつ対策としての植物活性剤への理解を深めていただきました。2023年1月には、駐日ウガンダ共和国大使館のご紹介で、ウガンダ国立農業研究機関(NARO)と共同研究の覚書を交わし、トマト、トウモロコシ、ブロッコリーの室内栽培で、「スキーポン」を使った作物の生育状況を確認する実証実験を開始しました。

無給水の状態での作物の乾燥耐性が実証実験で確認されたことから、屋外での実験へと拡大しています。また、同機関職員にスキーポンを使った作物栽培への助言や、実証実験のデータの共有を毎月行ってまいりました。

このたびの採択を受け、ウガンダ共和国での活動をサポートいただいた同国大使館、共同研究のパートナーのNARO、および「中小企業・SDGsビジネス支援事業」で支援いただくJICAとの連携を円滑に進めながら、同国での干ばつ対策として「スキーポン」の販路開拓と普及に力を入れていく所存です。

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