こんにちは!B-by-C株式会社の広報担当です。
今回は、取締役の廣瀬さんにインタビューを行いました。
B-by-Cとの出会いから、新卒時代、これまでの挑戦、役員になった現在の想いまでを詳しく語ってもらいました。
「理念に共感できる仕事をしたい」「世の中に本気で価値を届けたい」——
そんな想いを持つ方にこそ読んでほしいインタビューです。
ぜひ最後までご覧ください。
▼B-by-Cとは
「100歳でも恋を楽しめる社会や、120歳でも自分の力で誰かの役に立てる社会を実現する」というVISIONの元、IoT AIスマートミラー事業・COREFIT事業・アカデミー事業・Face Atelier事業を運営しています。
私たちの目標は、生涯現役で働く人を増やし、100歳でも恋ができたり、120歳でも働けてしまえるような社会を当たり前にすることです。現代社会は高齢化による多くの問題を抱えており、これらの問題を解決するために私たちは美容とAIの力を活用し、未病にアプローチしていきます。
▍B-by-C株式会社 取締役 廣瀬 昇平(ひろせ しょうへい)
新卒でB-by-Cに入社。複数の部署を経験したのち、コロナ禍に立ち上がったデジタル事業部門の責任者として、新規事業の0→1にコミットしてきた。
専門知識ゼロの状態から、社外のプロフェッショナルに食らいつきながら仕組みを構築し、現在のB-by-Cのデジタル基盤の土台をつくる。
現在は取締役として、IoT・D2C・アカデミー・Face Atelier など複数事業の戦略と実行を横串でリード。理念「恋する100歳、働ける120歳」を起点に、事業づくり・組織づくり・人材育成のすべてをドライブしている。
▍「就職」という概念すら曖昧だった学生時代
ーB-by-Cとの出会いを教えてください。
挑戦したい分野が明確にあったわけでもなく、就活の軸も定まらないまま動いていた頃。
そんな時に出会ったのが、合同説明会の場にいたB-by-Cでした。
そもそもの原点は、学生時代の “宙ぶらりんな感覚” にあります。
正直にいうと、学生時代は「どこかの会社に就職しよう」という考え方自体があまりなかったんです。親族に警察官が多かったので、進路といえば「警視庁か、地元の県警か」という選択肢に近い感覚でした。
もちろん働く気はありましたが、「大手がいい」「ベンチャーがいい」といった企業選びの軸も特にない。漠然と、「社会の役に立てることはしたい」という思いがある一方で、どこか退屈さも抱えていたんです。
今考えるとその「退屈さ」の正体は、「挑戦」が足りないことだったと思います。お金を稼ぐことやそこに向けて働く時間といったものは、多かれ少なかれ誰でもある程度は経験できるけど、目標や理想を達成するために全力で挑戦できる環境があることは当たり前ではありません。
当時はずっと剣道をやってきた反動もあって、学生団体で社会貢献活動にも参加していました。誰かの役に立ちたいと思って動いているのに、目の前の人の生活が大きく変わるわけではない。「いい経験をさせてもらっているのは、むしろ自分のほうだな」と感じる瞬間が多くて、そこで初めて、自分の無力さも強く意識するようになりました。
退屈さと無力さの両方を抱えながら、
「この先、何に全力を注げるんだろう?」
「一回の人生で、何ができるんだろう?」
と考えていたタイミングで、たまたま人数合わせで参加した合同説明会でB-by-Cと出会いました。
▍「恋する100歳、働ける120歳」との衝撃的な出会い
ーそこからどのように入社に至ったのでしょうか?
