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楽しいノリが好き!勉学そっちのけの歌姫が、「長く共に働き続けたい」と思える組織づくりに貢献したい!と誓うまで。

「何でもやります!」

入社歓迎会の社員紹介で、そうキャッチフレーズとして書いた紙をもって発表した彼女が、半年経った今、総務部メンバーとして庶務や実務、採用活動支援や法務チームでの書類処理は無論、さらには部署の垣根を超えて、企業コミュニケーション業務のサポートから営業電話に訪問と、あらゆる業務に日々チャレンジしています。

こんな彼女のモチベーションのルーツと、今後の目標は何なのか? 本人への取材を通じて、チャレンジと楽しむ工夫を惜しまない彼女の内面にスポットを当ててみました。

入学願書提出前日の深夜「フランスって何かカッコイイやん?」で決めた進学。 そしてバンドで味わった“嬉し泣き”と“悔し泣き”。

彼女の学生時代は、勉学そっちのけでバンドと共にあったと言っても過言ではありません。好きなアーティストは椎名林檎、東京事変、Paramore・・・、学園祭や学外のステージライブに出演するなど、いつも魂の叫びでバンド仲間と共に演奏し続けてきました。

入学願書提出前日の深夜、母が軽いノリで言った「フランスって何かカッコイイやん?」の一言で、関西では名の知れた外国語大学のフランス語コースを専攻し、見事に合格するも、あまりの難しさに挫けてしまうのですが、教授陣の熱心なご指導もあって何とか再履修を回避して、3年次から英語コース専攻に変更し、無事に卒業することができました。

大学では以前から憧れていた軽音部に入部して、勉学そっちのけで4年間バンド活動に熱中しました。
部内で行われる定期ライブではライブごとにベストバンド・ベストアクトを投票で選ぶ制度があり、初めて選出されたのが大学3回生の学園祭でした。
学園祭での定期ライブは普段とは違い、午前と午後に分かれており、屋外であることと来場者の目に触れることから気合の入るライブの1つでした。

午前の部で椎名林檎(上の写真)、午後の部でEVANESCENCEのコピーバンドで出演し、午前の部ではベストバンド・ベストアクトの二冠、午後の部ではベストアクトに選出され、人生で初めて嬉し泣きと悔し泣きをしました。
大勢の観客が演奏を聴き付けて集まってくる光景とワクワクした気持ち、好きなアーティストで二冠を獲得した喜び、歌唱力向上のために筋トレからボイストレーニングをして必死に練習したバンドでベストバンドまであと1歩及ばなかった悔しさは今でも忘れられません。

内定がないまま滑り込みで職業訓練プログラムに参加、 怪しいOJT先でのスリリングな秘書経験

卒業を目前に控えていたところ、若者向けの職業訓練プログラムに滑り込み、さらに卒業と同時に一人暮らしも始めたため、大学時代から続けていたアルバイトで何とか食いつなぎました。

職業訓練プログラム中は2社のOJTを受け、1社目は秘書として応募したのですが、合同面接では私以外には弁護士・司法書士など士業の方しかおらず、ほとんど言葉を発することなく終わったものの、次の面接に呼ばれました。
次の面接では時間が過ぎても誰も現れない部屋で待っていると、カンカン帽・アロハ柄の短パン・スキンヘッドという風貌で会長と名乗る怪しい男性が入ってきて、いきなり好きな食べ物とお酒が飲めるかどうかの確認と、それにまつわる雑談後、直ぐに採用されました。

OJTが始まってからは、会長が飲食店でスカウトしてきたのかな?と思うくらい、マンガの世界から飛び出してきたようにセクシーな秘書の先輩に仕事を教わりながら、もっと髪の色を明るくしてスカートも短い方が会長の好みである等のアドバイスをなぜか受ける羽目に・・・。

さらに、会長のお知り合いが始めた飲食店のオプニングパーティーへ同行することになり、そこで先輩秘書が圧倒的な貫録でフロアを切り盛りしていたのを見て、秘書とは深夜の接客サービスまでするものかと驚きながら、明らかに就業内容や労働時間が当初の契約内容と大幅に異なったため、このOJTは私の意志で早々に辞退することにしました。

怪しいOJT先でスリリングな職業訓練をした後、2社目の士業系企業のOJTでようやく真面な書類処理やWordPressを使った自社HPの更新などを経験できましたが、この時、高校生の頃に流行ったHP作成がHTMLでの内容編集にとても役立ちました。

