こんにちは!
株式会社ジークの採用担当/志岐です。
先日の投稿で、「『安定』とは自分に実力がある状態のこと」という話をしました。
しかしながらやっぱり、新卒は初めての社会人。どこまで自分がやれるのか未知数で不安、業界や職種、会社の安定性も重視したいよ!という方に向けて、私たちの仕事が実際どうなのか、解説します。
この投稿ではジークの属する「業界の安定性、将来性」という点でお話します。
特に27卒以降の方は、業界研究に繋がる内容ですので、最後までお読みください!
目次
Q1.ジークの業界は?
Q2.建築業界ってどうなの?
Q3.じゃあ不動産業界ってどうなの?
Q1.ジークの業界は?
建築・不動産業界
建築 : 住宅のリフォーム、戸建てや賃貸マンションの建築を行う工事業者
不動産 : 不動産の仕入れ、完成物件の販売・仲介、賃貸物件の管理を行う宅建業者
Q2.建築業界ってどうなの?
▮ 安定した需要!
建築には、公共物やビル、分譲マンションなどの建設も含まれますが、その建築物は必ず老朽化します。そのため定期的なメンテナンスやリフォーム、再建の必要が出てきます。
特にリフォームにおいては、壊れた部分の改修だけでなく、ライフスタイルの変化に合わせた住宅改修もあり、快適な暮らしを求めた需要が増えています。
▮ 既存住宅の流通量は増加傾向にある!
「マイホームが欲しい」となった時、注文住宅を建てる方、建売を買う方、新築分譲マンションを選ぶ方がいる一方で、既にある戸建てや分譲マンションに住む、という方が増えています。
その背景には政府による空き家の再生支援や住む人の経済的理由、そもそも空いている土地がない・住みたい立地に新築を建てられない、という理由があります。
そんな状況なので、私たちのお客様である不動産会社の買取再販販売戸数は10年前と比べて180%拡大しています*。それは今後も伸びていくと予想しています。
*:国土交通省 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001849549.pdf
とはいえ、建築業界は人手不足、長時間労働など、安定性・将来性とはまた別の課題を抱えているのも事実です。需要に対する担い手の少なさから、若手のうちから専門的な知識や技術を蓄える必要があります。労働時間については法改正で改善が進んでいますし、弊社自体もひとりひとりの負担軽減や時間外労働を減らす取り組みを行っています。
Q3.じゃあ不動産業界ってどうなの?
▮ ニーズがなくなることはない!
人が健康的に生きていくためには住まいは欠かせません。経済的な理由があろうと、自然災害が起きようと、住まいの確保は多くの人が優先的に行います。
また、新型コロナウイルスの影響で住宅への関心が一気に高まりました。関心の高まりが分かる例ですが、住宅・不動産に関する出版物は2019年と2024年で比較すると約1.8倍増えています*。生活の質向上のため、住宅の住み替えやリフォームの注目度が高まっています。
*:出版書誌データベース「Books」調べ
▮ 不動産投資の需要拡大
住宅用途の新築着工数は10年前と比較すると約12%減っており、それに従って持ち家として建築する数も減っています。その一方で、実は貸家として建築する割合は増加しています*¹。
その背景には、資産運用もありますが、老後の年金のためや所得税・住民税対策を目的とした不動産投資が増えているからです*²。
*1:国土交通省 建築着工統計調査
*2:株式会社グローバル・リンク・マネジメント https://www.global-link-m.com/wp-content/uploads/2022/08/f23ff87dee6312a4aa41ab8171b18b53.pdf
建築・不動産業はインフラ・インテリア・金融・保険・運送業など他の業界との繋がりも多く、人々の生活や国の経済成長を支えている重要な基幹産業です。そういった意味では、なくなるどころか、なくてはならない仕事といえます。
今回は業界の安定性、将来性の話をしました。
建築・不動産の知識やスキルは、長期的に役立ちますので、身につけておけば長い人生においてプラスに働きます。
業界でお悩みの方、一度話を聞きにきてください!