こんにちは!
東京個別指導学院、元講師の横山です!
お金を稼ぐためにアルバイトをしようと思う人は多いかもしれません。
しかし、アルバイトの中には、自分自身の成長に繋がったり、やりがいを感じられたりするものもあります。
私は大学時代に東京個別指導学院で4年間講師をしていましたが、講師歴を重ねるごとにやりがいを感じられるようになったり、自分の成長を感じられたりしていました!
そこで今回は、東京個別指導学院で働く『講師の1年』をご紹介したいと思います!
1年間でどのように成長できるのか、どんなやりがいを感じられるのかなど、実体験をもとに詳しくお伝えします!
この記事を最後まで読めば、以上のことが分かりますよ!
東京個別指導学院に興味がある方や塾講師のアルバイトに興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
東京個別指導学院で働く『講師の1年の流れ』
東京個別指導学院では担当講師制となっているので、同じ生徒を数カ月から数年間、生徒の目標が達成されるまで担当し続けます!
そのため、担当生徒がどんな目標を持って塾に通っているかで、講師の1年の流れも異なるのです。
今回は大学受験を控えた高校生を担当していた時の1年の流れをご紹介したいと思います。
それでは早速見ていきましょう!
<4月>1年のスタート!新しい生徒が続々と入会!
4月は新たな年度が始まるタイミングなので、新しい生徒が続々と入会します!
新入会の生徒は担当講師が決まっていないため、さまざまな講師の授業を受けることになります。
そのため、講師も自分の担当生徒以外の新しい生徒の授業を実施します。
生徒の情報が少ないので、自分のペースで授業できず手探り状態にはなりますが、自分のコミュニケーション能力が試されていると思って頑張っていました(笑)
新入会の生徒はとても緊張しているので、相手に打ち解けてもらえるよう工夫もしていましたね!
授業終了時に「先生に担当になってほしい!」と言われたときは本当に嬉しかったですし、「この子のためなら何でもする!」と思える瞬間でした(笑)
<5月・6月>実はこのくらいから夏期講習の準備を始めます!
5月は夏期講習の準備が本格化する時期です!
「春に夏期講習?」と思われるかもしれませんが、7月中旬から始まる夏期講習に向けてカリキュラム(学習計画)の作成や講習前面談を行います!
カリキュラム作成では、担当生徒のこれからの授業計画を考えていくとても大切な業務です。
ただ、経験や知識がないと難しい業務なので、教室長や先輩に助けていただきながら何とか作成できていました(笑)
面談では、生徒本人と保護者の方に向けてカリキュラムの内容を提案します。
保護者の方と話すのはものすごく緊張しますが、信頼関係を築くことができる重要な機会です!
はじめは上手く話せないかもしれませんが、積極的に参加することでコミュニケーション能力や提案力が身についた気がしますね!
(初めて面談に参加した時は、思った通りに上手く話せず悔しかったことをよく覚えています…(笑))
こういった業務を授業と並行しながら行うことになります!
また、この時期、生徒たちはまだ部活をしているということも多いので、授業中に寝落ちしてしまう生徒もしばしば…(笑)
<7月・8月>夏期講習スタート!受験勉強の本格化!
7月頃は部活を引退する時期なので、勉強に本腰を入れる生徒がとても増えます!
生徒のモチベーションに応えられるよう、私も気合を入れ直していましたね!
夏期講習では、勉強のためにまとまった時間が取れるので、主に基礎固めに力を入れていました!
正直、応用問題を扱いたい時期ではありましたが、基礎が固まらないまま応用問題へ進んでも成績が安定しなかったり、自信をなくさせてしまったりする可能性が高かったので、とにかく演習を繰り返してもらい基礎力を身につけられるようにしていましたね!
また、授業外の時間を有効に活用してもらうために、心を鬼にして毎日大量の宿題を出していました!
(宿題を大量に出すと生徒に一時的に嫌われるかもしれませんが、後から感謝してもらえることが多いです(笑))
推薦入試を受ける受験生であれば、過去問題演習も行います!
過去問題演習は、事前に分析をしておくことが必須となるので、空き時間や休憩時間に過去問題を解いていました!ちなみに、こういった授業に関係のある業務をしている時間もお給料が発生するのでご安心を!
<9月>夏期講習終わった…と思いきや、冬期講習の準備がスタート!!
夏期講習は8月末までなので、9月から通常授業に戻ります!
生徒と「やっと夏期講習が終わったー!」と言っていても、講師は冬期講習の準備がスタートします(笑)
冬期講習の準備は夏期講習の準備同様、カリキュラムの作成をしたり、講習前面談をおこなったりします。
ただ、冬期講習のカリキュラムは過去問題をたくさん解いてから作成していたので、夏期講習のカリキュラム作成以上に大変でした...
