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【社員インタビュー】「脱炭素に向けた構造転換」という社会課題に挑戦するアイ・グリッド。事業の表舞台で活躍する PM採用の狙いとは?


今回は、株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ(以下、アイ・グリッド)で社会課題に真っ向勝負を挑んでいる開発マネージャーNさんにインタビュー!

DX推進部の現在のプロダクトや今後のミッション、PM採用の狙い、求める人物像について詳しくお話しを聞いてみました。

アイ・グリッドの事業、プラットフォーム

ーアイ・グリッドはどんな会社だと思いますか?

アイ・グリッドは、お客さまや地域社会の脱炭素化を支援する事業・サービスとして、再エネ自給率を最大化するGXソリューション事業、余剰再エネを循環・供給するエナジートレーディング事業を展開しています。

ビジョンである「グリーンエネルギーがめぐる世界の実現 」を目指し、地域・分散型の新しいエネルギーシステムの構築を通じ、脱炭素社会の実現に取り組んでいる会社です。

この二つの事業は、エネルギーを4つの領域「創る」「繋ぐ」「減らす」「活かす」に分けてサービスやシステムを提供しています。

GXソリューション事業では、「創る」の、自然を傷つけない屋根上太陽光発電設備の設置・運用、「減らす」として、エネルギーマネジメントシステムを提供、「活かす」では、AIやクラウド技術を用いた分散型プラットフォームを通じて、蓄電池やEV充電ステーションと太陽光発電所を組み合わせたシステムの開発・運用を行っています。

エナジートレーディング事業では、「繋ぐ」の、事業所・家庭向けにCO2ゼロ電力の供給を行っています。

ビジョンである「グリーンエネルギーがめぐる世界の実現 」を目指し、地域・分散型の新しいエネルギーシステムの構築を通じ、脱炭素社会の実現に取り組んでいる会社です。

「創る」では、自然を傷つけない屋根上太陽光発電設備の設置・運用、「繋ぐ」では、事業所・家庭向けにCO2ゼロ電力を供給、「減らす」では、エネルギーマネジメントシステムを提供、「活かす」では、AIやクラウド技術を用いた分散型プラットフォームを通じて、蓄電池やEV充電ステーションと太陽光発電所を組み合わせたシステムの開発・運用を行っています。

ーR.E.A.L. New Energy PlatformⓇについて教えてください

顧客の“GX”を実現する次世代エネルギープラットフォーム、それが当社独自開発のR.E.A.L. New Energy PlatformⓇ(以下、R.E.A.L.プラットフォーム)です

このプラットフォームは、先進技術を融合した再エネプラットフォームで、全国に散らばるオンサイトソーラー、蓄電池、EV充電設備、エネマネシステム、需要家などをA I基幹システムとつなげ、分散型のエネルギーネットワークを構築することで、再生可能エネルギーが循環する基盤となっています。

施設の再生可能エネルギー100%化を実現する為、EVチャージャーなどの機器をワンデバイスで統合制御し、再エネ自給率を最大化するプラットフォームを自社開発しています。

DX推進部のミッション

ーDX推進部が目指しているミッションを教えてください

1つ目は、R.E.A.L.プラットフォームの開発です。

このシステムの開発により、サービスの付加価値向上に貢献しています。

2つ目は、煩雑なビジネススキームを改善し、業務の効率化を図る社内DXの開発です。

いずれにしても、会社のサービスの付加価値向上や組織の拡大に貢献する、というところをミッションとして持っています。

プロダクトと今後の展望

ー実際に開発・運用しているプロダクトについて教えてください


「R.E.A.L.Dashboard」

各店舗の発電状況をリアルタイムで可視化できるアプリですね。アイグリッドが独自開発したIoTで1分値を収集し、AWS上に構築したプラットフォームにデータを集約し、お客さまにも提供しています。比較的日本での商用化実績が少ないAWSの技術も使っていて、本国の技術者が来日したり、AWSのイベントでアイグリッドのブースを設けたりAWSブログに記事を掲載したり、注目されていることを実感しています。

