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トロンボーン一筋で留年、飼い猫はインフルエンサー。プランナー 松本 悠樹

ここで発信していくのは、GOメンバーのポートフォリオ。
コーポレートサイトだけでは伝えきれないメンバーたちのカラーや強みについて、できるだけくわしくお伝えしてまいります。

The Breakthrough Stories第18回は、 プランナーの松本悠樹(まつもとゆうき)。

新卒で朝日広告社に入社し、営業、プロデューサーの仕事を経て、2021年11月にGOに参画。THE CREATIVE ACADEMY(GOが運営する教育プログラム)の受講生だった松本がGOメンバーになるまでの経緯や、トロンボーンに打ち込んだ学生時代の話、ウワサの愛猫の話などについて聞いてみました。

松本悠樹(まつもとゆうき)
2016年朝日広告社入社。営業職、プロデューサー職としてコミュニケーション戦略の設計、クリエイティブ制作などを経験した。GOが事業展開する教育プログラム「THE CREATIVE ACADEMY」の超実践コースを経て、2021年11月、GOにジョイン。KOSE「雪肌精」、ソニーネットワークコミュニケーションズ「NURO 光」、FamilyMart「ファミマル」などのコミュニケーションを担当している。趣味は漫画、トロンボーン、絵を描くこと、猫


自分は企画で勝負したかったんだ、と気づいた

——松本さんがGOに入社するまでの経歴について教えてください。

新卒で朝日広告社に入社しました。営業として大手食品メーカーを担当したり、マーケティングプロデューサーとしてコミュニケーションの設計・実装に取り組んだり。そうした日々を送るなか、ある仕事がきっかけで「あ、自分は企画で勝負したくてこの業界に入ったんだった」と初心を思い出し、そこからはプランナーのような動きをするようになりました。

——初心を思い出すきっかけになった前職の仕事とは、どのような内容だったのでしょうか?

「するが企画観光局」の仕事です。静岡中部エリア(=するが)に訪れる観光客を増やすために、観光局の方々とともにさまざまなプロジェクトを仕掛けていました。

中でも記憶に残っているのが、「茶氷(ちゃごおり)プロジェクト」。点在するお茶屋さんを束ねて、静岡茶を使ったかき氷「茶氷」メニューを開発してもらい、静岡を代表するご当地スイーツにしていく、という企画でした。

茶氷プロジェクトのシンボル「茶氷旗」

私はプロジェクトのシンボルになる旗やパンフレットの制作、SNSでの発信を担当したのですが、当時静岡に行くと、自分がつくったパンフレットを手にお茶屋さんを回る人たちを、一人二人ではなく、何人も見かけました。

人が動く、そして現象になる。自分は「こういう仕事をしたかったんだ」と思い出させてくれた仕事です。

——そこから、GOに入社したのはどういった流れだったのでしょうか。

企画についてちゃんと学びたいという思いから、「THE CREATIVE ACADEMY」*を受講しました。「個人課題で全部1位を獲れば、GOに裏口入社できるのでは?」という期待を込めての挑戦でした。

ありがたいことに第1回、第2回の個人課題で1位に選んでいただいたのがきっかけで採用試験のチャンスをもらい、アカデミー卒業生のクリエイティブ入社第1号としてGOにジョインすることができました。(ちなみに、最終的な成績は「全部1位」には程遠い内容でした(笑))

*THE CREATIVE ACADEMY……GOが運営する、次世代のクリエイター・ビジネスプロデューサーの育成を目的とした教育プログラム

THE CREATIVE ACADEMYで1位を獲得した企画

ここからは、キャリアの歩みを進めるとともに増加した体重の軌跡をご覧ください。これは社会人一年目の時。痩せてる……

社会人2年目。まだ痩せてる……

社会人4年目。太ってきた……(現在の姿はプロフィール写真にてご確認ください)

——GOでは、主にどのような仕事を担当していますか? また、得意領域についても教えてください。

ファミリーマート、ソニーネットワークコミュニケーションズ「NURO 光」、KOSE「雪肌精」、タカラトミー「ベイブレード」などを担当しています。

得意領域は正直まだまだ開拓中ですが、SNSを軸とした提案を担当することが多いです。アートディレクター的な発想の企画が多いと言われることもありますが、自分の中では得意というレベルにまで達していないので、もっと磨いていきたいと思っています。

——GOで手がけた仕事の中で、最も思い出深いものはなんでしょうか?