(過去問題をたくさん解けば生徒により具体的で的確な指導ができるので、生徒の喜ぶ顔と思い浮かべながら問題を解いてしましたね(笑))
また、夏休み中に受けた模試が返ってくるということもあり、生徒によっては「夏期講習であんなに頑張ったのに点数が上がってない...」とモチベーションが下がってしまうことも少なくありません。そのため、この時期からは生徒のメンタルケアがとても重要になってきますね!
<10・11月>推薦入試スタート&一般入試に向けて得点力アップ!
10月に入ると推薦入試が始まります!
(今は少し時期が変わっているようですが、私が講師をしていた頃はこのくらいの時期でした!(笑))
担当生徒が推薦入試を受ける場合は、受験までにやっておいた方が良い勉強、受験に持って行った方が良いもの、受験当日の心構えなど、受験に役立つありとあらゆることをレクチャーしていました!
生徒は入試が初めてなので疑問や不安が多いので、自分が受験生だった頃の経験を踏まえて話すと、とても真剣に話を聞いてくれていました!自分の経験が生徒の役に立つと思うととても嬉しかったです!
推薦入試が終わったら、一般入試に向けた対策を実施します!
過去問題演習はもちろん、過去問題で出題されている問題の類似問題の演習や生徒が苦手としている問題の演習、制限時間内に問題を解けるようになるための演習など、入試本番で1点でも得点を伸ばせるように授業や宿題を考えていました。
そのため、生徒の問題の解き方や考え方、ミスしやすいポイント、時間がかかってしまう理由など、生徒本人以上に生徒の状況を把握することを意識していました!
(こういったことを真剣にやっていると、観察力や分析力がとても身につきますよ!(笑))
<12月>冬期講習スタート!受験勉強ラストスパート!
生徒たちが冬休みに入る12月中旬くらいから冬期講習が始まります!
冬期講習は、教室の雰囲気がピリつくくらい、生徒の緊張感が高まります。
適度の緊張感であればよいのですが、緊張しすぎてしまい勉強が手につかなくなってしまったり、不安感が強くなってしまったりする生徒もいるので、メンタルケアがとても大切です!
一緒にカリキュラム(学習計画)を見て「こんなにたくさんのテキストを解いてきたね!」と振り返ったり、これまで受験してきた模試の結果を見て「4月から偏差値10も上がってるよ!」と声をかけたりするなど、生徒に自信を持って受験勉強に取り組んでもらえるよう工夫していました!
今振り返ると、こういうことができていたのは、生徒と一緒に過ごしたたくさんの時間があり、しっかりとした信頼関係が築けているからだったのではないかなと思います。本当に尊い経験でしたね...
<1月・2月>一般入試本番!ドキドキの合格発表…
年が明けて1月に入ると、怒涛の入試ラッシュです!
志望校の組み合わせによっては、1週間ほぼ毎日のように受験しているという生徒もいましたね。
しかし、生徒がこれでもかと頑張っている時に、講師がしてあげられることは意外と少ないです...
試験問題を解いて答え合わせをしたり、生徒が受験で上手くいかなかった部分の相談に乗ったりすることはできますが、結局は生徒自身の頑張りを信じることしかできません。
そう考えると少し切ない仕事だなとは思いますが、生徒を信じて送り出してあげられるように、「自分ができるすべてのことをしてあげよう!」と思えるやりがいのある仕事だったのではないかなと思いますね!
入試ラッシュの後から遅れてやってくるのが、合格発表ラッシュです!
この時期は、文章で表すことができないくらい、喜びや嬉しさ、悲しみや悔しさに心が揺さぶられます。
(講師を卒業して数年たっていますが、今思い出しても半泣きになります(笑))
また、これまでの苦労が報われる時期でもあります。
「先生がいたから受験を乗り越えられた」「先生に担当してもらえてよかった」「先生と話している時一番安心できる時間だった」など、本当に有難い言葉をたくさんいただきました…!
この時期を1度経験すると、塾講師という沼にはまることになります(笑)簡単には抜け出せませんよ(笑)
<3月>受験終了!生徒を送り出す時…
3月は卒塾する生徒たちを送り出す時期です!
授業が始める前の休み時間に、大学生になったらどんなバイトをするか、髪は何色に染めるか、卒業旅行はどこに行くかなど、楽しい話をたくさんしていましたね!
また、大学生の先輩として「単位はしっかりと取ること!」「遊んでばっかりはダメ!」「就活は早く始めた方が良いよ!」など、おせっかいなアドバイスも色々としていました(笑)
もう生徒と会えないと思うとすごく寂しかったですが、大学生活に胸を膨らませる生徒たちの姿を見ると、生徒の人生に少しでも関わることができた自分は幸せ者だなとしみじみ感じられました。
今でも生徒たちがどこかで頑張っているのだなと思うと、本当に励みになります!
