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66歳で鍋一つで起業!わたしたちの創業ストーリー

はじめまして!株式会社柚りっ子です。

私たちは社長の三澤が66歳のときに起業した会社で今年で創業17年になります。

今回は、66歳で起業したきっかけ、創業に至るまでのストーリーを紹介します!

ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。

高校を卒業後、徳島県食糧卸協同組合に就職し定年まで勤め、その間に結婚、3人の子供を育て上げた三澤。定年間際に夫をがんで亡くすというつらい経験もしましたが、子供たちも独立し、第二の人生に選んだのが柚子味噌での起業でした。

元々柚子味噌づくりが趣味だった三澤は、原料の柚子を探す中で2人の柚子農家さんに出会います。

これが事業を始める大きなきっかけとなります。


収穫できずに残された150本の柚子の木

徳島県拝宮地区。

あるご縁で出会った農家さんは高齢のため収穫ができず、山の斜面には約150本もの未収穫の柚子が残されていました。


柚子の木は2〜3mもあり、上から下までびっしり実が成るため、高い所に登ったりしゃがんだり、収穫をするには身体に大きな負担がかかってしまうのです。



その後、もう一人、同じく拝宮地区で柚子農家を営む方に出会いました。

その方は旦那様を亡くし、ひとりで柚子畑を守っていましたが、だんだんと手入れや収穫が難しくなっている状況でした。


高齢のために農薬も散布できずに放置されたゆずはシミやキズだらけ。これらは出荷ができず破棄せざるを得ません。

「見た目が悪いだけで本当は食べられる美味しいゆずなのに・・・」

「キズやシミは無農薬の証拠。むしろ安全で守るべきもの。」と三澤は考えました。


柚子農家を救うために始まった柚りっ子

本当は収穫したいのに高齢でどうしてもできない姿や大量に廃棄される無農薬の柚子・・・

二人の農家さんとの出会いによって、柚子農家の厳しい状況を知った三澤は、「どうにかして助けてあげたい」「何か私にできることはないか」と、沸々と想いがこみ上げてきました。

居ても立っても居られなくなり、柚子の買い取りを農家さんに相談します。

しかし、農家さんは「タダでいい」と言うんです。

商売にするのだからといくらかお金をお支払いすると、「お金くれるんけ…!」と、とても喜ばれました。「売り物にならないからと放置していたけれど、収益になるのなら育てる目標ができる」と。

お互いの利益になれば地域活性にもなる!山に放置されている柚子を全部使って作るゆず味噌づくりが始まります。

こうして「柚りっ子」がスタートしました。

さて、今回はここまで。趣味だったゆず味噌づくりから創業に至るまでのストーリー、いかがでしたか?次回は、実際に収穫してから商品を作る過程やそのこだわりをご紹介できればと思いますので、是非お楽しみに!


大好きな徳島のためになんとかしたいという思いから始まった柚りっ子。事業を通じて、ゆずの廃棄量を減少させ、地域の活性化に繋げていきたいという思いを持って今も日々邁進しております!


現在弊社は会社の第二創業期を迎え、社員を募集しております!少しでも私たちの取り組みに共感していただけたり興味をもっていただけたら、ぜひ一度お話しましょう!お気軽に【話を聞きに行きたい】からコンタクトください!

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