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こんにちは、Robot Consultingメディア部です。
今回は弊社の代表取締役会長 横山英俊に、事業内容や起業のきっかけなどについてインタビューしました。事業の背景にどんなストーリーがあるのか、ぜひご覧ください。
ー 事業内容
Robot Consultingでは「法の民主化」の理念のもと、主にAIと士業を融合させたサービスを開発、提供しています。現在、デジタル上で法律について24時間無償でアドバイスを聞くことができる『ロボット弁護士(ROBOT LAWYER)』の開発を進めています。また、企業のDX化や業務でAIを活用するために必要となる知識が学べるeラーニング研修や、BtoB向けのクレジットカード決済による資金繰り改善サービス「請求ロボ」の提供などを行っています。
LLM(大規模言語モデル)などAIを活用した『ロボット弁護士』は、チャットボットのように気軽に利用できるので、法律や労務といった法律トラブルをすぐに相談することができることが特徴です。『ロボット弁護士』なら24時間、無償で対応できます。また、AIでの解決が難しい場合やより詳しい相談を希望する場合はリアルな弁護士と連携することも可能な画期的な新サービスです。
ー 士業の紙文化に着目して起業を決意
起業前は投資家として活動しており、なかでも社労士事務所の相談役を務めた時に、士業において今だ残る紙資料をベースとした膨大な業務の作業効率化を図ることや、蓄積された貴重なデータをなんとか活用できないかと日々考えるようになりました。そこでたどり着いたのが、士業とAIをかけ合わせたリーガルテックのサービス提供でした。そして、2020年株式会社Robot Consultingを設立しました。
ー 開発中『ロボット弁護士』の構想背景
SNSや動画配信サービスが身近にある生活ネット社会の現代において、皆さんもなにかしらのトラブルや悩みをかかえた経験があるのではないでしょうか。そんな法的トラブルに遭遇した場合、弁護士へ相談する人はどのくらいいるでしょうか。
とあるデータによると、日本では悩みを抱えた人10人中、弁護士に相談に行ったことがある人は約1人だそうです。つまり9人が泣き寝入りの状態です。その理由は、弁護士に相談したくてもどこに相談すべきか分からない、弁護士費用が高額など、さまざまなハードルがあるようです。
そこで私たちはAIでチャットボットを介して法律家を繋ぐという『ロボット弁護士』を開発しています。AIを活用することのメリットはいくつかありますが、まずは“学習させたデータをほぼ忘れない”というAIの特性があげられます。どんなに優秀な弁護士でも六法全書を一言一句暗記することは不可能に近いでしょう。さらに、AIで初動を自動化できれば弁護士の稼働費を圧縮することも可能なので、弁護士費用を抑えることも期待できます。
『ロボット弁護士』への相談は24時間いつでも無償に利用できるので、法律相談のニーズが広がることで、法律の平等化、「法の民主化」の実現に近づけると信じています。
ー Robot Consultingの未来
現在は日本を中心としたサービスを提供していますが、数年以内には『ロボット弁護士』などのプロダクトをグローバル展開したいと考えています。それと同時に、AIに世界中の法律を学習させて、世界中の法律家をつなぐネットワークの構築も目指していきます。
Robot Consultingは、グローバルなビジネス展開を一緒に支えてくれる仲間を探しています。
皆さんにお会いできる日を楽しみにしています!