やっと掴んだ就職先では「何でもやります!」精神で、いろいろなことに首を突っ込む奮闘の日々。

こうした職業訓練プログラムを経て、ブライダル系の会社へ晴れて入社。他社からの委託業務を行うチームで管理者として悪戦苦闘しました。
他部署の業務を手伝うことが増え、取扱商品のマスタ管理でExcel関数を使いこなすようになったり、同い年の同僚女子とタッグを組んでシステム開発会社のおじさんと仕様をめぐって喧嘩したり、テレアポをしたり、この頃から「何でもやってみます」精神でいろいろなことに首を突っ込みました。

当時、髪型服装が完全に自由だったので、念願だった金髪にしたのですが、流石にやり過ぎた感もあり、初日はウィッグをつけて出社したところ、それがバレて、皆に思いっきり笑われました。

初めての入社先で得たものは、社内業務への横断的な知識が付いた事で、どんな業務でもその知識を活かして対応できるようになり、業務の効率化も進めることができましたが、反面、一つのことをやり続けている人よりも当然ながら専門的な知識が身についていない事を実感。
無為に自分の仕事が多岐にわたってしまい、増え続けてしまう悪循環にはまり込んでしまいました。

一緒に働く多様な働き方の仲間の教育や管理、大企業での仕事など、 たくさんの総務という仕事を学ぶ。

やがて、担当していた委託業務が委託元に移管することになり、業務の全体を把握していた唯一の生き残りとして、業務と一緒に転職し、併せて東京へ転居します。業務環境を一から構築すること、一緒に働く多様な働き方の仲間の教育や管理、大企業での仕事など、たくさんの総務という仕事を学びました。

その後、実家の事情で大阪への転居が必要になったため退職し、大阪で初めて総務事務の仕事をする事になります。総務部が担う業務の幅や細やかな気遣いに驚き、これまでの会社で支えてくれていた総務部の方々に改めて心から感謝する。ここで法務事務を経験し、難解な文章を読み解くことと、難しい話を平易にしながら丁寧なメール文を作成することに苦戦しました。

「何でもやります!」精神でブレーンセンターに入社。 関わる人達が「長く共に働き続けたい」と思える組織をつくりたい。

そしてブレーンセンターに中途で入社。今年で設立40年を迎える関西では歴史の長い企業でありながら、企業コミュニケーション支援のための企画制作会社であることから、各人への裁量は大きく、私のような新米社員でもやる気さえあれば、いろんな業務を任せてくれる事に、とても自由で風通しの良い会社だなと驚きました。

持ち前の「何でもやります!」精神で半年経った今、さまざまな部署や業務内容を横断して幅広く業務支援をしています。編集業務では紙面やWEBページの校正、テープ起こし、総務業務では手つかずだった倉庫の大規模リニューアルや採用アシスタント、オフィス環境の向上などを支援。

現在は営業電話、進行中案件のサポート、法務チームでの書類処理業務など、部署の垣根を越えて日々チャレンジ中で失敗も経験しましたが、この会社のもう一つの良いところは、仕事を私に依頼したまま丸投げするような無責任な先輩や上司はいない事。
私がやると決めた仕事の責任は最後まで優しく見届けながら、わからない事には親身になってアドバイスしてくれるのも、私のこの会社でのモチベーションアップにつながっています。

仕事でも楽しむ工夫を惜しまない事と、仲間一人ひとりの「エンゲージメント向上」を目指したい。

関わる人達が長く共に働きたいと思える組織をつくるため、ずっと興味があった採用を足がかりに、社員・パートナー・顧客問わず仕事がしやすい環境を整えたいし、そのために社内の様々な仕事を経験して、効率化・モチベーションアップにつながる仕組みを提案していきたいです。

とにかく楽しいことが好き。「○○パーティー」と銘打てば、どんなことでもココロオドル。
最近楽しかったのは、会社近くの公園で仲間とした「お花見パーティー」、令和カウントダウンパーティー、たこ焼きパーティー3days。本気のシアタールームをレンタルして、友達の中で流行っている映画シリーズ作品をみんなで鑑賞したいと目論んでいる。どんなことをしていても自分なりに楽しめるので、何をしていても基本楽しい。楽しむ工夫を惜しまない+得意なところが長所。
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