今回は、ロジテックの倉庫事業部でコーディネーターを務める黒田 あかり(くろだ あかり)さんにインタビューしました!
2024年に新卒で入社し、最初は倉庫マッチングサービス「サバケル」の営業を担当。1年目の冬に倉庫へ異動し、受注管理からカスタマー対応までを丸ごと請け負う、社内でも前例のない案件を立ち上げてきた黒田さんに、これまでの歩みと仕事の面白さを聞いてみました。
Q1. まずは自己紹介をお願いします!
ロジテックの黒田あかりです。2024年4月に新卒で入社して、いまは3年目。倉庫事業部 千葉のコーディネーターとして、東習志野倉庫でEC案件の運用を担当しています。
ざっくり言うと、お客様のネットショップに入った注文を正しく出荷につなげ、届いたあとのお問い合わせにも対応する仕事です。「倉庫の中」と「お客様のお店」の間を丸ごと受け持っているイメージですね。
Q2. 入社の経緯と、当時の物流のイメージを教えてください。
就活の軸は「裁量を持って働けること」でした。いろんなことを自分でやってみたかったんです。その軸で見ていく中で、キャムコムグループの風土に惹かれて入社を決めました。
新卒はグループ一括採用なので、てっきり人材の仕事をするものだと思っていたら、配属はロジテック。「物流会社なんだ」というのが最初の感想です(笑)。
物流のイメージは、正直「体力勝負」でした。学生時代に宅配会社の仕分けや、12リットルの水を仕分けるアルバイトをした経験があったので「腰を痛めそうだな」と。実際は、営業配属だったので「現場には入らないんだ」と少しほっとしたのを覚えています。
Q3. 最初のお仕事は、倉庫ではなかったそうですね。
はい。最初に携わったのは、倉庫と荷主さんをマッチングするプラットフォーム「サバケル」の営業でした。
ロジテックに入ってまず驚いたのが、想像よりずっとシステマチックな会社だったことです。倉庫の営業をするのかと思いきや、サバケルやドライバーピットのように「プラットフォーマー」としての立ち位置を強く打ち出していて。
サバケルは私たちの入社とほぼ同時に始まったサービスだったので、テレアポのトークフローも、展示会で名刺交換した方へのメールDMも、「誰に、何を届けるか」というペルソナ設定から新卒の自分たちで考えていました。
進め方は「まずやってみる」。自分で考えて、自分で動かせるのがすごく印象的でした。物流の仕事って、体力勝負でとにかく手を動かすイメージだったんですが、実は「考える仕事」も多い。早々にそんな面白さと、入社前のイメージとのギャップを感じましたね。
とはいえ、一人きりで進めるわけではありません。考えたことがある程度形になったら、いったん上司に見せてフィードバックをもらったり、ほかの人から意見やアドバイスをもらえたりする場面もたくさんありました。任せてもらいつつ、ちゃんと見守ってもらえる環境があったから、安心して前に進めたんだと思います。
Q4. 1年目の冬に、倉庫へ異動されたんですね。
東習志野倉庫で、ECのフルフィルメントサービス「Demand LOGISTICS」の案件が新しく始まることになり、その立ち上げメンバーとして声をかけてもらいました。サバケルでDMなどマーケティングに近い仕事をしていた経験が、新しい案件と相性がいいと見てもらえたようです。
ロジテックの異動は、「1年経ったから」「何年目だから」というより、新しい案件やサービスが始まるタイミングで、やる気や適性のある人に巡ってくるものだと感じています。日々の仕事をちゃんと見てもらえているんだなと感じています。
Q5. 担当されている案件の、何が「前例のない」挑戦だったのでしょう?