東京都書店商業組合と取り組んだ、本屋さんに足を運ぶ習慣をつくるための企画「#木曜日は本曜日」です。

本屋を愛する著名人の方々が出演するYouTube動画を制作し、毎週木曜日に公開。特設サイトも毎週更新するというのを、20週連続でやり続けました。コンテンツを生み出すことと、提供し続ける大変さを実感した仕事でした。

テレビ番組制作やYouTuberの方々って本当にすごい!と身にしみて感じました

結果、動画の総再生回数は半年間で400万回を突破。Twitterの投稿件数は4万件超え。書店における選書の売上は220%と、人の動きを実感できた仕事になりました。


飼い猫が中国のインフルエンサー

——これまでのお話を伺うと、努力家で、着実に目標を達成させていく実行力を感じます。GOではどんな人だと言われますか?

「穏やか」「落ち着いてる」と言われますね。大学時代は真逆な性格だった(態度がでかい/キレまくっていた)ので、「人は変われる」ことを身をもって感じています。

——GOで「これは負けない!」と思うことは何ですか?

飼い猫のフォロワー数でしょうか。飼い猫の「たける」が中国のインフルエンサーになりつつあります。

自分がTwitterであげていた写真が中国でバズったことをきっかけに、TikTok(中国版)とRED(中国で普及するSNSアプリ)のフォロワー数が合計40万人を超えました(笑)。現在はGOの中国事業チームメンバーがアカウントを運用してくれています。

思わぬ形でインフルエンサーになってしまった飼い猫のたける


——“マイベスト”なコンテンツを3つあげるとしたら、何を挙げますか? ジャンルは問いません。

ベストを決めるのは難しいですね……。

①『インセプション』(映画)
全人類が経験しているのに、他人と一生共有できない体験「夢」。変幻自在な夢を映像に落とし込み、あんなにワクワクするSF超大作に仕上げる手腕、脱帽です。なによりあの衝撃的なラストシーン! 答えを観客にゆだねてくる、ある種の意地悪さが大好きです。同監督の『インターステラー』も捨てがたい。

②『チェンソーマン』(漫画)
週刊少年ジャンプで連載がスタートした時の衝撃が忘れられない作品です。絶望的な展開が主人公・デンジによってコメディ化してしまう感じ(第1部前半)、最新話が更新されるたびに心を滅茶苦茶にかき乱されるような秀逸な展開(第1部終盤)、既視感ゼロの表現(地獄、図書館、エンドロールなど)など、すべてが最高です。第2部も毎週欠かさず楽しみに読んでいます。

③『おしいれのぼうけん』(絵本)
子どもの頃よく親に読んでもらった絵本。恐怖と興奮が同居するような不思議な感覚で読み進められる物語で大好きでした。人生で初めて触れた「ホラー的なもの」かもしれません。大人になった今でもこの本を思い出すって本当にすごいことですよね。もうすぐ1歳になる息子にもいつか読み聞かせてあげたいです。

——人生で「負けられない!」と思った勝負はありますか?

大学時代の吹奏楽コンクールですかね。これまでの人生を振り返ると、小・中・高・大、ずっとトロンボーン一色で、特に大学時代はすべての時間を部活に捧げていました。(そのせいで、2年も留年しました)

日本一になったり、なれなくて悔し泣きしたり、色々ありましたね。今は仕事・育児との兼ね合いでトロンボーンから離れていますが、余裕ができたら週末にまた演奏したいです。

大学時代、全国大会で金賞を受賞した時(編注:賞状を持っているのが当時キャプテンだった松本さん)


——今すぐ平日に3連休をとれるとしたら、何をしますか?

毎日ワンオペで育児を頑張ってくれている妻に代わって、家事・育児をやりまくります。妻に「真の育児休業」を……!

——GOのミッションは「変化と挑戦」です。松本さんにとっての「変化と挑戦」とは?

やはり、ここ数年で一番の変化といえば「子どもが生まれたこと」であり、挑戦といえば「家庭と仕事の両立」です。

月並みなチャレンジかもしれないのですが、これが、やってみると本当に難しい……。プランナーとして成長するために自分に負荷をかけながら、家庭にもちゃんとコミットできるように知恵を絞る毎日です。

仕事との両立に奮闘するも、妻に頼りっぱなしです



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