よりクライアントに貢献できるパートナーを目指して。

ーこれまでの経歴と現在の仕事内容を教えてください。

現在は営業部長として新規案件の獲得とセールスチームの組織づくり、体制構築を担っています。営業部長になる前はコンサルティング事業部のマネージャーをしていました。GROOVEは3社目の会社で、これまで一貫してマーケティング分野での経験を積んできました。

新卒で就職した会社はEC関連の支援会社だったのですが、その会社では実務的な限られた領域でのサポートしか提供できなかったのでより広範なマーケティング活動を行える環境で挑戦したいと思い、2社目は業界最大手のPR会社に転職しました。そこではPRコンサルタントとして、高単価案件である上流のマーケティング戦略の提案を含めて幅広いプロジェクトに携わり、多くの貴重な経験を積むことができました。

ーそのような環境でなぜGROOVEに転職をしたのですか。

当時、運良く評価され大きなプロジェクトを任されるようになりましたが、PR会社で受ける案件の特性上、支援の効果を数字で示すことが難しく、僕は自分の仕事がクライアントの事業グロースに繋がっているか確信が持てず充実感を感じることができませんでした。この経験から、上流から下流までサポートし「こんなに貢献できている！」という手触り感のある支援が出来ないものかと模索するようになりました。

そんな時、GROOVEと出会ったんです。D2C事業を起点とし、代理店ではなくメーカーサイドの視点からEC事業の各プロセスでクライアントを支援してきた点が、僕の理想に近そうだと感じて応募しました。実際にいくつかの会社で選考を進める中で、社外に発信しているメッセージと実際の内情に少しギャップがありそうだなと感じる支援会社も多かったのですが、GROOVEは選考を通じて社員や役員と話す中で、本気でクライアントの最良のパートナーを目指していることや、会社やメンバーの方々自身にも常に変化と挑戦を続けていく姿勢を感じ、ここなら「なりたい自分になれる」と確信を持ち、入社しました。

ー実際にクライアントの支援を通じて、クライアントの事業成長に貢献している実感は持てましたか？

はい。コンサルタントとしての存在価値を感じる場面が多かったので貢献実感はかなり持てていました。自分が担当したクライアントの売上が２〜３ヶ月で数千万円改善した案件もあります。もちろんECやAmazonに関するノウハウは蓄積とアップデートを全社的に繰り返しているのでそれも強みになるのですが、そこからさらに一歩踏み込み、クライアントが自分自身では気付けない潜在的な課題を明確にするコミュニケーションが取れたことでクライアントの成功に繋がった事例は多く、やりがいにもなっていましたね。

チーム運営から組織創りへ。徐々に経営に近づいていく感覚。

ーこれまで一貫してマーケティング領域でキャリアを積んできた藤田さんが、なぜ営業部長になったのですか。

自分の手で組織をもっと大きくしたいと思ったんです。GROOVEに入社してからクライアントである経営者の方とお会いする機会が増えたのですが、その方々から会社経営の話を聞きながら、大儀を持って資本主義社会で生きている姿がカッコいいと感じ、圧倒されました。それをきっかけに、この方々みたいに自分の力で稼げるレベルに早く到達したいと強く思うようになりました。

そのためにはマネージャーとしてチームの目標を追うだけでは経験値として足りない。組織づくりやPLを見るというような経営者の視点を身に付けるべきだと感じ、当時まだ組織体制が構築されておらず、案件獲得に関しても伸びしろがあったセールスチームに異動しました。

会社の新規案件を獲得するセールスの仕事は、正直プレッシャーだと思いました。会社を背負うようなものなので、やりたくない人もいると思います。でも、僕は人がやりたくないところに成長の種があると思っているので挑戦したんです。人格を磨けば磨くほど上を目指せるようになると思っていますし、そこから営業部長になったのは、自分が成長したから役割を与えてもらった、という感覚に近いですね。

ー異動してから、具体的にどのようなことをされたのですか。

異動して最初の3か月で注力したのは、新規案件の獲得と組織体制の構築です。新規案件の獲得数については、異動前の約2倍に増やすことができましたし、大型案件の獲得もできるようになりました。同時に、セールスチームとコンサルティング事業部の連携を強化する動きもしていましたね。

具体的には、どうやったら受注確度が上がるかを考え、コンサルティング事業部に依頼するほうが良い案件の場合は、現場のコンサルタントに繋いで受注のサポートをしてもらったり、会社としてスムーズに案件を獲得できる座組を作るなどの体制構築を行いました。あとは、採用活動にも深く入らせてもらい、自分の組織は自分で作る動きはできたと思っています。

