こんにちは!代表の藤井です。
今回は社員インタビュー第一弾として、営業の鈴木にインタビューをしました。
慶應大学卒業後、静岡銀行にて営業として7年勤務した彼ですが、頭取賞受賞経験や新規店舗立ち上げメンバーになるなど、営業成績の高さが評価されていたみたいです。
そのまま勤め上げれば、未来は保証されていたでしょう。
しかし、なぜ30歳という節目に何処の馬の骨ともわからぬスタートアップに参加したのか?今まで積み上げてきたもの、そして保証されていた未来を蹴って転職する事、しかもスタートアップへの転職は怖くなかったのでしょうか。
色々聞いてみました!
地銀にて泥臭く営業を重ねてきた7年間
(銀行マンに擬態する鈴木さん。)
Q:ご経歴を教えてください!
静岡県静岡市出身であり、慶應義塾大学を卒業後、新卒で静岡銀行に入行しました。その後7年弱勤務し、2020年3月にPaintnote株式会社へ入社しました。
前職では、営業職として法人および個人向け融資を担当。既往取引先との深耕営業から新規開拓営業まで幅広く経験してきました。
飛び込みでの訪問営業など、1日に50件以上まわるなどはよくある事でして、泥臭く営業してきました。
一番直近では、同行の最新店舗の立ち上げメンバーに選任されて、新規貸出金増加に注力してきました。
静岡高校⇒慶應義塾大学⇒静岡銀行と、静岡県内ではチヤホヤされるキャリアを歩んでいました笑
エースとして活躍していた静岡銀行時代
Q:結構良い成績を納めていた様ですが、詳しく教えてください
社内表彰を3回いただきました。
社内表彰は政治的要素が絡むケースもよくあるので、運でとれちゃうこともありますが笑
複数回受賞できたのはやっぱり当時、相応の営業実績をあげていたからだと思います。
もちろん、すべて自分だけの力で成し遂げたなんて驕ってはいませんでしたが、自分はきっとエースなんだろうなという自負を持って働いていた時もありました。
繰り返しになりますが、静岡人としては結構良いキャリアを歩んできたかなと思います。
「僕は営業の神となる」
Q:鈴木さんの将来の夢を教えてください!
将来は会員制のバー的なものをやりたいと思っています。コワーキングスペース的な要素もありつつ、セミナーも開催しつつとか、なんでもありな感じで。
(こういう感じのイメージでよかったでしょうか、鈴木さん!)
ただのバーではなくて、いろんな道の成功者たちが集まるようなバーにしたいです。私は「場」を提供しているだけで、知らない間にお客さん同士で勝手にビジネスの話が進んでるような空間がつくれたら素敵だなと思ってます。
そんな夢がある一方、今の私がバーを開いたところで、来て欲しいお客さんには来てもらえないことが明白でした。実績もなく大きな挑戦もしていない。お客さん目線に立った時、わざわざ私のバーに立ち寄る必然性がなかったのです。
そういう人たちに集まってもらうためには、自分自身もなにかしらの道を極め、実績を必要があると考えました。だったら私は営業にて大きな成果を残し、営業の神になる!と決意して今の道を選びました。
Paintnoteの3人目のメンバーとして、営業組織を牽引していく。そうして営業面から事業成長を支えてようやく、その人が開くバーに立ち寄りたくなると思う存在に、自分自身がなれると思うんです。
蛇足ですが、何歳になっても「きもかわいいおじさん」でいたいなと思ってます笑 成功者をも惹きつける人間力を磨きたいです。
夢を叶えるために決意した転職
(きもかわいいおじさんを目指す鈴木さん。ちょっと「きも」の要素が多めでしょうか。)
Q:その夢にむかって、Paintnoteへの転職は合っていたのでしょうか?
営業の神になるという目標に対して、Paintnoteは、自分の力を試せる場だと思ってます。
前職は銀行という看板があっての営業だったので、どれだけ自分という商品で勝負できていたのかが測りづらいところがありました。だから純粋に自分を試してみたいと思っていました。
それと、いわゆるレガシー業界と私の営業スタイルやキャラクターの相性が良く、親和性が高いと思ったことも決め手でした。私も銀行でアナログ業務を毎日行ってきたが故に、お客さんの気持ちがよくわかる。
また実は私は土建屋の孫であり、Paintnoteの塗料・塗装業界というのも、馴染みがあります。
ここまで自分を最大限に活かせそうな環境が目の前にあって、試さないわけにはいかない。
自分を試すには最高の場だな思っています。
圧倒的多数の反対意見の中、ついに一歩を踏み出す
(カメラを意識しすぎて表情カッチカチの鈴木さん。)
Q:なぜ将来を約束された前職のキャリアから、スタートアップへの一歩を踏み出せたのでしょうか?不確実性の高いスタートアップに参加する不安などあってもおかしくないと思うのですが。
転職に対しては、正直反対の意見ばかりでしたね、周りは。
ただ、これまでの話のまとめみたいになりますが、将来どんな人間になりたいかを改めて考えた時、現状維持を続けたときに実現の絵が浮かばなかった。銀行内での自分のキャリアはある程度イメージできても、将来なりたい像から遠ざかってくような気がした。
といっても、結局はそれっぽい理由を並べているだけで、結局は行動できない理由を自分自身ではなく、会社に転嫁しようとしている自分に嫌気がさした、というのが転職しようと思ったきっかけです。
そんな時に、創業者の2人に出会って、自分の欲求に嘘をつかない姿勢に感銘を受けたことが大きかったです。Paintnoteの組織文化の一つに「勝ちにこだわる組織」というのがあるんですが、どんな綺麗な言葉を並べようと、元にあるのは勝ちへの純粋な渇望であって、嘘を並べていても何も意味がないな。自分の人生くらい自分が責任をもって切り開いていこうという気持ちになりました。
最終的にはキャリアを捨てる恐怖よりも、現状のまま自分に嘘をつき、言い訳を探し続ける将来の自分に対する恐怖が勝りました。よく将来パパになった時のことを妄想するのですが、自分の生き方に誇りをもって語れるパパくらいにはなってたいなと。
最初は不安もあると思いますが、ある程度自分のなかで転職する理由が明確になっていて、残すは金銭的な理由だけということであれば、一歩踏み出してもいいのではと思います。私的には、多少年収を下げてでも得たい経験だったし、将来大きなリターンになると思っています。
バランスのいいチーム
(ある日の営業チーム、ウェビナー後の1枚。)
Q:チームメンバーの雰囲気はどんな感じですか?
