これまで、様々な業界で営業職として経験し、現在はヴァンテージポイントでフリーランス営業として活躍する岡田さん(仮名)。
「営業に対する自分自身の考え方と会社が求める営業職に対する考え方にズレがあった」こう語る岡田さんが選んだのは、フリーランス営業という働き方でした。正社員で働き続けることに疑問を抱いていた岡田さんが今、前向きにチャレンジ続けられる理由とは。歯がゆい思いをしていた過去から現在に至るまでを丁寧に語っていただきました。
岡田さんの今までのご経歴を教えて下さい。
はい。これまでに3社経験し、営業や人材紹介に関わってきました。
1社目はレンタルサーバー事業を行なっていた会社で約4年程、営業職として勤務していました。
レンタルサーバーの販売代理店の新規獲得営業、直販売ができる法人企業への営業サポートに併せて、営業チームの新人教育も行なっていました。
2社目は、求人広告代理店に営業として入社し、求人広告媒体のアウトバウンド営業からインバウンド営業まで全て行っておりました。また、HP制作やLP制作など求人広告以外のWEBサービスも取り扱う会社だったので、人を集めるための手段として、WEB制作も併せて提案していましたね。そこで取引先だった会社が新会社を立ち上げるときにお誘い頂き、新しく立ち上げた会社のクリニックグループに新規事業部の責任者として入社しました。クリニックでの収益も得ながら、他の事業も立ち上げということで、医者の人材紹介事業の立ち上げから運用までを経験し、全国に4院あるクリニックの採用責任者も兼任していました。
岡田さんが目指す理想の営業スタイルはどのようなものでしょうか。
はい。個人的に意識しているのは、常にお客様目線でお客様の目的を達成するにはどうすれば良いかを考えるということです。もちろん高いプランを売れば、会社としての売り上げは上げられますが、それはお客様にとってベストなものなのかをしっかり考え、提案するようにしています。
採用責任者だった時は、求人広告などの営業を受ける側でした。その際、明らかに「高いプランで契約を取りたいんだな」と分かる営業マンを何人も見てきたのですが、いい気持ちにはなれなかったんですね。
それで、「実際にお客様目線に自分が立った経験があるからこそできる営業があるのではないか」と考え、今も行動しています。
これまでの経験から感じた、営業や働き方に対する問題点をお伺いしたいです。
はい。一番の問題点は、営業に対する自分自身の考え方と会社が求める営業職に対する考え方にズレが生じてしまっていたことですね。売り上げ目標が事細かく設定されていたり、このお客様は数字にならないなと思っていても会社からの指示で繫ぎ止めていなければならなかったり。
お客様の満足度というよりも、とにかく売り上げだけに意識がいっている会社に対し、自分の考えとのギャップをすごく感じていました。お客様の信頼を獲得することは二の次。そんな中でノルマに追われる日々は凄く息苦しい日々でした。
なぜ、そのような問題点が起こると考えますか。
私が考えていたこととして、お客様と信頼関係を築くという目標と、売り上げを立てるという目標が必ずしも一致しないことが大きな原因だと思います。
求人広告に限って言えば、お客様が何より満足し続けることはもちろん、「たとえ効果が出なくても、この人がいるから大丈夫だ」と営業マンに対して思ってもらえるくらいの信頼関係が必要になってきます。
そんな中でも、ノルマは常に意識しないといけなかったので凄くやりづらいなと感じていました。ノルマを達成するために、休日出勤はもちろん、会社に3日間泊まり込みしたこともあります。そういったことが蓄積した結果、会社側と営業側でズレが生じる原因に繋がるのかなと思いますね。
岡田さんがヴァンテージポイントを知ったきっかけを教えてください。
求人広告代理店に営業として勤務していた時に、村松さんが勤務されていた会社と取引があり、一緒に仕事をしていたんです。会社を立ち上げることは伺っていたのですが、2019年6月頃に改めてヴァンテージポイントの詳しいお話を聞く機会があったんです。
しかし、その時は、広告代理店時代の同僚を紹介することが目的だったので、付き添う形で一緒に話を聞いていたのですが、それがヴァンテージポイントを知ったきっかけでしたね。
ヴァンテージポイントを初めて知った時の印象はいかがでしたか?
初めて聞いた時は「フリーランス営業ってなにそれ!?」と思ったのが率直な印象でしたね。
実際に詳しく話を聞くと、新しくチャレンジングなことをしていると思いました。村松さんは知り合った当初から、仕事の実力はもちろん、人を巻き込む力があり、型にはまらないチャレンジャーな方だという印象があったので、凄く説得力もありました。
このまま、正社員でずっと働き続けるべきなのか悩んでいたので、信頼のある村松さんから話を聞いて、私もチャレンジしてみたいなと思いましたね。
岡田さんがヴァンテージポイントに所属した理由を詳しくお伺いしたいです。
ヴァンテージポイントの話を聞いた時に村松さんの考えるビジョンに共感できたことが大きいですね。
ビジョンの話を聞いてから、採用に困っているお客様を自分の経験や理論に基づいて、サポートしていきたいと考えるようになりました。ただ、正社員の働き方では、会社のルールやノルマもあり、自分の理想を実現していくのは不可能だと思ったんです。
ですが、いきなりフリーランスとして一人でやるとなると、屋号やオフィスを持ったり、求人媒体を探したりなど、やらなければならないことがたくさんあります。ヴァンテージポイントだと、改めて自分で用意しなければいけないものはありません。一人のフリーランス営業として土俵に立つことで、これまでの経験を生かし新しいチャレンジができると考え所属を決めました。
以前、正社員として働かれていた時に感じていた問題点は、ヴァンテージポイントに所属したことで解決できましたか。
はい、解決できています。フリーランスなので、そもそも“会社”という概念はなくなります。なので、営業として、私が一番大切にしている常にお客様目線に立ち、お客様が目的を達成できる提案ができています。自分が楽しく仕事ができて、お客様の求めることを実現させられれば、そこから自ずとお金は発生します。なので、より責任を持って仕事に取り組んでいきたいです。
ヴァンテージポイントで実際に働いてみての感想はいかがでしたか。
ヴァンテージポイントは何かに突き抜けた人たちの集団なので、今までの環境よりも学べる機会も多く、とても刺激的な環境ですよ。正社員時代には刺激をなかなか感じなかったので、凄く楽しいですね。
現在はどのようなお仕事を担当されていますか。
今は、人材紹介を中心に担当しています。医療系に従事していた経験を生かし、医者の人材紹介事業も少しずつですが動き出していますね。今後は、一企業の中途採用専門コンサルタントとしても動いていきたいと思っています。人事採用業務の外部委託先というイメージですね。企業が採用成功を続けるための手段の一つとして、提案していきたいです。