『望まない孤独をなくす』というミッションを実現すべくチャット相談の現場責任者として活躍されている増田郁さんにインタビュー。これまでスーパーバイザーとして相談現場の責任者を担当し、メンバーからも1000名を超えるボランティアさんからも絶大な信頼を寄せられている増田さんです。最初の頃はなかなか業務に慣れず苦労した時もあったそうです。入職3年目をまもなく迎える彼女がこれまで歩んできた道、そして今後の挑戦についてお伺いしました。
増田さんが、貴法人への入職を決めた理由を教えてください。
前職において、障がい者雇用のサポートをする中で、業務内容だけではなく家庭での孤独感や将来に向けての不安を吐露される方が多くいました。そこで仕事に限らずより多くの方の孤独感や不安感に寄り添える仕事をしたいと思い、転職を決意しました。
あなたのいばしょへの入職を決めたのは、24時間365日どこからでも相談が出来る窓口があると知り事業について自分も実際に携わりたいと思ったことがポイントとなりました。選考中には自分の疑問点についてもメールで迅速丁寧に対応いただいたので安心して面接を受けることが出来ました。また、面接の中で理事長から「つらいとき、頼れる人に出会えることを『偶然』ではなく『必然』にしたい」という言葉に胸打たれ、少しでも孤独孤立を減らす仕事をしたいと思い入職しました。
チャット相談事業部中での役割について教えてください。
「あなたのいばしょチャット相談」における現場責任者として、相談対応や支援を実施すると同時に、世界中にいるボランティア相談員に対してスーパービジョン等を実施しています。また、相談対応だけでなく、国内外で行われる研修の企画運営やや相談員のキャリアサポートが出来るよう組織づくりの一端も担っています。
標準的な一日の流れを教えてください。
14:00から出社の場合(その他7:00から、22:00からの3交代制で勤務しています)
▼14:00/出社、メールチェック、早番シフトのスーパーバイザーと業務の引継ぎ
▼15:00/社内ミーティング、プロジェクトの進捗確認
▼18:00/休憩
▼19:00/相談対応、相談員さんのフォロー対応、振り返り面談など
▼22:00/メールチェック、遅番シフトのスーパーバイザーと業務の引継ぎ
▼23:00/退勤
残業することもありますが、終電に間に合うよう帰宅しています。シフト制の為、周囲のスタッフと業務連携をすることにより、自分が不在の時間も安心してオフタイムを楽しむことが出来ています。
入職前と入職後とで、ギャップはありましたか?あればどのようなものですか?
入職してギャップを感じたことは、SNS相談というデジタルな世界であるため、職員はクールな方が多いのかなと想像していましたが、皆さん熱い思いを胸に秘めている方が多く、ひとりひとりの想いや優しさを日々感じられる職場だと思います。大変だったことは、SNS相談という先駆的な取り組みの事業であるため、日々相談を取り巻いている環境やエビデンスを持って事業を進めるために積極的に学びを深めることや、新しい情報にアンテナを張り巡らせておく必要があることだと思っています。
スーパーバイザーに向いている人、向いていない人とは?
チームで業務を進めていくため、協調性と発信力と対応力が必要と感じています。たくさんの方々を巻き込んで業務を進めていく必要があるため、周りにポジティブな影響力がある人でありたいと日々思っています。個人プレイをしたい方にはしんどい職場かもしれません。
この仕事を他の人にオススメするなら、どの点をアピールしますか?
仕事を通じて孤独孤立をなくすことを体現できる点だと思います。スーパーバイザーはチャット相談の現場責任者という立場であるため対応力が求められますが相談者さんの明日へ繋げる仕事を担っていると思うとやりがいを大きく感じられる仕事だと思います。
職場の雰囲気や人間関係について教えてください。
アットホームな職場だと思います。幅広い年齢層の方がいますが、自分の考えをしっかり持っている方が多いと感じています。ミーティングでは白熱することもありますが、普段は穏やかな方が多いと思います。人間関係については、相談を受けられるメンタルを保つ為、一緒に甘いものを食べてリフレッシュする、冗談を言い合う等チームで相談対応が乗り切れるようみんなで声掛けが出来る関係性だと思います。
最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございます。「あなたのいばしょ」は孤独孤立をなくすために日々邁進している場所です。今後さらに飛躍して事業を拡大していこうとしている前向きな職場で皆様と一緒に働くことが出来たらとても嬉しいです。人と人との繋がりに貢献できる職場でぜひ一緒に働きましょう。心より皆様の応募をお待ちしています。