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世界初!?ダイ〇〇のドライヤーでアレを乾かした男!家電愛が止まらない、家電博士S・Hさんへインタビュー

【プロフィール紹介】
S・Hさん 神奈川県出身、29歳。第一営業部所属、現在入社6年目に突入。大学生の頃からビーモーションの販売スタッフとして勤務をスタートし、そこから社内勤のスタッフへ。

田舎育ち、家電好きのはじまり

――ビーモーションへ入社のきっかけは何でしたか?
神奈川県の実家が、携帯の表示などで‘山梨県上野原市’と出るほど(神奈川県の)端っこで、一時期U×モバイルの電波が入らないぐらいの田舎で育ちました。田舎特有の「自分たちだけのコミュニティでかたまりがち」なのがすごく嫌で、早く外に出ようと決めていました。大学も神奈川県の反対側(海側)の大学へ行き、アルバイトを探す中でも、誰も知らない環境で働きたいと思っていました。そこでたまたまビーモーションの求人を見つけ、まったく知らない方々と接することができる仕事であることを魅力に感じ、入社しました。

――もともと「家電好き」でしたか?
そうですね、もともと好きでした。きっかけは、高校に入るぐらいの頃、携帯がだいぶ普及してきてみんなが持ち始めた時に、「携帯の料金の仕組みがよくわからない。」という声がけっこうあって。これはおもしろそうだなと思い、全キャリアの料金表を持ってきて、内容を比べてまとめたのが、始まりだったのかなと思います。

ほとんどの家電に興味がありましたね。家電にもいろんなカテゴリーがあるので、例えば、カメラを調べていくうちに、動画が出てきたりするんですよね。そうすると今度は、動画について調べ始めちゃって。そのうち音声に繋がってくるので、オーディオに広がっていくといった感じで、どんどん枝分かれしていった結果が、今なのかなと思っています。「終わりのない欲求」が生まれます。

クロモノ家電への愛とこだわり

――中でも、どのカテゴリーに強いですか?
強いのはカメラ、オーディオなどの「黒物(クロモノ)系」(※テレビやオーディオなどの娯楽性の高い家電製品)と呼ばれるものですね。「白物(シロモノ)系」(※生活家電)だと、比較的ゴールが近いというか、何か一つの機能で終わるものが多いので、満たされないんですよ。黒物の方が深みがあるので、例えばカメラでも、メーカーによって色がどうとか、レンズが変わるとどうなるとか、そこを深掘りしていくと、フィルムのカメラに辿り着いたり。オーディオも、ケーブルを変えたらどうなるとか、元の音源によってどうなるとか。やっぱりいろんな組み合わせができるので、「終わりのない探求」がずっと訪れるんです。そこが楽しいんですよね。

――仕事上必要というより、自分が知りたいから調べちゃう感じですか?
そうですね、興味があるから調べますね。自分が好きで、興味があって買った商品のクライアントさんから、お仕事の依頼があったことも何度かありましたね。実際に、お取引しているクライアントさんの商品は、ほぼほぼ持っています。

――B×××の15,000円ぐらいのブルートゥースのイヤホンを買ったんですけど、音切れがすごいんですよ。 
ワイヤレスだと、ブルートゥースで無線接続になっているので、比較的近い距離での接続を設定しているアンテナ体なんですね。ですので、どのブルートゥースのイヤホンも同じ周波数体を使う傾向があるんですよ。例えばイヤホンを使っている人が多いエリア(新宿駅のホームなど)ですと、機種を選ばず、音が切れやすかったりします。あとは、本体から出力する際の元の音楽データのフォーマットが、イヤホンのフォーマットに合っていないと、一度変換して送ることになるので、うまく繋がらないという理由も考えられますね。

――ありがとうございます。完全に個人的な質問でした(笑)。
基本ブルートゥースのイヤホンだと、5mぐらいは問題なく識別できてるので、本体と離れていても音楽自体は切れないはずなんですよ。なので、僕もよく家の中で洗濯する時、スマホをテーブルの上に置いておいて、イヤホンだけつけて洗濯物を干したりしますね。

ただ、スマホでは音楽聴かないですね。専用のポータブルプレイヤーを用意して、普通よりサイズが大きい「4.4mmバランス端子」というプラグを使っています。ケーブルが変わると音が変わるんですよ。イヤホン用のケーブルだけで、高いものだと20万円ぐらいするのもありますね。

ちなみに、女性アーティストの歌ほど、イヤホンによってぜんぜん音質が変わるんですが、デジタルの打ち込みの音声なんかだとなおさらで、イヤホンにこだわる方は、買う前のテストにPerfumeさんの曲を使う人が多かったりします。声と、デジタル音声の響き方がぜんぜん違うんですよ。