現在は可視化がメインですが、今後は操作や制御も可能にしていけたらと考えています。

「Storage Controller」

導入いただいた蓄電池の電池残量や充放電状況、太陽光発電や余剰電力と蓄電池の動きを可視化するアプリです。遠隔で蓄電池の充放電を動かすこともできます。

状況に応じて充電したり放電したりできるので非常に便利なシステムです。

「R.E.A.L. AiR」

AIを活用した空調制御アプリです。

快適性を損なわずに店舗の空調を自動制御することで節電に繋げます。

リモート操作とAIによる自動化で現場の業務負担を低減し、より確実な省エネの実現に繋がっています。

「R.E.A.L. PPA Manager」

アイ・グリッドのアライアンス先やメンテナンス事業者の方がメインで使うアプリです。

主に、太陽光サービスの監視と請求業務において当社サービスを導入している企業さまに使用していただいております。

こういった裏方で活躍しているアプリも内製で開発しています。

「R.E.A.L. Surplus Manager」

オンサイトPPAにおける余剰電力の予測や調整を行うアプリですね。

余剰電力の買い取りはアイグリッドの強みの一つで、このアプリを使って社内業務を円滑に進めることが出来ます。業務とアプリどちらにもアイグリッドのノウハウがたくさん詰まっています。

ーこれらのプラットフォームの強みは何でしょうか?

ご紹介した上記のR.E.A.L.プラットフォームは単体の販売や提供はしておらず、太陽光や蓄電池を利用してくださっているクライアントに限って提供しています。

そのため、事業とシステムをセットで推進しているということになります。

実際に、太陽光だけを扱っている業者は他にもいますが、そういった場合可視化に特化しているアプリケーションも多いです。

弊社のR.E.A.L.プラットフォームは、可視化だけではなく、操作や制御まで扱っているシステムを開発しているという点が、強みの一つだと感じています。

ーこのプロダクトの今後についてはどのように考えていますか?

先に挙げたR.E.A.L.プラットフォームは、非常に有用でありながら、それをうまくお客さま側で使いこなせていないという課題があります。

その理由は、まだまだユーザビリティに欠ける点と認知度が低い点ですね。

ユーザービリティの面では、クライアントも含めて、誰もが使いこなせるアプリケーションを目指しています。

例えば、現在はサービスごとのアプリケーションを提供しているわけですが、利用目的や用途に合わせて機能の再編をすることで、より使いやすく改善していきたいと考えています。

認知度に関しては、会社として一枚岩になって進める必要があると感じています。

太陽光や蓄電池など、売ったら終了ではなく、導入後のカスタマーサクセスの向上に力を入れていくことが重要です。

実際、現在提供しているアプリケーションのダッシュボードは、素晴らしい画面に仕上がっているものの、「数値を見たところで何をどうしたらいいのかがわからない」というようなうまく使いこなせていない事例もあります。

そういった問題にも対応できるよう、2024年9月にはカスタマーセンターも開設しました。

顧客視点に立ち、徹底的に顧客満足度を高めていくことで、認知度向上にも繋げていきたいと考えています。

PM採用の狙い・目的

ー今回のPM採用における、狙いを教えてください

やはり、世の中に先手先手でITサービスを展開していくために、サービスを一緒に作り上げていく仲間を増やしていきたいというのが目的ですね。

IT業界は変化のスピードが非常に早く、それに伴ってアイ・グリッドもどんどん変化し、成長していかなければならないという状況です。

会社の成長のために取り組むべき事業、取り組みたい事業がたくさんある一方で、IT人材が不足しているために、社会の変化についていくので精一杯になってしまっているという現状があります。

それを打破するためにはシステムを作ることができる人材が必要不可欠というわけです。

アイ・グリッドは、太陽光や蓄電池だけでなく、それらに付随するITシステムがトータルでサポートし合っている、いわばビジネスとITを両輪で進めている会社だといえます。

IT人材が不足し、この両輪がうまく回らなくなってしまうことを考えると、人材確保は喫緊の課題ですね。

ー新しいPMに任せたい具体的な職域はどんなところでしょうか?

