私の人生は2015年にインドと出会うことで大きく変わりました。 インドには公衆衛生の問題や教育格差、医療体制の不足等、社会には様々な課題があるにも関わらず、インドの人々が前向きで希望に向かっていて、特にスタートアップの経営者達やそこで活躍するエンジニアの方たちが、技術で社会を良い方向に変えようとしていることに大きな感銘を受けたからです。

彼ら/彼女たちが持つ情熱やエネルギー、技術やスタンスを自分の日本のチームで活かしたい、そう考えてまず前職でインド人の方を採用しました。インド人の仲間と一緒に働くことでプロジェクトが成果を生み出したことは、私にとって確かな成功体験でした。また知己を得るなかで、インドの方々からたくさんのレジュメをいただくことがあり、他の経営者に紹介しはじめたことが、このTech Japanの事業のきっかけです。

自分の成功体験を自社だけではなく、他の企業にも仕組み・ノウハウとして提供することでこの社会をよりダイバーシティによって発展する社会に変えていきたいと考えています。

ダイバーシティという側面でいうと、日本社会にたくさんの外国籍の方がいらっしゃるようになり、ダイバーシティという言葉は注目されるようになりましたが、まだまだ多様な国籍の方が活躍できる環境や仕組みが整っていません。我々は国籍や性別に関係なく、「誰もが最高に輝ける社会」を創るべく、まずはテクノロジー領域において、日本企業とインド人材の架け橋となっています。

インドをはじめとする外国籍の方がもっと日本で活躍する仕組み（システム）作りを担い、企業や社会にダイバーシティが育まれる明るく楽しい未来に貢献したいと願っています。