――やっぱり、有線なんですね。
そうですね、音質も含め有線が安定していますね。この間また新しいイヤホン買っちゃったんです。

――おいくらでしたか?
7万円ぐらいですね。S×××のイヤホンなんですけど。

――7万!?どうですか、使ってみて?
僕の中では真ん中ぐらいですかね、感覚としては。家に今、イヤホン6本と、ヘッドホンが3本あります。正直イヤホンは、型を取ってオリジナルを作りたいんですよ。だいたい10万円~上は40万円ぐらいするんですけど。

――40万円!?軽トラ買えますよ。
はははは(笑)!本当は作りたいんですけど、僕、重度の花粉症なので、耳の中が腫れちゃうんですよ。そうすると形が変わっちゃうので、見送っています。今は、先端が柔軟に変形する「コン〇〇〇」というイヤピースを使って聴いています。一個1,300円ぐらいで、体温で柔らかくなって、中で形が変わってくれるんです。

――へぇー、それ買います。カメラは何台持ってますか?
カメラは一時、8台持っていましたね。僕は、集めるのが好きで。中身のスペックが魅力的だったりすると、買っちゃいます。でも写真はほぼ撮らないので、3枚だけ撮って「違うな。。」と思って、売っちゃったカメラもありました。見た目的に好みだったんだけどなぁー。


常に時代を先取る嗅覚

――お休みの日は、何をされますか?
家電量販店に行っちゃうこともありますね。行くと必ず、上の階から順に下に降りていきます。隅から全部見たいので。入り口から一番遠い隅の一番端っこから、気になるモノをずっと見ていく感じですね。「これ何だ?」というモノを時々見つけるんですよ。例えば、オーディオにさほど興味がなかった頃に、オーディオのケーブルが「m売り」しているんですよ。同じようなケーブルなのに、料金が全部違うんです。「なんで違うんだろう?」と、断面図を観察してみたり。

――友だちにも、いろいろ聞かれるんじゃないですか?
僕のLINEは、「家電困ったときセンター」にされているみたいで(笑)。突然、「テレビ映らないんだけどどうしたらいい?」とLINEが来るので、「周辺の画像を送ってください。」と返したり(笑)。送られてきた画像を見て、「このケーブルの差込口が違う。」と教えてあげます。

この間びっくりしたのは、休みの日の朝8時ぐらいに、母親から久しぶりにLINEが来て、「掃除機がおかしい。」と。それで、掃除機の音の動画が送られてきたんですよ。それを聞いて、「はいはい、何か詰まってる。」と。そしたらその後、「キャラメルポップコーンが詰まってた(笑)。」と言われて。実家に帰っても、だいたい家電の買い替えに借り出されますね。この間も父親からパソコン受注したので、予算とスペックを確認して買ってあげました(笑)。

――今流行っている製品で、S・Hさんが先に使い始めていたものなどありますか?
僕、ワイヤレスのイヤホンも、実は4年前ぐらいに使っていたんですよ。当時、まだ海外のメーカーさんの商品で、「完全ワイヤレスで、ブルートゥースで繋がります!」と。「これは流行ると思う!」ってことで買って、社内で着けていたら、みんな「何それ?おもしろい!」って。電池もちの問題などで、使うのをやめちゃいましたが、今皆さんワイヤレス使われていますよね。

他にも、今アッ〇〇ウォッチが流行ってますけど、僕7年前ぐらいには、S×××のスマートウォッチをずっと使ってたんですよ。やっぱり電池もちの問題でやめちゃったんですけどね(笑)。

――完全に時代を先取ってるじゃないですか!もうエア〇〇〇とアッ〇〇ウォッチは、「S・Hさん発信」ってことでいいですかね?
いや、そこまでではないですけど(笑)。新しい家電は、新しい技術がいっぱい入ってることが多いので、良さそうだったら値段は気にせず買っちゃいます。

――今、これから流行るんじゃないかと踏んでいる製品はありますか?
実はすでに売られているけど、一般的に知られていない商品てたくさんあるんですよ。例えば「携帯型アロマディフューザー」。ボイスレコーダーぐらいのサイズで、ボタンを押すとカートリッジのアロマが「プッ」と出て、リフレッシュできるという商品が、実はもう3年前ぐらいに出てるんですけど。喫煙者の方がタバコを吸う頻度を下げたり、集中したい時に集中に効くアロマを入れて使ったり。

――その「走り」をつかむってすごいですね。嗅覚が発達しているんですね。
今デバイス系だと、二つ折りできる画面の携帯なんかもありますね。G×××××と、海外のモト〇〇〇というメーカーから出ています。利便性としては、持ち運びやすさや、折りたためるので、アウトカメラで自撮りができたりします。液晶をどんどん薄くする技術が発達して、二つ折りができるようになってきていますが、まだ単価としては高いですね。20万円ぐらいします。僕の一番狙いは、モト〇〇〇のレー〇〇というシリーズなんですが、残念ながら日本販売していないんですよ。日本の電波に対応していないので。対応していたら、速攻で買っていましたね。

