京浜保険センターの野本です。
これまでの一連の記事を通して、私は「気合と根性の否定」や「論理的なシステム(OS)の優位性」について、極めて冷徹な視点からお伝えしてきました。
「この文章を書いている人間は、一体何者なのか?」 「なぜ、これほどまでに属人性を排除したシステム構築に執着するのか?」
今回は、私が有限会社京浜保険センターの専務として、現在の「アーキテクト(システム設計者)」という立ち位置に至るまでの、少し泥臭い、しかし絶対的な【 起源 】についてお話しします。
■ 第一のバグ:大企業の「非合理」と譲れなかった最適化
私のキャリアのスタートは、新卒で入社した大手金融機関でした。 しかし、そこで私が目にしたのは、生産性の低い会議の連打、ルールのためのルール、そして「明らかに上が間違っていても、年功序列の文化に従わなければならない」という旧態依然とした姿でした。
若手の時に感じたこの直感的な違和感は、多くの人が「それが社会だから」と言い聞かせて飲み込み、30代を超える頃にはそれが当たり前になって疑問を持たなくなります。 しかし、私はその非合理をどうしても受け入れることができませんでした。結果として、私は自らの論理を貫くため、その巨大な組織に自ら見切りをつけ、わずか2年半で外の世界へと飛び出しました。
この時に絶対に譲らなかった「最適化と合理性」という指針は、今でも私の中で根強く受け継がれ、現在のシステム構築のベースとなっています。
■ 第二のバグと邂逅:次世代へバトンを託した先代の覚悟
その後、私は独立し、フルコミッションの営業組織のリーダーとして最前線に身を投じました。しかし、自分の能力への過信から事業で大きな挫折を味わい、絶望の淵に立たされます。 その時、一切の損得勘定抜きで手を差し伸べてくれたのが、現在の京浜保険センターの社長(奥住)でした。
当時の京浜は、周囲の代理店店主が50〜70代ばかりという環境の中で、30代前半の若き社長が孤軍奮闘している状態でした。 社長は3代目にあたります。通常、同族経営であれば社長の父(2代目)が60代でトップに君臨し続けるのが通例です。「社長として自由に振る舞いたい」と思うのは人間の性(エゴ)だからです。しかし、先代は一切そのようなそぶりを見せず、息子に社長を譲り、次世代へバトンを繋ぐという偉大な決断をしました。
個人のエゴよりも、組織の未来を優先する。この先代の覚悟と、大きなリスクを承知で泥まみれの私を拾い上げてくれた現社長の懐の深さ。 私は完成された強者に救い上げられたわけではありません。お互いに泥臭い状況からスタートし、共に死線を潜り抜けてきた【 絶対的な戦友 】だからこそ、私はこの論理と知能のすべてを使って、この会社を守り抜くと決めたのです。
■ 突然変異(ミューテーション):全権委譲と一気通貫のインフラ構築
京浜に入社して間もない2020年5月。当時の専務が急死するという緊急事態が発生しました。 慢性的な人手不足の中、社長は20代だった私に「専務の全業務をぶん投げる」という巨大なギャンブルに出ました。
当時の京浜は、給与規定も、人事制度も、就業規則も、採用基準も、すべてがあいまいな状態(ブラックボックス)でした。 通常の社長であれば、経営の根幹であるこれらを手放すことはしません。しかし、社長は私に全権を委ねました。私はそれに応え、すべての制度を自らゼロから作成し、気合ではなく徹底的な「システム化」によって社内に落とし込んでいきました。
経営の根幹をパッチワーク(ツギハギ)ではなく、一人のアーキテクトが【 一気通貫 】で再構築し、完全に切り替えたこと。 これこそが、現在私たちが圧倒的な生産性を誇り、社員が社内政治に悩まされずに済む強固な基盤(OS)となったのです。
■ そして現在:業界の死を回避する「痛みなき変容」
現在、保険業界は厳しい法規制とルールの嵐の中にあり、システムを持たない多くの代理店が対応できずに崩壊への道を辿っています。
私は現在、自分が抱えていた日常の損保業務の大半を、洗練された社内システムと優秀なスタッフたちに任せ、私自身は【 業界全体を救うためのプラットフォーム(AIシステム) 】の開発と他社への提供に全リソースを一点集中させています。
大企業の非合理への怒り、絶望からの救済、そして経営の根幹をゼロから組み上げた実体験。私が歩んできたすべての泥臭い「起源」が、今の京浜のインフラには組み込まれています。
愛するこの業界が、旧態依然とした体制のまま自滅していくのを防ぐ。 そのために、自社の基盤を盤石に守り抜き、システムを正確に稼働させてくれる「新たな戦友(バックオフィス人材)」を、私たちは本気で探しています。
私のこの視座と、理不尽を排除した合理的なインフラに共鳴していただける方は、ぜひ直接お話ししましょう。
▼ 【さらに深く知りたい方へ】私たちが開発したAIシステムの全貌

【株式会社T.O.T 公式】代理店自己点検を制する次世代防衛システム「T.O.T」の内部構造と全貌|京浜保険センター 次世代の保険プラットフォーム

AI監査の矛を防ぐ盾:T.O.Tツール実践マガジン|京浜保険センター 次世代の保険プラットフォーム|note
▼ 【エントリーはこちら】この次世代インフラを共に動かすメンバー募集