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今回紹介するのは、エンジニアでありながら、オフィスの中で誰よりも鋭いアイデアを量産している中条真理子。
みんな電力のお客さんが使用電気量などを確認できるポータルサイトなどを手掛けるWEBエンジニアとして活躍している。バックエンドからフロントエンドまで幅広くこなし、プロジェクトマネージャーをしているかと思えば、自分でも手を動かしプロダクトを作り上げている。
彼女はまさにみんな電力らしいエンジニアリーダーと言えるだろう。
中条真理子がみんでんに来た
中条の前職は依頼されたお客さんのシステムを開発するというものだった。
大手の企業のシステムを作ることもあったが、
「アイデアがとまらないエンジニア」中条には思っていたことがあった。
「ただ、お客さんの依頼を叶えるだけではなくて、自分たちが主体的に何かしてみたい!!」
そんな時、ふと彼女の目に映ったコラムがあった。
みんな電力の「顔の見える電力」である。
「超いいな」
中条は呟いた。
思考・行動の早い彼女は、家の電気をみんな電力に切り替えた。
そんな出会いがあり、常々抱えていた思いを実現できると思った中条は、みんな電力に転職した。
「みんな電力だけにアプローチをして転職しました!」
”自らのアイデア”を”自らの手で形”に。スゴイぞ「超明細」!
みんな電力では、エンジニア側から「こうしたらいいんじゃないか」というアイデアを出せる環境がある。
「企画から携わりたいエンジニアにとっては、すごく嬉しいです。」
と、中条を含めエンジニアたちは口を揃えて言う。
それはシステムを自ら形作ることのできる彼女たちには好環境だ。
ちなみに、オフィスデスクはフリーアドレスになっていて、
隣の席に社長が座るなんてことも日常風景だ。
そして。
この環境で中条が、とんでもないものを開発してしまう。
それが中条発案「超明細」だ。
https://minden.co.jp/personal/report/2019/12/25/1868 (みんな電力_超明細)←すごいでぇ
中条はこの「超明細」ができた経緯を教えてくれた。
「私はみんな電力のユーザーなので、思いつきで自分が電気代どこに流れていっているかをグラフ化して、社長の大石さんに見せたんですよね。そしたら、「おお、いいねえ。作ってよ」ってなったので作りました(笑)」
この画期的な「超明細」の開発は、フレキシブルに社長に話し出せる環境と、中条のアイデアがあるからこそ実現した。
次はシリコンバレーを創り出す
「シリコンバレーみたいなチームつくりあげたい。」
エンジニアリーダーになった中条はシリコンバレーを目標にした。
そのために、週1で勉強会を開くなど、エンジニアが密にコミュニケーションを取れるようにし、より活発なエンジニアチームを作り出す、と中条は言う。
「新しい技術もガンガン入れて、スピードアップしていきたいです。エンジニアのみんなの技術の底上げも図りたいです。」
また、いち技術者としての心意気もバッチリだ。
それも
「新しい事業が立ち上がり、エンジニアに何か要求が来たときに、プロトタイプを1週間でボンっと作れるようになれば、すぐに試行錯誤ができるじゃないですか。」
と、みんな電力の速い事業展開に発破をかけるチャレンジャーでもある。
そんな中条がシリコンバレーを作り出したい訳がある。
それは入社する前からの想いだ。
入社した頃エンジニアチームは三人しかいなかった。
そんな中では、中条自身がしたいことはなかなか手に付かない。
「最初はみんな電力のポータルサイトの修正などをしていました。前職でやっていた言語と違ったので、最初は大変でした。」
と中条は言う。
前職では、
社会貢献に繋がっているというよりかは、技術アップだけに集中していた、と。
「私は何のために働いているのだろう」
そんな、“生活”と“仕事”を技術で繋げることのできる中条だったからこそ
コミュニケーション活発なシリコンバレーを求めたのだ。
アイデアがとまらないリーダーの野望
まず、みんな電力には、みな野望を抱いて入社してくる。
入社する前、社長に問われるのだ。「あなたの野望は何ですか?」
野望を持った新しい仲間も日々増えていった。
中条はその中でみんな電力の柔軟さ語った。
「みんな電力も、人が増えてきたら動きづらくなるのかと心配していたこともありましたが、柔軟に動けるような制度作りを進めてくれているのが嬉しいです。」
自ら働く環境作りを社員で行うことができるのが、
みんな電力からアイデアマン中条が離れられない訳であった。
そして、もちろん中条にも野望がある。
それは、新規事業を立ち上げることだ。
「地域の商店街を盛り上げたくて、あるサービスを考えています。みんな電力は三軒茶屋にオフィスがありますが、三軒茶屋の商店街に、毎日通っているはずなのに、誰も気に留めてないおせんべい屋さんがあって、最近はそういった商店街のお店のことを気にかけています。サービスの詳細は秘密です(笑)」
大手、宅送会社と争うのだと、
最後に中条はハニカミながら、語ってくれた。
自分の働く環境をより活発化させ、自らも新しい問題に挑戦し続ける中条。
そんな彼女の口角を見ていると、野望が実現する日は近いと感じるのも必然である。