Laravelのディレクティブを学ぼう！

そもそもLaravelとは？

LaravelはPHPというプログラミング言語のフレームワークです。

ちなみに、フレームワークとはシステム開発で頻繁に使用する機能をまとめたもの
使用頻度が高い機能を毎回作るのは手間がかかります。
その点、フレームワークを利用すれば、効率よく開発を進められるのです。

Laravelは2011年にアメリカで開発されたフレームワークで、扱いやすくPHPフレームワークのなかでも高い人気を誇ります。
主にWebアプリケーション開発に使用され、Web系開発を効率化できる機能が豊富です。

PHPのフレームワークはLaravel以外にも、Symfony、CodeIgniter、CakePHP、Zendなどがありますが、そのなかでもLaravelは世界的に人気があります。

今回はLaravelのディレクティブという機能について、ご紹介します。

Laravelのディレクティブとは？

ディレクティブとは、条件分岐処理や、繰り返し処理などの、制御をおこなうための命令構文です。
Laravel(Blade)では「@」から記述します。

条件分岐処理(@if)
PHPのif文に相当します。
「@if」が開始、「@endif」で終了を示します。
PHPのif文と同様に「@else」や「@elseif」と組み合わせることも可能です。

以下に例を記載します。

ControllerからViewに変数を渡します。
‘day’ => ‘weekday’;

Viewでの記述例
@if ($day == ‘weekday’)
今日は平日です。
@elseif ($day >= holiday)
今日は休日です。
@else
今日は祝日です。
@endif

代表的(使用頻度が高い)なディレクティブ

それでは条件分岐処理(@if)以外で、代表的なディレクティブをご紹介します。

@for(初期化; 条件; 後処理;) PHPのfor構文に相当するもの。
@foreach(配列 as 変数) PHPのforeach構文に相当するもの。
@while(条件) PHPのwhile構文に相当するもの。

それ以外にもレイアウト作成時に使用するディレクティブもあり、下記をよく使用します。
@parent 親レイアウトのセクションを示す。
@yield(名前) 配置場所を示す。
@extends(Bladeのファイル名) レイアウトの継承設定。

などなど、これら以外にも複数のディレクティブが存在します。
Laravelにはディレクティブ以外にも便利な機能がたくさんあり、開発の効率を上げてくれます。
習得難易度も比較的低いので、皆さんも学習してみましょう。