合同説明会には多くの企業が並んでいましたが、ひときわ異彩を放っていたのが B-by-C のブースでした。
そこで話していたのが、現取締役で、当時採用責任者だった浅野さんです。
一番仕事ができそうで、年齢も経験も上。学生からの注目度も群を抜いていたんですが、それ以上に印象的だったのが、浅野さんが全員に向けて語った言葉です。
「恋する100歳、働ける120歳を実現する」
その言葉を聞いた瞬間、「青臭い」というか、「若々しい」というか。うまく言葉にしづらいですが、誰よりも本気で、それを真正面から語る浅野さんの姿に、雷が走ったような衝撃を受けました。
1つは、「ちゃんと就活したらこんな会社に入れるのかな!!」という、ある種の衝撃とワクワクに近い気持ちでした。
気づけば、浅野さんの言葉ひとつひとつに「そうだよな、そうだよな」と何度も頷いていました。
浅野さんが語っていたのは、“120歳まで、未病をすべて解決する世の中をつくる” という構想。
学生団体での社会貢献活動でも思うように成果が出せなかった自分には、そのスケールの大きさが衝撃でした。
そしてもう1つ大きかったのは自分はおじいちゃん・おばあちゃん子だったので、二人がもし100歳になっても恋していたり、まだ働けていたりしたら、と想像したとき、「そんな社会、めちゃくちゃいいじゃん」 とシンプルに思えたんですよね。
「叶うかどうかではなく、本当に実現したら世の中を変えられる」というイメージが、自分の中で確信できたんです。
理屈ではなく 「心が動いた」という感覚が強くて。うまく説明できるほど整理されていたわけではないんですが、「自分はこれをやりたい」という思いだけは、確かにそこにあり、そのまま入社に至りました。
▍崖っぷちの焦りの中、未経験でデジタル事業立ち上げ。
ー入社3年目で全くの未経験からデジタル事業を立ち上げる中で苦労したことを教えてください。
当時のB-by-Cにとって、デジタル事業は完全な新規領域。しかも、新卒でバックボーンもない自分が任せてもらえることになりました。
最初はもう、言っていることがほぼ外国語状態で、「本当に理解できるようになるのか?」と不安しかありませんでしたね。
さらに当時の自分は、会社に貢献できている実感がまったく持てず、自信を失っている時期でした。そんな中でコロナ禍になり、勝手に「ここで結果が出なかったらクビかもしれない」と自分を追い詰めていた時期もあります。
デジタル部門に配属された時、専門家の方を顧問として迎え入れることになりました。その方は年下でしたが、そんなことはどうでもよかった。初対面で放った言葉は、「来月にはクビになるかもしれないので、何でも教えてください」。
そこからは、とにかく必死でした。とにかく、できる最大限のことを全力でやっていました。
・専門家にしつこいくらい聞き倒して理解すること
・会社の事業を徹底的に理解すること
当時の自分には知識も能力も実績も何もなかったので、「この2つだけを道しるべにひたすら進む」以外の選択肢がありませんでした。
今振り返っても、あの時期が自分の土台をつくってくれたのは間違いありません。
▍社長の分身として見られる覚悟
ー役員になった今、大切にしている考え方を教えてください。
役員になって一番変わったのは、「社長の代わりとして見られる覚悟」を持つようになったことです。
取引先でも、採用の場でも、自分の判断や言葉がそのまま会社の評価につながります。本来、社長がすべての採用や交渉に出れば最速ですが、それではビジョンが実現できません。
だからこそ自分が分身として、会社の方向性や採用観を社長と同じ目線で伝えられるかが問われます。「この決断は社長ならどうするか」 を常に考えながら動くようになりました。
B-by-Cには「関わる人の夢の上書きする」という理念があります。役員である自分がその体現度を問われるし、会社の可能性も自分のふるまい次第で大きく変わってしまう。
正直、「完璧にできているか」と聞かれれば、胸を張れない部分もあります。でも、そのギャップと向き合い、少しでも近づいていくことこそ役員の責任だと思っています。
社員時代は「いつかそうなれたらいいな」と思っていた状態でしたが、今は 「そうでなければ会社の未来も、実現したい世界もつくれない」 と腹を括って取り組んでいます。
▍「理念のためなら何でもやる」という覚悟
ー挑戦続けてこられた原動力はどこにあるのでしょうか?
