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「日本中小企業大賞2023」にて部門最優秀賞を受賞しました!

実は先日2023年12月14日、国内最大級の中小企業の祭典「日本中小企業大賞 2023」において、SOZOWは『ベストプランニング賞 事業プランニング部門 最優秀賞』を受賞しました!

不登校激増などの社会課題に革新的な学びでチャレンジする取り組みを評価いただいた形です。

日本中小企業大賞2023におけるSOZOWの受賞について

日本中小企業大賞2023『ベストプランニング賞 事業プランニング部門 最優秀賞』は、中小企業でありながら掲げた目標の大きさとその目標を実現するための計画性があり、その取り組みの将来性に期待を持つことができる企業を表彰する賞です。

SOZOWは、応募総数215件の中から選出され、栄えある賞を受賞いたしました。

受賞理由(『日本中小企業大賞 2023』公式リリースより引用)

現在、6人に1人が不登校という危機的とも言える日本の子どもたちを取り巻く課題を解決するため、「習いごと」「フリースクール」「イベント」の 3 つの事業を通して、子どもの「夢中」や「好奇心」にフォーカスした革新的な学びを提供。インドでの実証実験など、海外まで拡大するユニークかつチャレンジングな事業プランニングを評価しました。

特別審査員からのコメント(引用元は同上)

特別審査員3名から、MVP賞以外の受賞企業で印象に残った3社を発表。…(一部省略)山本聡一さんはベストプランニング賞 事業プランニング部門最優秀賞を受賞したSOZOW株式会社を選出。「教育という既存の業界に対して中小企業ならではの取り組みを行なった」と他の企業にない取り組みを評価。「教育×テクノロジーは、あまり儲からないと言われている中で売り上げを伸ばされていることだけでなく、経営メンバーが全員教育業界の異端者であることからも枠に囚われないスピード感を感じられます。」と刺激を受けた様子でした。

プレゼンターの市原隼人さん、ハヤカワ五味さんから賞を授与

SOZOW代表 小助川より受賞にあたってのコメント

日本中小企業大賞2023 最優秀賞、ありがとうございます! チームSOZOWで受賞できたこと、とても嬉しいです。

実は、SOZOWは子どもに様々な体験機会を提供するテーマパーク構想から始まりました。しかし創業直後に突然訪れたコロナ禍を経て、試行錯誤の結果、オンラインで地域格差を超えて子どもたちに「エデュテイメント」を届ける企業として生まれ変わったのです。(「エデュテイメント」とは、「学び=エデュケーション」と「エンターテイメント」をかけ合わせた造語)

2021年1月、マインクラフト、デザイン、プログラミングなど多彩なテーマで子どもの好奇心に火をつけ、ライブ型の学びで非認知能力やデジタル創造力を育むオンラインの習いごと「SOZOW PARK」をスタートさせます。そこでは学校に行っている子も行っていない子も関係なく、オンラインという環境を活かし、「好き」で全国の子ども同士が繋がり、生き生きとアウトプットする姿がありました。

動画)コロナ禍で夏祭りの中止が続く中、多くは学校に行っていない全国の子どもたちがオンラインでつながり作り上げた夏祭り

私も子育てにおいて、娘が「学校に行きたくない」となった経験があります。先生と合わない、給食が食べられない、など様々な理由や要因で学校に行かなくなった子どもたちは、多くの場合「自分はダメな人間だ」と自信を失っていきます。本来は、可能性にあふれた、社会の希望そのものである存在にも関わらずです。

少子化が進む一方で、2022年の不登校・長期欠席は46万人(*1)と激増しており、日本の子どもの精神的幸福度は世界ワーストクラス(*2)というデータもあります。150年続く画一的教育システムとは異なる、新たな学びの選択肢が必要なのではないでしょうか。

(*1)令和4年度 文部科学省 「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」より(*2)2020年 ユニセフ報告書「レポートカード16 先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か」より

テクノロジーの発展と社会の多様化が進み、時代は急速に変化しています。このような社会を生きる子どもたちに必要なのは、「好き」や「得意」を活かし、夢中になって自らつくり出す力です。そこで私は、学校に行っていない子どもが自分の好きなことで自信を取り戻し、社会で活きる力を身につけられるオンラインのフリースクールを作ることを決心しました。

2021年10月、全国から10家庭が参加し始まったのが「SOZOWスクール小中等部」です。

それは、決められたカリキュラムがなく先生もいない、テストも偏差値もない新しい形の学校です。「教科」ではなく「興味」が学びになる場所。オンライン・メタバースを活用し、多様な仲間や大人とつながり活動できる環境。

しかしながら、当初は前例がない中、日々どんな活動を子どもに届けるか、模索と葛藤の連続でした。社内でたくさんの議論もしてきましたし、思い通りにいかないことも多くありました。そんな私たちを支えて導いてくれたのは、紛れもなく、SOZOWを利用されるご家族の温かな声と、そして子どもたちの変化でした。

「子どもが『明日が楽しみ』と言うようになったんです」

自己肯定感を取り戻し、生き生きと変化する子どもたちの姿。涙が出るほど嬉しいお言葉を、全国のご家庭からいただいてきました。いえ、国内だけではありません。シンガポールなど、海外からもSOZOWスクールに通ってくれている子どもがいます。現在では、「SOZOWスクール小中等部」は約600家庭が在籍する日本最大規模のフリースクールとなりました。2024年4月には「SOZOWスクール高等部」の開校も予定しています。

2023年を振り返ると、習いごとサービス「SOZOW PARK」のリニューアルや、「SOZOW FES」という多くの企業・団体と共創したオンラインフェスの開催、インドでの実証実験、そして11月に迎えた「SOZOWスクール小中等部」の正式開校など、多くのチャレンジがありました。そして、今もひたすらチャレンジを続ける日々です。

SOZOWを支えてくれるメンバーに、改めて感謝を伝えたいと思います。シビアな現実に直面することも度々ありますが、ポジティブで、いつもエンターテイメント(そこからエデュテイメントへ)を忘れない仲間たち。広い視野でビジネスを考えることもできるし、目の前の子どもの人生のために全力投球し、そして、大人も「好き、やりたい」の気持ちを忘れない。互いに尊重し高め合いながら、「チームSOZOW」で、「好奇心と可能性を解き放ち、未来をSOZOWする学びの生態系をつくる」というビジョン実現のために突き進んでいきたいと思います。

受賞に喜ぶチームSOZOW
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