既存のアプリケーションを改善し、付加価値を高めていく領域を新PMにはお任せしたいと考えています。

提供しているアプリケーションは、まだまだアップデートの余地があると考えているので、そこにフォーカスしていきたいですね。今はアプリケーションが個別最適化されている状態なので、GXを実現するにあたってそれぞれのサービスを組み合わせたり、全体最適なプラットフォームへと進化させていきたいです。

また、新規アプリケーションの開発にも期待しています。

現段階で、サービスごとにアプリケーションを提供していますが、これで全てのGXをカバーできるとは考えていません。

アイ・グリッドの経営陣や事業戦略部がイメージしているシステム企画や計画を、より具体化してサービスに落とし込むところでご活躍いただきたいと思います。

その際、事業サイドや開発パートナー企業と目的を持ってコミュニケーションをとることは重要です。

場合によっては、パートナーと協議した上で事業サイドに提案することもあります。

ーアイ・グリッドでPMとして働く面白さはどんなところでしょうか?

表舞台で活躍できるところと、多様な業務に携われるところだと思います。

ITと聞くと良くも悪くも、裏方で動いているイメージが強いと思いますが、アイ・グリッドはサービスとITが両輪で進んでいる会社なので表に立って仕事ができます。

私自身も、「(大成建設さんの有名なコピーに)地図に残る仕事。というのがありますが、まさに人々の生活を陰で支えつつ、世の中に残るような仕事がしたい」という想いをもって業務をしています。

社会貢献しているんだ、という実感を持って働くことができるのは、アイ・グリッドの魅力の一つですね。

また、担当領域が広くPMとして複数のプロジェクトを見て回る必要もあります。

多様なプロジェクトに携わりつつ、「プロジェクトマネージャー」から「プログラムマネージャー」に進化するようなキャリアアップにも繋がります。

もちろん、どの会社でも複数のプロジェクトを並行して進めていくということはありますが、アイ・グリッドはアジャイルな組織で、スピード感を持って開発や業務を進めていくという点においては、他社とは異なるかもしれませんね。

日本の会社の多くは、何かプロジェクトを進めていく場合、検討を重ねた上で半年〜1年かけて開発していく場合が多いですが、それでは現場の変化に追いつけないと考えています。

まずは作って、その上で進化させていくという流れを重視しています。

何事もスピーディーに進めていくので、もちろん大変な部分も多いですが、その分やりがいも感じますね。

自分のスキルを積極的に活かして、自身が置かれた状況に応じて適切に対応できる人はとても理想的です。

そういった意味では、前職の事業スタイルや経験はさほど重要な要素ではないかな、と感じます。

ー求める人物像を教えてください

1つ目は、社会課題をDXで解決していきたいという志を共有できる方ですね。

アイ・グリッドは、脱炭素をITで前進させることに取り組む会社です。

この取り組み自体も面白さがありますが、GXを生業としている会社でもあるので、そこに対する想いは共有する必要があるかな、と思います。

やはり会社のビジョンに共感していただくことは大前提ですね。

2つ目は、自分の役割だけでなく、業務に柔軟に対応できる方です。

アイ・グリッドは、従業員120人程度の成長過程の会社です。

一人ひとりが自分の与えられた仕事だけをこなしていても、会社の成長はないですし、個人の成長にも繋がりません。

ポテンヒット的に、要所要所で立ち回れる方は活躍の場をどんどん広げていけると思います。

そういった状況もあるので、会社の横の繋がりは強く、お互いに相互フォローし合える関係性も出来上がっているので、そこは安心していただけたら嬉しいです。

もちろん、前職の知識や経験があるに越したことはありませんが、どんなメンバーでもアイ・グリッドでチャレンジしたいという方であれば大歓迎です。

異なる業界、未経験の仕事内容でも、積極的にチャレンジしていける方をぜひお待ちしております。

脱炭素という社会課題に対して真っ向勝負を挑んでいる私たちと一緒に働きましょう!

当社の採用サイト・募集ポジションはこちらをご参考ください!


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