<メンバーインタビュー>「顧客の成功」のために、あえて耳の痛いことも言う。「リクルーティングプロデューサー」という挑戦
「カスタマーサクセスではありません。私たちは、プロデュースをするんです。」
パブリックコネクト、創業メンバー・高井 岳さん。
官公庁・自治体の求人作成から採用プロモーション、そして組織課題の解決まで。
自治体の採用担当者と対等に向き合い、ときには「こうあるべきだ」と強く背中を押すその姿勢は、どこから来るのか。
高井さんがパブリックコネクトにいる理由は、意外なほどシンプルで、かつ熱い。
「高校時代からの一番の親友が起業するから」
ただそれだけの理由で飛び込んだこの場所で、高井さんは今、官公庁・自治体の採用変革に取り組んでいる。「リクルーティングプロデューサー」という聞き慣れない職種に込められた想いに迫ります。
「実現すれば世の中がきっとより良くなる」
親友を信じて飛び込んだ創業期
高井さんがパブリックコネクトに入社したのは、まさに会社が産声を上げるタイミングだった。
高井さんのキャリアは一貫している。新卒で人材会社に入社し、広告業界特化の採用支援や、民間企業の転職支援など、常に「人と企業をつなぐ」最前線に身を置いてきた。人材業界のプロとして、キャリアを歩んでいた高井さんに転機が訪れる。
声をかけたのは、パブリックコネクト代表の平田さんだった。
「起業するから、一緒にやらないか」
二人の関係は、ビジネスパートナーという言葉だけでは片付けられない。
出会いは高校時代。以来、15年以上にわたり、年に数回は必ず旅行に行くほどの親友同士だ。
「平田は、ある意味で『いつか必ずやる男』だと分かっていました。彼が何かを始めるときは、それがどんな事業であれ、きっと面白くなる」
高井さんは、平田さんからの誘いをほぼ即答で承諾した。 驚くべきは、その時点で具体的な事業内容をほとんど重視していなかったことだ。「どんなサービスであってもいい」という腹積もりだったという。
当時、高井さんが聞いていたのは「官公庁・自治体に特化した採用プラットフォームを作る」という構想。
「正直、最初は半信半疑な部分もありました。世の中にないサービスを作るということは、裏を返せば前例がないということ。でも、このサービスが実現すれば、世の中がきっと良くなると思いました。」
「サポート」ではなく「プロデュース」
現在、高井さんが担うのは「リクルーティングプロデューサー」という役割だ。
近年のSaaS業界では、顧客の活用を支援する「カスタマーサクセス」という職種が一般的だが、パブリックコネクトではあえて「プロデューサー」という言葉を使う。
そこには、パブリックコネクトの強いこだわりがある。
「単なるサポートや御用聞きでは、官公庁・自治体の採用は変わりません。『こうあるべきです』『次はこれをやりましょう』と、私たちが旗を振って引っ張っていく。その強いリーダーシップこそが、今、自治体に求められているんです」
自治体の現場には、独特の慣習や「前例踏襲」の壁がある。
例えば、書類選考の通過連絡一つをとってもそうだ。多くの自治体では、事務的な合格通知の書類を送るだけで済ませてしまう。
高井さんは、そこにメスを入れる。
「ただ書類を送るのではなく、一言添えませんか?『最近寒くなってきたので、暖かい格好で来てくださいね』とメールを送るだけで、候補者の志望度は変わります。そういう温度のあるコミュニケーションこそが、採用成功の鍵なんです」
ときには「それは意味がないからやめましょう」と、耳の痛い提案もする。
相手は年上のベテラン職員であることも多いが、遠慮はしない。なぜなら、それが相手のためであり、その先にいる市民のためになると信じているからだ。
「こちらの熱意が伝わって、担当者の方が新しい一歩を踏み出してくれたとき。そして『高井さんのアドバイス通りにしてよかった』と言ってもらえたとき。この仕事を選んで本当によかったと思いますね」
組織が拡大しても、「面白く」あり続けたい
創業から数年が経ち、組織は少しずつ拡大を続けている。
高井さんは今、組織の成長を見据えながら、自分自身のあり方も問い直している。
「会社は代表一人では成り立ちません。平田という人間に魅力があるのはもちろんですが、そのまわりにいるメンバーが『面白くない人間』だと思われたら、後から入ってくる人たちは夢を持てないじゃないですか」
組織が10人、50人、100人と拡大していくなかで、常に最前線で価値を発揮し続けること。それが、これから入社してくる新たな仲間への責任だと高井さんは語る。
「未経験でも、自治体に関する知識がなくてもいい。面白い仕事がしたいなら、一度話を聞きに来てほしい」
この会社には、経歴やスキルだけではなく「熱量」を評価してくれる土壌があります。高井さんのようなリクルーティングプロデューサーのもとでなら、きっとあなたも「仕事ってこんなに面白いんだ」と気づけるはずです。