みなさん、こんにちは。
代表の城山です。
今回は、「建設業の低利益体質とその救世主」についてお話します。
オリンピック特需で、一見潤っているように見える建設業界ですが、
今後は追い風に乗るどころか、将来の展望は厳しいと言われます。
好景気のピークはオリンピック開催年の2.3年前で終わり、その反動で観光地は廃れ、
おおよそ受注の半分を占める住宅建設は、人口減少や不況により住宅・オフィスビル共に工事は減少すると見込まれるからです。
加えて大きな原因は、建設業の低利益体質です。
課題は主に5つあります。
- 会社の純利益が著しく低い
- 利益が出ない年度には数字操作を行う体質
- 会社全体で利益を上げる意識が低い
- 社内のコミュニケーションが取れていない
- 余計なことに時間をかけすぎている
建設業は、そもそも労働生産性が低いという脆い土台から成り立っています。
天気や立地状況に左右され、さまざまに多様化する顧客の要望に応じる必要があり、
依頼内容は仕様が細かく変更されることも多い。
加えて、依頼した業者が「適切な施工がスムーズにできない」などの阻害要因が、
状況を悪くする原因となります。
なかでも、課題4に挙げられる、
「コミュニケーションが取れていない」という問題。
(もちろん他業種にも求められることかもしれませんが、)
こちらは、状況確認が正確に行われないと成立しない建設業には、
必要不可欠な要素です。
柔軟に状況の変化に対応できる環境をつくる、
イメージの違いを最小限に抑え埋めていく。
その手助けとなるのが、手前味噌ではございますが、
当社が提供する効率化のためのアプリ「GENCHO(β版)」です。
建設建築業における『現調』という工程に着目したアプリですが、
この情報の共有と効率化が、
建設業界の低利益体質を変える、
未来を支える!
と考えます。
(『現調』についてはこちらのストーリーでご紹介しています。
https://www.wantedly.com/companies/company_6828312/post_articles/332208)
建設業に限らず、さまざまな現場と人をつなげる情報共有ツールは、
経済状況や未来予測が難しい時代において、大きく活躍の場を広げると信じています。
皆さんのご意見をお聞かせください。
よろしくお願いいたします。
参考資料・引用
経営はいつも綱渡り…なぜ建設会社は赤字に陥るのか?
https://gentosha-go.com/articles/-/10542