一般的な倉庫の仕事は、お客様から届いた出荷指示どおりに商品を出し、在庫を管理するところまでです。今回の案件では、その手前の受注管理まで私たちが担っています。
受注管理は、ネットショップに入った注文データを確認して、正しく出荷につなげていく仕事です。ネットショッピングは出荷までの期日が短く、すぐに対応しなければいけないことがほとんど。スピードを大事にしながらも、送料が追加でかかる条件の注文はないか、お客様に確認が必要な注文はないか等をチェックしていきます。エラーやイレギュラーがあれば、その場で修正することも。エンドユーザーさんに気持ちよく受け取っていただくためには、細かいところも見逃せないので、確認作業がとても多いんです。
なかでも、いちばん神経を使うのは、注文一つひとつにある条件を精査して、漏れなく正しく出荷につなげるところです。
さらに、エンドユーザーさんからのお問い合わせ対応も倉庫で受けています。多いのは「まだ届かない」「キャンセルしたい」「不良品があった」といった内容。受注も在庫も出荷状況も手元で見られるので、「本日出荷作業に入っています」「その注文はまだ止められます」とその場ですぐ答えられるのが強みです。不良品の場合も、お客様と決めたルールに沿って、代わりのパーツをすぐ発送できます。
実は、これが私にとって初めてのメイン案件だったので「倉庫の仕事ってこういうものなんだ」と思っていたんです。でも、あとから周りに聞いて「受注管理まですべて担うのは、普通じゃなかったんだ」と知りました(笑)。
Q6. 立ち上げで、つまずいたことはありましたか?
たくさんありました。最初は、どこを見れば十分なのかがわからないので、漏れが怖くて全部の注文を手で確認していたんです。当然、すごく時間がかかります。
もうひとつは、引き継ぎの難しさです。立ち上げから関わっている私にとっては「前提」の情報でも、新しく入ったパートさんや派遣スタッフさんには伝わっていなかったり、理解がすれ違ったり。自分がわかっていることは、相手もわかっているはず。そう思い込んでいたことに、そこで初めて気づきました。
だからこそ、そのたびにマニュアルを直して、チェックリストをつくって、情報を目に見える形にしながら認識をすり合わせていきました。作業の順番そのものを、ミスが起きにくい流れに組み替えたりもしています。その結果、いまは新しく入った方も、ずっと早く覚えられるようになりました。
Q7. 東習志野倉庫は、どんな雰囲気の職場ですか?
女性が多くて、細かいところまで気がつく人ばかりです。「この案件、ここは気にしなくて大丈夫だよ」と、自分の担当でなくても気づいた人が教えてくれることも多くて、お互いでフォローし合える雰囲気の職場だと思っています。
それから、Excelのマクロやいくつものシステムを横断して使いこなす、PCスキルの高い人が多いのも特徴です。私がアルバイトをしていた頃の倉庫は、リーダーさんがメモを見ながら指示を出していたので、ギャップに驚きました。
365日動いている案件もあるので、1つの案件を最低3人がわかる状態にして、チームで回しています。私も配属後の1ヶ月は、物量の少ない案件で練習させてもらってから、自分の案件の立ち上げに入りました。一人でできるようになったからといって完全に一人にされることはなくて、隣や向かいの先輩に「これってどうでしたっけ?」とすぐ聞ける距離感なのも働きやすいと感じています。
Q8. これから挑戦したいことを教えてください。
直近では、新しくできた八千代の拠点(八千代LFC)への案件移転・集約の動きがあるので、その立ち上げにもしっかり関わっていきたいです。
その先でやりたいのは、立ち上げそのもののノウハウを、誰でも使える形にすることです。いまあるマニュアルは私の案件専用ですが、システム設定で最初に押さえておかないと後でエラーになるポイントや、機械に任せて工数を減らせるところなど、案件をまたいで使える知識がたくさんあります。
自分が経験して培った知識をロジテック全体で共有できれば、受注から丸ごとお任せいただくような大きな案件も、もっと受けられるようになるはず。自分が立ち上げにチャレンジできたからこそ、その経験を会社の財産にしていきたいと思っています。
Q9. 最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします!
立ち上げを経験して痛感したのは、「わかっている」と思い込むことのほうが、よっぽど危ないということです。何か足りていないかな、大丈夫かなと、いつも全体を見渡す姿勢がいちばん大事なんですよね。
だから、業界経験がないことは不安材料じゃないと思っています。先入観がない分、フラットに物事を見られると思っているので「まだわからないからこそ、周りに目を向けよう」と思える人なら、絶対に活躍できます。そうやって動いていれば、周りも必ずサポートしてくれますよ。一緒に働けるのを楽しみにしています!