こんな経験ができるアルバイトは、ほかにはないのではないかと思いますね!
【Q&A】疑問や悩み、すべて解消します!
ここからは東京個別指導学院で働く『講師の1年』の中でお伝えできなかったことをQ&A形式でお伝えしていきます!
直接聞きづらいことや事前に知っておいた方が良いことなど、東京個別指導学院で4年間働いていた私の経験を踏まえてリアルな情報をお伝えできたらと思います!
東京個別指導学院でアルバイトをしようか迷っている方はぜひ目を通してみてくださいね!
Q.1年間で一番大変な時期はいつ?どのくらいきつい?
A.7月~8月の夏期講習はかなりきついです…でも休みは取れます!
夏期講習は受験生にとってとても重要な時期なので、授業数が多くなる傾向があります!
そのため、受験生の担当生徒が多い年は、7月から8月かなりたくさんの授業をしていましたね!
朝一番早い時間から最後の時間まで授業する日はきつかったです...
でも、生徒がものすごく頑張ってくれていたので、その姿がとても励みになりました!
ただ、東京個別指導学院では、生徒や保護者の方のご理解、教室長や同僚講師達の協力を得ることができれば、自分の希望に沿って出勤することができるので、旅行や夏フェスなど夏休みはしっかりと満喫できました!
Q.正直、受験生を担当するの怖くない?
A.怖いです!でも、その気持ちがすごく大切です!
受験生を担当することはとても責任重大なので、怖いと感じるのは当然のことです。
でも、その恐怖心があるからこそ生徒に対して一生懸命になれるということもあります!
私自身も、毎年「上手くいかなかったらどうしよう…」「生徒の人生がかかってる…」とビクビク震えながら受験生を担当していました(笑)
ただ一方で、「生徒の人生は生徒のもの」と考えておくことも大切です。
塾講師が生徒と接することができるのはほんの一部の時間です。また、どんなに講師が努力しても生徒に響かないことはたくさんあります。そして、生徒は子どもかもしれませんが1人の人間です。
そのため、怖いからと言って講師の考えを押し付けすぎたり、講師が思っている通りに誘導したりするのではなく、目標に向かって走る生徒と一緒に走る伴走者であること意識することが大切なのではないかと思っています。実際に実践するとなるとものすごく難しいことなのですが(笑)
Q.1年間を乗り越えるために意識していたことは?
A.スケジュール管理!めちゃくちゃ大切です!
今回ご紹介した通り、東京個別指導学院のアルバイトでは授業以外にもたくさんの業務あります!
そのため、スケジュールをしっかりと管理しておかないと、円滑に業務を進めることが難しくなってしまいます。
また、1年間を乗り越えるためには、心身ともに健康でいることがとても大切です!
そのため、「月に2、3日は何も予定を入れない日を作る」「自分がやりたいことをする時間もしっかり確保する」など、自分のための時間を確保するためにもスケジュール管理が大切になります。
(と言いつつ、体調不良でお休みさせていただいたことはあります…)
さらに、学業と両立するためにもスケジュール管理は必須ですね!
大学の時間割はもちろん、課題の締め切り、実習や留学の日程などしっかりと管理をした上で、アルバイトの日程を組まなければ、学業もアルバイトも1年を乗り越えることができなくなってしまいます…
Q.東京個別指導学院では、具体的にどんな能力・スキルが身につく?
A.ありすぎて…思いつくだけ挙げてみますね!(笑)
東京個別指導学院で働く『講師の1年』を読んだ方であれば、何となく察していてるかと思いますが、身につく能力・スキルは山ほどあります(笑)
今思いつくものだけでもこんなにありますね!しっかりと洗い出したらもっとあると思います(笑)
こういった能力・スキルは、フリーランスとして働いている今も本当に役立っています。
また、就活をしている時も、多くの企業の方がとても興味を持って聞いてくださいました!
東京個別指導学院で身につく能力・スキルについては、今後詳しく記事にするので、楽しみにしておいてくださいね!
東京個別指導学院で働く『講師の1年』、いかがだったでしょうか?
今回お伝えしたような経験は、東京個別指導学院の塾講師というアルバイトでしか経験できなきないことだと思うので、元講師の私としてはぜひたくさんの人に経験してほしいと思っています!
(私もいつか機会があれば再挑戦したいな…と企んでいたり、企んでいなかったり(笑))
東京個別指導学院に少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にご応募くださいね!
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また、「まずは簡単に話を聞いてみたい」「エントリーの前に確認しておきたいことがある」という方は、『話を聞きに行きたい』からご連絡くださいね!
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