いいバランスですね。キャラ的にも。
私の大好きな「ルフィ海賊団」のようなチームに近しい気がします笑
弊社が大切にしている組織文化の一つに「愛のある組織」というものがあるのですが、たしかにコミュニケーションの根底に「愛」をもっているメンバーが集まってるな、という感覚です。もちろんスキルも大切ですが、採用においては、人間性を重視してる会社だと思います。
また「学習する組織」ということにも触れておきたいです。個人の学びを組織の学びにしようという意識が非常に高いです。ひとつ例をあげると、代表藤井の実務経験(塗料販売店や塗装店で勤務)の日記なんかは非常に学びになりましたね。
弊社はNotionという情報共有ツールを使っているのですが、これまで蓄積されてきた記録のおかげで、業界理解が圧倒的に早まったのは間違いありません。入社1ヶ月程度の私でもお客さまの気持ちを理解し、不自由なく営業ができているのはこの文化のおかげです。
また年齢的にもバランスがいいです。
代表が25歳であるのに対し、取締役が30歳、私も30歳わりと平均年齢高めのスタートアップです笑
代表が一番若いというおもしろい構造になっていますが、代表のもつ圧倒的バイタリティが、年上を惹きつけている所以だと思います。他の若いチームに比べればいい意味で落ち着いていて、おじさまチームに比べれば、バイタリティに長けている、といった絶妙なバランスだと思います。
オフサイトMTG@鎌倉で深める互いの理解
Q:オフサイトMTG@鎌倉をやってみてどう思いまいしたか?
大切なイベントです。仲間が増えたことに対しての、喜びとありがたみを強く実感できる場です。また、互いの思考を理解し合うために、全員で語り合うのが単純に楽しい。
最初は、割と自分について話すことに抵抗感や恥ずかしさがあったのですが、開示することで自分の強みや弱みに改めて気付かされました。互いの強みや弱みを理解しあったことで、仕事やコミュニケーションが格段に円滑になったなと感じます。人数が増えても続けるべきイベントだなと思っています。
スタートアップ転職して感じた大企業との違い
Q:大手からスタートアップへ転職した際に驚いた違いについて教えてください
すべての行動・言動に責任をもつ、自分で考えること。これについて、求められるレベルが圧倒的に違うなと感じました。
また社内コミュニケーションの方法も全く違いましたね。
大手だと決裁までに複数人の目が入ることや、最後は決裁者のご意向、ご気分次第みたいな慣習もあります。そのため「どうせ自分のアイデアがそのまま通ることはないだろう」と諦めたり、深く考える前にさっさと上に意見を聞いてしまった方が結果として決裁までのスピードが早くなった、という経験を何度も重ねると、徐々に自ら考える習慣が薄くなっていくのだろうなと思いました。
正直、まだまだ私もこの悪い習慣を完全払拭できているわけではありません。毎日反省の繰り返しですが、前職と比べて非常に速い速度で自分自身が成長していることを感じます。
また、スタートアップに転職して、自分なりの一番の変化は、生きている感覚を得られたことかもしれません笑。いままでは死んでいたというか、他人の時間を生きていたような気がしています。忖度だらけの人生だったような。
自分の時間を生きるだけで、こんなにも幸福感が違うんだなということに気付けました。これだけでも良い選択をしたなと思っています。
同じく燻る社会人の方へ
Q:最後に鈴木さんから、一歩踏み出すのに躊躇っている方へメッセージをお願いします
前述したように、いままでの私はほぼ死人に等しかったかもしれません。笑
どうせやるなら圧倒的に結果を出そうの気持ちで継続してきましたが、思いの他、達成感も小さかった気がします。誰のために頑張ってるのかよくわからなかったですね。まずは自分を大事にすべきという感覚を今になって覚えました。
以前は見て見ぬフリをして流していた自分の課題にも、毎日気付かされます。正面から向き合っていくしかない世界故に苦しい面ももちろんあります。でも正直なところ、そこに向き合ってなにか試行錯誤してやってみるというサイクルは非常におもしろいですよ。
特に以前の僕と同じような燻り系サラリーマンのみなさん!一緒に息しましょう!
曲がりなりにもこれまで結構やってきたよな自分、て自負を持ってる方、自分に嘘をついても意味がない環境に身を置くと、本当に楽しいです。あそこで決断してよかったなと思うのもこれからの自分の行動次第。
安定したキャリアからスタートアップへ挑戦することへ不安のある方は、是非私とお話しましょう。
お待ちしております。
以上、鈴木さんのインタビューでした!
30歳で大手からスタートアップへ転職してきた彼の覚悟は凄まじく、頼りになります。
鈴木と話してみたい方などは是非、弊社に遊びにきてくださいっ