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視座・視野・視点さらに組み合わせると相乗効果が得られるもの:時間軸

こんにちは、広報の長谷川です。

中小企業では、大企業に比べ代表と社員の距離が近くなり風通しが良くなりがちですが、
弊社では、近いというレベルではなく、隣にいるレベルです。
当然、経営のこと、業務のことなど話を聞く機会も多くなるのですが、

今回は、様々な業務で使えそうな技を紹介。
・視座をあげるときに、さらに掛け合わせると良いポイント
・具体と抽象を行き来して、視点を自由に動かしてみよう
この2点でお送りします。


視座をあげたときに、もう一つ加えてみよう

『視座をあげると良い』
よく聞く言葉ですが、視座をあげるためにはどうすればいいのでしょう。
先ずは、視座力を身につけましょう。簡単なトレーニング方法は他人の経験談のイメージを膨らまして自分のものとすること。
なるほど……

視座というのは、どこからモノを見るかという立ち位置のこと。
同じ会社の将来のことを話し合っていても『代表の立場』『従業員の立場』『社外顧問の立場』『従業員家族の立場』『株主の立場』では、当然違った意見が出てきます。
そこで、
①自分が立ったことのない立場の人の意見や話しをよく聞く。
②その感覚を研ぎ澄まし、創造力を働かせる。
③その立場になりきる。

このトレーニングを重ねることで、いろんな立場でより視座の高い考え方が出来るようになる。
ということらしい。私にはまだ創造力が足りないのか、未経験の立場を自分のものにするところまでは至っておりませんが。
代表からのアドバイスは、そこに『時間軸』を加えるとさらに視野が広くなるよ。

こういうことです。下図参照

★物事の見方(現在系)3次元


★★より高度な物事の見方(過去~未来系)4次元

より多角的・多面的に見渡しなさいという、代表からのたしなめですね。
私の場合先(将来)のことを見ようとするとどうしても視座が低くなってしまいがちで、視座をあげたまま、先の先まで見通し展開を読み戦略だてるというのは、結構大変。トレーニングを重ねようと思います。


視点を自由に動かしてみよう

視座を高めると自然に視野は広がります。視野が広がると今まで見えていなかったものまで見えるようになりますね。いったいどこを見ると良いのか。今度は視点の置き場所に悩みます。

そんな時は、以前も書かせて頂いたように、具体と抽象を行き来しながら探ると良いそうです。
具体=視点。
抽象=視野。
不足部分を補いたいのであれば、一旦引いて全体を俯瞰しウィークポイントを探る。見つけた部分を深ぼって調べる。といった具合に何度か視点と視野を行き来する。自分一人で行き詰ってしまうときは、違った視野を持っていそうな人に聞いてみたりもします。
※抽象的な物事は人と共有するのは意外に大変。しかし具体的な物事はすんなりと共有できます。
 人に意見を聞くときには具体的な(視点の)部分を聞きましょう。


結論

仕事を戦略的に進めるためには、モノの見方が重要ということです。
視点が固定され、視野が狭く、視座が低い人は、自分の意見が正しいと信じて疑わない。

視点:どこを見るか。
視座:どこから見るのか。
視野:どの程度の範囲を見るか。

これらを合わせて多面思考に持っていくこと、そこに時間を加えて考えられるようになると、もう一歩先に進めるよ。ということでした。


我が社は、扱っているものが無形なので日頃の話し合いは、具体と抽象を行ったり来たりします。ミーティングに参加するだけで脳が活性化されるのを感じる今日この頃です。
考えて、実行することが好きな方、ぜひ参加してみませんか??

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