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略歴
静岡県で生まれ育ち、高校卒業後は製紙会社や印刷会社、家具屋など、さまざまな仕事を経験してきました。そうした現場で働く中で“ものづくり”への関心が次第に高まり、26歳のときに制作会社へ転職。グラフィックデザイナーとしてのキャリアをスタートしました。
紙媒体のデザインを中心に経験を積んだ後、以前から関心のあったWeb制作の世界へ。まだ分業が進んでいない時代だったため、デザインだけでなくHTML・CSSのコーディングやCMS実装まで幅広く担当することになり、最初は苦戦しました。しかし続けるうちにその面白さに気づき、JSアニメーションやFlashにも挑戦。気づけば、企画からデザイン、実装までを一人で完結できるクリエイターへと成長していました。
創業当時のメンバー
その経験が自信となり、「デザインから開発まで一気通貫で任せられるパートナーになりたい」という思いから独立を決意。フリーランスとして5年間活動したのち、株式会社テレパシーを設立し、現在に至ります。
目次
略歴
Telepathyを立ち上げた理由
独立・起業のきっかけ
なぜ“使い手の視点が欠けたデザイン”が、この世に溢れていると感じたのか
Telepathyのデザイン哲学
Telepathyで働くということ
Telepathyを立ち上げた理由
独立・起業のきっかけ
フリーランス時代から「世の中に、本当に良いものを正しく届けたい」という想いがあります。しかし、その想いを本当の意味で実現するには、一人では限界があると強く感じていました。価値を見抜き、言語化し、世界観としてデザインし、正しい方法で届けていくには、企画・デザイン・技術・表現など、複数の領域をまたいだ力が必要です。どれか一つが欠けても、ブランドの魅力は十分に伝わりません。
だからこそ、同じ方向を向き、同じ基準でクリエイティブに向き合える仲間とチームをつくることが不可欠でした。デザイナーやエンジニアだけでなく、撮影や編集、コンセプト設計に携わるすべての人が、ブランドの本質を共有しながら制作できる環境。誰か一人の才能に依存するのではなく、複数の視点が掛け合わさることで、より深く、より広く価値を届けられるチーム。そうした体制があって初めて、「本当に良いものを、本当に良い形で届ける」という理想に近づけると考えました。
Telepathyを立ち上げたのは、その理想を現実にするためです。個人の力には限界があっても、チームであれば、企業やプロダクトが持つ価値を多角的に読み解き、最適な形で表現できます。ブランドの本質を汲み取り、世界観をつくり、正しく届ける。その一連のプロセスを、企画からデザイン・開発・撮影まで横断しながら実践できる“クリエイティブチーム”が必要だと考えました。
Telepathyは、価値を深く理解し、必要な手段を掛け合わせ、最も伝わるかたちに編集していくための組織です。良いものをきちんと届けるための伴走者として、クリエイティブの力で企業やプロダクトが持つ魅力を最大化したい。そんな思いが、この会社の原点になっています。
第二期メンバー。Wantedlyさんに撮影していただいた、おもしろ写真。
なぜ“使い手の視点が欠けたデザイン”が、この世に溢れていると感じたのか
デザインの仕事を始めた頃からずっと、「なんでこんなに伝わっていないものが多いんだろう?」と疑問を感じていました。
きれいに整ってはいるけれど、読み手が迷うレイアウト。
手間をかけて作ったのに、結局ユーザーが行動しにくい導線。
企業の魅力がしっかりあるのに、それが全く伝わらないビジュアル。
現場で多くの事例を見て、気づいたんです。
使い手の視点が欠けたデザインは、人を迷わせ、余計な負担を生み出してしまう。
しかも、その違和感が問題として認識されないまま残っているケースが多い。
世の中にあるデザインの多くが、本来の目的を果たしていない──
その現実に、ずっと違和感がありました。
Telepathyのデザイン哲学
私たちが大切にしているのは、“見た目よりも目的”です。
もちろん美しいビジュアルは欠かせません。
ただ、それは“目的を達成するための手段”であって、ゴールではありません。
たとえばWebサイトであれば、
訪れた人が迷わず情報にたどり着ける設計や、読みやすい情報構造が必要です。
ブランド制作であれば、企業らしさを丁寧に抽出し、価値が正しく伝わる言葉や空気感を整えることが第一です。
私たちはいつも、「このデザインは人の行動を変えられるか?」を基準にしています。
Telepathyで働くということ
Telepathyのチームは、少数精鋭です。
だからこそ、一人ひとりの役割が大きく、0→1のフェーズからプロジェクトに関われます。
求めるのは“スキルより姿勢”。
デザインを本気で考えたい、クライアントに誠実でありたい、という人と一緒に働きたいと思っています。
私たちの仕事は、単に成果物を作るだけではありません。
企業の課題を抜本的に解決し、価値を高めるところまで伴走する。
そのために必要なのは、技術以上に「考える力」です。
Telepathyは、その力を磨ける環境だと思います。