デザイナー N.J.さんインタビュー
「自分が好きなことで、ちゃんとお金をもらえるなんて信じられなかった。」そう語るのは、青森県三沢市でフルリモート勤務を続けるデザイナー・N.J.さん。
リアルインベントでリモート勤務をしながら、全国のクライアントに向けたデザイン業務を担っています。
今回は、前職とはまったく異なる業界からキャリアチェンジを果たしたN.J.さんに、働き方のリアルや、リモートでも信頼されるための工夫、そして今後の目標についてうかがいました。
「地元でできる仕事がなかった」から、好きだった“絵”を仕事に
![]()
―― まずは簡単に自己紹介をお願いします。
青森県三沢市で暮らしていて、現在37歳です。基本的には自宅でフルリモート勤務をしていて、会社に関わるデザイン業務全般や、外部案件のデザインサポートなどを担当しています。
―― デザイナーになる前は、どのようなお仕事をされていたんですか?
前職はテレビ局で放送電波の管理をしていました。全くの異業種です。結婚を機に引っ越すことになったんですが、その地域には前職のような仕事がなくて…。しかも当時はコロナ禍で、就職先も少ない。
そこで「自分にできることって何だろう?」と考えたときに、昔から好きだった“絵”や“パソコンを使う作業”を思い出しました。そこから半年間、ウェブデザインの学校に通い、フリーランスを経て、今の会社に出会いました。
―― 異業種からの転職は大きな決断だったと思います。なぜ転職しようと思ったのでしょうか?
「せっかくなら、手に職をつけられる仕事をしたい」という気持ちが強くなり、その中で候補に浮かんだのがデザインやウェブの仕事でした。
もともとパソコンを使うことも、ものづくりも好きだったので、「好きなことを仕事にできたら一番いい」という思いで方向性を決めました。
向いていたのは「ひとりで集中できる働き方」
―― 実際に働いてみて、リアルインベントの制度や文化についてはどう感じていますか?
フルリモートでの働き方に不安はまったくなかったです(笑)。もともと大人数で働くよりも、一人で集中して作業できるスタイルのほうが向いていたので。リモートワークには昔から憧れていたくらいです。
なのですごく自分に合っているなと感じています。信頼ベースで働ける環境が整っていて、自分で勤怠やタスクを管理していれば、働き方は自由。
また、入社年数に関係なく意見を聞いてくれるカルチャーがあって、気軽に「こんなことやってみたい」と話せるのも嬉しいですね。
![]()
―― リモートワークでのコミュニケーションで意識していることはありますか?
とにかく「即レス」です(笑)。表情が見えない分、既読無視・未読無視は絶対にしないと決めています。
「今日中に返事します」「明日対応します」など、ひと言でもいいから返すように心がけています。チャットではなるべく感情が伝わるように、言葉を丁寧に選ぶようにしています。
―― デザインチーム内でのやり取りはどうですか?
ちょっとした雑談も交えながら、メンバー同士で声をかけ合うようにしています。「大変そうですね、頑張りましょう!」といった一言でも、気持ちが軽くなるので。
状況を共有し合えるチームであることは、精神的にも大きいですね。
好きなことを、仕事にできる喜び
―― 今の仕事で、どんなときにやりがいを感じますか?
まず「デザインの仕事ができている」こと自体が嬉しいんです。
地方に住んでいて、しかも未経験からのスタートだったので、まさか本当に仕事として成立するとは…って(笑)。
今はポートフォリオをまとめて期末評価に提出すると、しっかり見てもらえる文化もあるので、自分の成長や努力をちゃんと見てくれている実感もあります。
―― スキル面や考え方で、成長を感じる瞬間はありますか?
最近は「ただ作る」だけではなく、「なぜこれを作るのか」「誰に届けたいのか」といった視点を自然と持てるようになってきました。
単に見栄えを整えることが目的ではなく、そのデザインを通して何を伝え、どんな行動や感情を引き起こしたいのかを意識できるようになったのです。
課題解決のためのデザインを考える姿勢は、入社後に多様な案件へ関わる中で少しずつ身についた力であり、経験を重ねるごとに磨かれてきたものだと感じています。
地方にいても“全国”とつながれる時代に生きる幸せ
―― 地方にいながら、全国規模の仕事に関われる点についてはどう感じていますか?
それこそが、一番の魅力だと思います。
地元だけにいたらきっと出会えなかったであろう仕事や人、そして広い世界に、リモートという働き方を通じて関われるのは、本当に貴重で幸せな経験です。
案件ごとに新しい業界や価値観に触れられることで、自分の視野もどんどん広がっていきますし、「自分のスキルがこんな場所でも役に立つんだ」という発見が、次の挑戦への原動力になっています。
今は、「仕事って、お金のためだけじゃなくて、もっと楽しくていいんだ」と心から思えるようになりました。
だからこそ、同じようにやりがいや楽しさを感じながら働ける仲間を増やしたいですし、デザイナーチーム全体をもっと強く、魅力ある存在に育てていきたいと考えています。
![]()
―― 今後の目標を教えてください。
チームとして、もっと力をつけていきたいです。
単に自分が成果を出す“個人プレイヤー”としてだけではなく、全体を見渡しながら方向性を示せる“デザインディレクション”にも挑戦したいと考えています。
そのためには、デザイナー同士の連携をさらに深めるだけでなく、エンジニアさんを含めた社内のさまざまなメンバーと知識やアイデアを共有し合い、プロジェクトをスムーズに進められる体制が必要です。
デザインと開発が一体となり、ひとつのゴールに向かって動けるチームがあれば、もっとスピード感のある提案や、クオリティの高いアウトプットが実現できると思っています。
「地方でも、こんなに楽しく働ける」ことを知ってほしい
―― 最後に、地方での挑戦を考えている方にメッセージをお願いします!
青森のような地方でも、リモートで全国の仕事に関われるって、実はすごく幸せなことなんじゃないかと思っています。
特に、今までは「お金のために働く」と割り切っていた私にとっては、「好きなことで人の役に立てる」ってすごく特別な感覚なんです。
ぜひ、思い切って一歩踏み出してみてほしいです!
私たちリアルインベントは、場所に縛られずに働きながら、全国の仲間やクライアントとつながれる環境を大切にしています。
「地方にいながらやりがいある仕事をしたい」「好きなことを武器にチャレンジしたい」――そんな想いを持った方と一緒に、もっと面白いチームをつくっていきたいと思っています。
あなたも、N.J.さんのように“好きなことで人の役に立つ”一歩を踏み出してみませんか?
ぜひ募集ページをご覧ください。
👉 募集情報はこちらから