――欲しくなっちゃうんですね。
物欲もありますけど、プライベートなり仕事なりで、楽ができるというか。今まで二つのアイテムを使わなければできないことが、一つで且つ半分の時間でできれば、より快適になりますよね。これが、新しいものを知っているのと知らないのでは、大きく変わってくるので、そういった意味では、物欲を満たすだけでなく、何かしらの恩恵は受けられているのかなと思っています。

特に、仕事でも使うマウスやキーボードにはこだわりがあって、自分で買ったものを仕事でも使っていますね。キーのピッチ(間隔)がちょうどよくて、ポイントは押し込みの深さと、あと音ですね。休みの日に、パソコンコーナーで片っ端からキー叩いていることもあります(笑)。でもそこが一つ変わるだけで、仕事のモチベーションもぐっと上がりますよね。マウスパッドの上で転がすタイプのマウスも使ってないんですよ。

――どんなマウスですか?
「トラックボール」と言って、親指で操作するものなんですけど。マウス自体を動かす必要がないんですよ。親指でコロコロするだけなので、手元に飲み物を置いても気になりません。トラックボールにすると、デスク回りのスペースも有効活用できるのと、テーブルがなくても最悪、脚の上に置いても操作できます。それも4~5年前から使っていますね。ただ、そのマウスに関しては、社内に前任者がおりまして。Kさんという方が持っていたのを見て、あれ絶対いいじゃん!と思って買いました。

――ちょっと、絵で描いてもらっていいですか?
描くんですか(笑)!?(と言いながら本当に描いてくれるやさしいS・Hさん)
えーっと、ここにボールがあって、ここにホイルがあって、マウスがあって、こんな感じです。ここに手を乗せて、ここに親指が当たって、こう操作します(笑)。


――ありがとうございます(笑)。
僕このマウス、社内で普及活動しているんですけど、社内でまだ3人しか使ってくれてないんですよ。

――値段は高いですか?
8000円ぐらいですかね。最初は、エクセル表のセルをクリックしていくのとかすごくむずかしかったんです。でも、慣れたらもうこれしか使えませんね。人差し指で操作するタイプもあって、それはもっとボールが大きくて、使いやすいんですよ。それを今後導入しようか、迷っているところです。

世界初!?ダイ〇〇のドライヤーでアレを乾かした男

――YouTubeで「今年買ってよかったモノ10選」みたいなのやったら、バズるんじゃないですか?
僕も一時期、YouTubeに動画上げようと思いました(笑)。ちなみに、今までで一番買ってよかったなっていう家電製品は、ダイ〇〇のドライヤーですね。

――まさか、違う使い方とかしてませんか(笑)?
いや、まさにそれで、僕世界で初めてダイ〇〇のドライヤーでガンプラ乾かした男だと思います(笑)。ガンプラ塗装して、乾きが悪かったので、「ダイ〇〇のドライヤーがあるじゃん!」と思って。それこそ発売して一ヶ月ぐらいで買いましたね。ドライ時間がものすごく短くなります。

――サザビーとかいい色出るんじゃないですか(笑)?
そうですね(笑)。あれを買ってから、出張などには必ず持っていくようにしています。ホテル備え付けのドライヤーだと、ストレス溜まってしょうがないんで。ダイ〇〇のドライヤーは45,000円ぐらいしますが。

――S・Hさん、お金持ちですね。小耳にはさんだ情報によると、山を持ってるとか?
田舎なので。田舎ではよくあることです(笑)。実家の畑とかも、どこからどこまでって言われると、「見えるとこぜんぶ」って言っています。

――ちょっと、言ってることライオンキングじゃないですか(笑)。今度S・Hさんちの山にグランピングしに行っていいですか?だめです(笑)。それこそ、うちの実家、庭でキャンプできますよ。倉庫にバーベキューセットも常備しています。でも田舎こそやらないんですよね、キャンプ。なぜなら、いつでもできるから(笑)。

――実に楽しいお話ありがとうございました。しかし、みんなエッジ利きまくってるなぁー(笑)。うちの会社で普通の人って誰なの?っていう話になると、答えが出ませんね(笑)。ゲームとかのレベル表でいくと、絶対ステータスの一か所だけ尖っていて、他が伸びていないタイプの人ばかりですね。バランスタイプがいないっていう(笑)。

まあ、何事も普段から感度を高めて気にして見ていると、楽しいですよ。みなさんもぜひ、家電量販店行ったらそんな観点でいろいろ探してみてください!

何かに特化しているって、素晴らしいですね!素敵です。S・Hさん、今日はお忙しい中、とても興味深いお話を、ありがとうございました。それでは、次回インタビューもご期待ください!

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