私たちは、毎週金曜日に
金融ITの現場で感じていることや、考えていることをストーリーとして書いています。
3月のストーリーでは、
・金融ITの上流工程の単価
・上流工程に行く人は最初から優秀なのか
・上流工程は何歳からでも行けるのか
について書いてきました。
今回は少し視点を変えて、
「金融ITの上流工程に行けない人の共通点」
について書いてみたいと思います。
少し厳しい話になるかもしれませんが、
これは実際の現場で感じていることです。
上流工程に行けない理由は、技術ではないことが多い
まず最初にお伝えしたいのは、
上流工程に進めない理由は、
必ずしも技術力ではないということです。
金融ITの現場では、
・プログラムが書ける
・設計書が作れる
だけでは、上流工程にはなかなか進めません。
むしろ、別の部分で差が出ることが多いのです。
共通点① 仕様の背景を考えない
一つ目は、
仕様の背景を考えないことです。
例えば、
「この仕様で作ってください」
と言われたときに、
・なぜこの仕様なのか
・どんな業務のためなのか
・本番では何が起きるのか
こうしたことを考えず、
言われた通りに作るだけになってしまう。
この状態が続くと、
いつまでも
作業を任される側
から抜け出せません。
共通点② 分からないことを聞かない
二つ目は、
分からないことを聞かないことです。
金融ITの現場では、
・業務用語
・ローカルルール
・暗黙の前提
がとても多く存在します。
分からないことをそのままにしてしまうと、
・理解が浅いまま作業する
・仕様を勘違いする
・後工程で問題が出る
といったことが起きやすくなります。
逆に、上流工程に進む人は
早い段階で確認する習慣
を持っています。
共通点③ 自分の作業だけを見る
三つ目は、
自分の作業範囲だけを見ることです。
例えば、
・この処理はどの業務に関係するのか
・このデータはどこで使われるのか
・この変更が本番にどんな影響を与えるのか
こうした視点がないと、
プロジェクト全体を理解することができません。
上流工程では、
部分ではなく全体を見る視点
が求められます。
上流工程は「特別な能力」ではない
ここまで読むと、
「やっぱり難しそうだ」
と感じた方もいるかもしれません。
ですが実際には、
上流工程に進む人が
特別に優秀だったというわけではありません。
多くの場合、
・背景を理解しようとする
・分からないことを聞く
・全体を見ようとする
こうした習慣を
少しずつ積み重ねてきた人です。
小さな違いが、役割を変えていく
金融ITの現場では、
・仕様を作る人
・設計を考える人
・作業を進める人
といった役割があります。
その違いを生むのは、
大きな能力差ではなく
日々の小さな姿勢
であることが多いのです。
最後に
金融ITの上流工程は、
特別な人だけが行く場所ではありません。
ただし、
・背景を考える
・理解しようとする
・責任を引き受ける
こうした姿勢は必要になります。
もし今、
「作業だけの仕事に少し違和感がある」
そう感じているなら、
その感覚はとても大切だと思います。
もし少しでも興味があれば
私たちクラウン情報テクノロジーでは、
金融ITの上流工程を中心としたプロジェクトに関わっています。
もし、
・将来は要件定義や設計に関わりたい
・金融ITの現場で力をつけたい
・上流工程の仕事をもう少し知りたい
そんな思いが少しでもあれば、
ぜひ一度、気軽にお話ししませんか。
いきなり応募でなくても構いません。
カジュアルに現場のリアルをお伝えできればと思います。
ご連絡、お待ちしています。
※興味があれば、音声でも考えを発信しています。
文字とは少し違うニュアンスで話しています。
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