ーなぜそのような実績を作れたのでしょうか。

僕のこれまでの経験とパーソナリティの部分が大きいと思っています。僕は前職のPR会社の経験からマーケティングの上流概念を理解していましたし、GROOVEのコンサルタントとして本気でクライアントに向き合った経験から、クライアントの課題やニーズの解像度が高いんです。僕たちはAmazonのプロではありますが、クライアントはAmazon以外のチャネルもみています。メーカーから消費者に商品を届けるまでの手法がたくさんある中でどれが最適なのかを提案するためには、Amazonだけでなくマーケティング全体のもっと広い視野を持ってコミュニケーションを取る必要があるのですが、僕はこれまでの経験から人よりもマーティングの視野を広く持てていたんだと思います。

また、パーソナリティの部分で言うと、コンサルティング事業部のメンバーとフラットにコミュニケーションが取れる性格であったり、全体最適で物事を考えて人を巻き込める力が活きたと思っています。売上を作るために誰に何をやってもらうかを考えて実行に移すことはコンサルタントのマネージャ―時代からの強みで、大型案件を新卒メンバーに任せながら育てて売れるようにしたり、「とにかく稼ごうよ！それがカッコいいっしょ！」という空気感を作ってチームを盛り上げ、チーム全体の成果に繋げていたという経験も活きているかもしれません。

営業担当でありインフルエンサーとして、新たな領域を切り開く。

ー今後の目標を教えてください。

GROOVEを100億円規模の会社にしたいですね。そのために、セールスだけでなくコーポレートブランディングやPRの領域まで関わって、会社を成長させていきたいと思っています。GROOVEが顧客から求められているのは、メーカーの視点を持ちながら伴走し自社のビジネスを拡大してくれることなので、KPIはCPA（顧客獲得単価）やROAS（広告費用対効果）ではなくブランドシェア率なんですね。クライアントと一緒に成長していきたいと思っているからこそ、代表の田中がYoutubeでECやAmazonのノウハウをシェアしているのですが、田中に頼りきりではなく僕も積極的に関わっていきたいです。

事業観点で具体的に3～5年くらいでやりたいことは、顧客満足度を向上させてもっと人に紹介したくなるようなサービスを創ることです。今はAmazonがメインですが、他のECモールや自社ECサイトのコンサルにも範囲を広げたいですし、そのような案件をスムーズに獲得できるような組織づくりをしていきたいですね。

ー個人として目指しているものはあるのでしょうか。

営業担当であり、インフルエンサ―でありたいと思っています。実は学生時代に芸能の仕事をやっていたことがあったのですが、周りの人たちがすごすぎて勝てないと思い、その道に進むのを辞めた過去があります。でも今思うと、自分を資本として仕事をするという観点ではビジネスの世界でも同じで、僕はその経験を強みにしてインフルエンサーとしてライフスタイルの提案もしていきたいと思っていて、ちょうど今田中と話を進めているところです。

そこから商品開発にも繋げていきたい想いもあります。会社が世の中からどう見られているか、どんなニーズがあるのかが分かり事業開発の視点が持てるのは、新規顧客に向けたセールスを担当している立場だからこそなんですよね。

熱意と行動力で事業をドライブしていく。

ーGROOVEで働く魅力を教えてください。

GROOVEは尊敬できる経営者と接点を多く持たせてくれます。僕は昔から負けず嫌いの性格で、やるからには上を目指すというタイプだったので、GROOVEでは最短でマネージャ―に昇格しました。でも、先ほど少しお話しましたが、入社後に経営者の方々と関わる中で上には上がいると分かり、より一層野心が芽生え上昇志向の熱が高まったことが、今事業を成長させるための原動力になっています。

そして、GROOVEは今拡大期・成長期なので大変なこともあるのですが「みんなで支え合おう」というマインドを持つ仲間がいることも魅力です。高い目標に向かって進みつつもできないことはできないと素直に言える環境ですし、できない部分をお互いの強みでカバーしながら支え合っていける組織が僕は好きですね。

ー最後に、転職を検討されている方にメッセージをお願いします。

僕は自分らしく生きている人が好きです。これまで会ってきた尊敬する経営者の方々も、GROOVEの仲間にも共通しているものはこの「自分らしさ」です。自分らしさのある人は、自分の強みや自分がこだわりを持っていることには熱意があって、その熱意があるからこそ行動ができるし、事業をドライブしていけると思っています。

未経験の方も歓迎です。野心をお持ちの方、現在に満足しているけれども更なる成長を望んでいる方、挑戦できる環境を求めている方、ぜひご応募お待ちしています！