正直「デジタル部門をやりたい」「役員になりたい」といったことには一切興味がありませんでした。
原動力はただ一つ。「恋する100歳、働ける120歳」という理念を実現するためなら、どんな仕事でもやる、という覚悟だけでした。
その原点になったのが、採用の面談で浅野が話してくれた言葉です。「この会社の仕事は全部、理念につながっている。だからトイレ掃除でもやる」。
そして、それが“本気”だと確信できた決定的な出来事があります。
入社前、「浅野さんだけが特別なのかもしれない」と思って、自分で“B-by-C”を検索して出てきた横須賀の美容室に、直接足を運んだんです。小さなフランチャイズの美容室でした。
そこで出会った美容師さんが、開口一番、浅野と全く同じように——
「うちは恋する100歳、働ける120歳を実現したくて…」
と語り始めたんです。
社員でもない方が、同じ熱量で、同じ言葉で理念を語っていた。その瞬間、「この会社は、トップだけじゃない。理念が“人を越えて伝播している会社”なんだ。ここは本物だ」と強烈に感じました。
この“環境そのものが理念で動いている”という体験が、自分の軸の根っこにあります。
だから未経験のデジタル事業も、未知の仕事も、すべて「理念のために必要ならやるだけ」。
もちろん大変なことはありましたが、「辛い」「面倒」という感情の領域には入りませんでした。
▍理念を本気で実現したい人の集まり
ーここまで挑戦できた理由は、B-by-Cのカルチャーが後押しした部分も大きいのでしょうか?
B-by-Cのカルチャーには、根底に 「恋する100歳、働ける120歳を本気で実現する」 という強い理念があります。
まず“理念ありき”で、その実現のために自分がどんな役割を担うべきかを考える文化です。
だからこそ、会社全体として 「責任を取りに行く姿勢」 が重視されています。
「究極的に自責的」という言葉を社長がよく使うのですが、何度も「郵便ポストが赤いのも自分のせいだと思え」と言われてきました。
責任を取ることはネガティブではなく、結果にコミットする姿勢そのものです。そのマインドがあったからこそ、常に矢面に立って挑戦を続けてくることができたのだと思います。
そして幸いなことに、同じ姿勢で向き合ってくれる仲間や上司に恵まれ、学ぶ機会にも多く触れられました。
役員という立場になってからは、“理念を浸透させる側”としての視点も求められるようになりました。
とはいえ、やることはシンプルで、判断軸は常に「お客様の顔が本当に変わっているか?」 という一点です。
業態がどれだけ変わっても、AIの会議でも商品開発でも全社集会でも、中心にあるのは結局そこ。
理念が日々の判断に落ちているからこそ、組織として挑戦が積み重なっていく実感があります。
B-by-Cは、外からはトップダウンの会社に見えるかもしれませんが、実際は「恋する100歳、働ける120歳」を本気で実現したい人たちの集まりです。
理念に最も本気なのが社長で、その背中に副社長、社員が続いていく。その一体感が、自分をここまで挑戦させ続けてくれた理由だと感じています。
ー候補者の方にメッセージをお願いします。
転職活動を通じてB-by-Cに興味を持ってくださる方って、どこかでモヤモヤしている人が多いと思うんです。お金や時間、将来のこと、自分は何者かになれるのか。僕自身もまさにそうでした。
だからこそ、自分の人生で「胸を張ってやれることは何か」を探している人、今の環境にどこか違和感を持っている人は、B-by-Cに向いていると思います。
B-by-Cは、やりがいを一番大事にしている会社です。やりがいを見つけるには、自分と向き合う必要があるし、覚悟も必要です。
でもどうせ挑むなら、いちばん大きな社会の問題に向き合いたい。
それが僕らの掲げる「恋する100歳、働ける120歳」という世界観です。
正直、楽な会社ではありません。コミットも求めます。でも、その分の楽しさもある。自分たちの仕事が誰かの人生を前に進める感覚がある。
この話を聞いて「なんかビビッとくる」人は、きっと可能性がある人だと思っています。
少しでもそう思えたなら、一度お話しできると嬉しいです!
ー廣瀬さん、ありがとうございました!