【イベント紹介】 ロボサク!2022 ―EXCEL KIDS CAMP―夏休みモノづくり体験イベント #自由研究
パーソルエクセルHRパートナーズ株式会社 採用広報担当です。
本日は、7月30日(土)に実施した親子参加型モノづくりイベントの様子をお届けします!
小学校高学年を対象とした夏休みの自由研究・工作課題へのお役立ちがコンセプトです。
題して、『ロボサク!2022 -EXCEL KIDS CAMP- 夏休みモノづくり体験イベント #自由研究』🤖
embotというダンボールロボット教材を使用し、自分でロボットの外観を設計し、機構を組み立て、ソフトウェアのプログラミングまで行い、モノづくりの楽しさを体験してもらおうというプログラムです。
企画・運営、参加者のサポートはすべて当社のエンジニア社員が担当。
モノづくりでは百戦錬磨のチームですが、小学生向けのイベント開催は初めての試み。
果たして、参加者の皆さんに喜んでいただくことはできるでしょうか?
【イベント概要】
■概要
開催日 :7月30日(土)13:00~16:00
対象 :当社社員のお子様(小学校4~6年生)、保護者同伴
参加費 :無料
■開催目的
『次世代を担う子供たちへ技術教育機会の提供』を当社従業員家族向けにて先行開催。
次世代を担う子供たちにモノづくりの体験を通じて技術の楽しさを感じてもらうとともに、
未来への可能性を広げていただくことに貢献する。
■参加者
6組 7名
■タイムスケジュール
13:00~13:30 開会、主催よりご挨拶
13:30~14:15 ロボット組み立て 筐体の切り出し、電気配線
14:15~15:15 ソフトプログラミング
15:15~15:45 動作確認、装飾などロボットのカスタマイズ
15:45~16:00 閉会
使用教材:タカラトミー 『embot』
(https://www.takaratomy.co.jp/products/omnibot/embot/)
【イベントの様子】
■開会
まずはプロジェクトリーダーである技術能力開発部のKから挨拶。
長い話はそこそこに、子どもたちに体験してほしいことは。。。
ロボットは、
○見た目や動き仕組みをつくる“機械”
○機械をどんなふうに動かすかを決める”ソフトウェア”
○機械に動け!と命令を伝える“電気”
の3つでできており、一つでも欠けるとロボットは動かないということ。
ロボットを組み上げるだけはなく、自分が今何の作業をしているかを学びながらモノづくりを楽しんでもらいます。
ところで、社会人でモノづくりエンジニアになると機械・電気・ソフトいずれかの専門を持つ方が大半です。しかし専門性が高くなりすぎて、子どもに 「この製品の”関節”を作ったんだぞ!」 と説明してもなかなかわかってもらえない・・・
そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
言葉では伝わらなくても、自身が体験した内容ならもしかしたら。
親子でモノづくりを体験することで、少しでも親の仕事の面白さや難しさ、達成感を経験してもらえたらいいな。
そんな想いもこもっています。
■組み立て、配線
開会式が終わったら、ロボットの組み立てに入ります。
完成見本と説明書を読んで早速ダンボールを手に取って…。その前にまずどんなロボットを作りたいかをイメージします。
見た目はカッコよくするか?可愛くするか?
たくさんあるパーツのどれを使うか?LEDはどこに使うか? など
お父さん、お母さんとサポート社員にイメージを言葉で伝え、作りたいロボット像をチームで共有します。
完成イメージができたら、組み立てに入ります。
ダンボールからの筐体素材の切り出しと組み立ては説明書を見ながらどんどん作っていきますが、内部メカボックスの設置や配線は向きや極性を意識する必要があるため、筐体組み立てよりも難易度が上がります。
開始から30分も経つ頃にはすっかりサポート社員とも打ち解け、難しい部分は頼っている姿も見られました。
■ソフトプログラミング
本体が組みあがったら、いよいよソフトウェアを使ってロボットに個性を与えます。
ソフト設計次第でできることは幅広いキットですが、今回は以下の中から好きな機能を使って動きをつけます。
・腕を動かす
・LEDのライティング
・音階を使って音を出す
プログラムはスマートフォンやタブレットから作成し、そのままコントローラーとして使用します。
スマートフォンの操作は慣れたものですが、フロ―チャートは難しいと感じた子が多かったようです。
特に有名な楽曲を再現に苦戦している組が多く、命令を一つ変えては再生を繰り返しているようでしたが、命令と命令の間の「待機時間」のコツをつかめば後は早かったようで、最終的には全員が思った通りに動作をプログラミングできました。
■動作確認、ロボットカスタマイズ
プログラムを組んだ後はサポート社員が動作確認を行います。動かない可動部やプログラムがあれば、サポート社員から報告し一緒に問題を解決します。
動作確認を待っている間はロボットのもう一つの個性「外観カスタマイズ」を行います。
キット自体はシンプルな四角いロボットですが、各自シールや色紙を使用して思い思いのロボットを作り上げていました。
◎ロボットのアイデア紹介
ソフトウェアで腕が振れる点に着目し、
→左右の腕に色違いの旗を持たせて旗揚げゲームをするアイデア
→ダンボールの端材で作った剣と盾を持たせたロボット
デザイン面では、
四角いフォルムを活かして有名サンドボックスゲームのプレイヤーキャラを再現などが見られました!
■閉会式
最後は組み上げたロボットの稼働実演と難しかったことや楽しかったことを発表してもらい、サポート社員から修了証を交付してカリキュラムはすべて終了。
記念写真はみなさん良い笑顔で写っておられ、大変満足いただいたようでした。
【イベントを振り返って】
参加者アンケートにて、
子どもたちからは「動きを自分で作ることが楽しかった」、「思い通りに浮くることができてうれしい」など達成感に関わる感想を、
保護者からは「親子だけだと長い時間集中できないので助かった」、「退屈することなく3時間があっという間だった」などの意見をいただきました!
また、中級編が開催されれば参加したいか、という質問には8割以上の方が参加希望をされ、充実した時間だったことがうかがえます。
パーソルエクセルHRパートナーズはこれからも技術を通して未来のワクワクを創る会社を目指して取り組んでいきます。