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【インタビュー】デザイナー:挑戦を続け、デザインのオールラウンダーを目指す

今回はデザイナー松本健吾にIVA入社の契機や今後の展望をインタビューしました。

■ プロフィール

アパレル業界にてIPに関わる企画・デザインおよび生産管理を経験。
オールラウンダーなデザイナーを目指しIVA株式会社に入社。

デザインだけではなく、より広い領域を求めてIVAへ

ー これまでの経歴を教えてください。

インテリアデザインの専門学校を卒業したあと、アパレル系の企業に就職して6年ほど服飾デザインに携わりました。服飾といってもカジュアルウェアに印刷するグラフィックデザインが専門で、他社のIPを用いながらイラストを起こしていく作業です。学生時代からストリートファッションに興味を持ち始め、ショップの販売員をしているとき、販売だけでなく商品づくりにも携わりたいと思いました。

2023年からはIVAで自社のWeb広告やイベント、マーチャンダイズのデザインなど幅広く手掛けています。

ー 入社のきっかけや決め手は何ですか?

前職は顧客企業に対してアパレル商品の提案、デザイン、協力会社の選定、IPのクリアランス、生産工程の管理までを行なっていたのですが、完成したらその商品に関わることはありませんでした。ものづくりが好きな私にとっては良い環境でしたが、コロナ禍もあって手塩にかけて作り上げた商品が売れない状況を目の当たりにして、何もできない自分に不甲斐なさを感じていました。携わる領域をもっと広げ、商品の販売やマーケティング、果ては事業の統括までできたらいいなという思いが強くなり、Webの世界なら実現できるのではないかと思って転職を決意しました。

IVAを選んだ理由のひとつはメイン事業である「FAKEBUSTERS(フェイクバスターズ)」でした。前職では海外業者とのやり取りが多かったので税関に行く機会が多かったのですが、展示している贋物のことなどまったく気にかけていませんでした。FAKEBUSTERSはそこに大きなペインが潜んでいることに気付き、短い期間でシードにとどまらず、業界随一の事業規模に成長させていたことに衝撃を受けました。

また、FAKEBUSTERSのWebやアプリを見たときに率直に格好いいと感じました。鑑定というと古物商のイメージが強く地味な印象を持っていましたが、FAKEBUSTERSは先進的なデザインで、そのギャップにやられました。

入社の決め手は面談にもあります。代表の相原と人事担当メンバーの2名と面談しましたが、相原はとにかくアグレッシブで「面白いことに熱中したい」という気概にあふれていました。それでいながら、歳上の私を気遣ってくれたり、お互いに野球選手を目指していたことを知ると、目を輝かせながら熱心に話を聞いてくれました。人事担当のメンバーは緊張している私を察してくれて、終始和やかな雰囲気を作ってくれました。彼女と対面して、会議室の向こう側の和気藹々としたオフィスの様子がありありと伝わってきました。このふたりの人柄に触れたことは、私の決断を大いに後押ししてくれました。

経験豊富なメンバーと共に、自分の領域を広げていく

ー 現在はどんなお仕事をされているのでしょうか?

バナーやメールマガジン、ポスターなどのPOP、イベントにおけるブースやマーチャンダイズなど、オンライン・オフライン両方のデザインをしています。また、新規事業のビジュアルアイデンティティにも携わっています。デザイナーだけでなく、それ以外のメンバーともコミュニケーションを取りながら適切なクリエイティブを提供できるように日々取り組んでいます。

私のキャリアはアパレルデザインが中心だったため、当初目標にしていたWebビジネスやWebデザインの領域まで手を広げていくにはまだまだ経験が不足しています。そのため、経験豊富なシニアデザイナーや他のメンバーたちにリードしてもらいながら、少しずつ実務を増やしている状況です。

デザイン以外の業務に関わることもあります。IVAはたくさんの新規事業を手掛けていますが、スタートアップであるため人材が不足している場合があります。このため、自分が少しでも協力できることがあればデザインという枠にこだわらず挑戦しています。でも、こういった経験がデザイン業務に大きく役立つことがあるんです。提供するサービスに直に触れることで、サービスの魅力や特長を知ることができ、デザインでどのように伝えるべきかを考える機会を得られると思っています。

IVAには刺激と挑戦があふれている

ー IVAで働く魅力とは何でしょうか?

刺激と挑戦にあふれていることです。新しい事業やサービスが毎日のように生まれるので、現状維持のままだとすぐに取り残されてしまいます。私は挑戦することで今まで知らなかった景色が見られることに喜びを感じています。自分自身で働きかけるだけじゃなく、環境が自分を突き動かしてくれる。そんな刺激と挑戦に満ちあふれているのがIVAの魅力だと思っています。

でも、だからといって過酷な労働環境というわけではありません。残業や休日出勤は稀ですし、メンバー同士の人間関係はとても良いと思います。そのぶん就業時間内は全力疾走を求められますし、相手への尊敬と配慮を怠らない気持ちが必要とされますが、メリハリがあって気持ちよく仕事に集中できています。

また、手掛けたデザインを多くの人に目にしてもらえる充実感があります。自社サービス・ブランドということもあり、自分たちのアイデンティティをクリアに反映できるのもやりがいを感じます。

ー メンバーやIVAの雰囲気について教えてください。

デザインチームにシニアデザイナーがいるのですが、彼は経験や知識が豊富でさまざまな影響を与えてもらっています。彼のもとで1on1やスキルアップ・キャリアプランを実施していますが、目先のことにとらわれていた自分をより大きな視点で向き合うきっかけを与えてくれました。入社したての頃は「すぐに成果を出さなきゃ」と意気込んでしまうものですが、慣れていないのでなかなかうまくいきません。そんなときに彼が私の将来まで見据えてくれていたことが分かり、焦らずコツコツ進めばいいと無駄な力を脱ぎ捨てることができました。

後輩にあたるデザイナーは未経験での採用だったため、初めてトレーナーの役割を与えてもらう機会を得ました。今まで受ける立場だった1on1も、今は私が実施しています。このような立場になってみると、あらためて教える・伝える技術が不足していたことを痛感しました。後輩とはざっくばらんに意見を交わせるので、彼女から学びや気付きを得ることも多いです。

デザインチームは挑戦に対して非常に貪欲なので刺激を受けています。シニアデザイナーは経験や知識を盾にせず、担保にして新たな領域に足を踏み入れています。後輩のデザイナーは未経験を補うべくスポンジのようにスキルを吸収しています。チームは家族のように仲が良いですが、馴れ合いではなく、お互いを高め合いたいという気持ちが強くあります。このようなメンバーに囲まれて、私も大いに刺激を与えてもらっています。

デザイン以外のメンバーも目の前の業務に真剣に向き合っています。面白いなと思ったのが、オン・オフの切り替えです。未経験の業務でも果敢に挑戦しながら、プライベートになるとそれぞれのスタイルに一気に戻ります。仕事では同じマインドやベクトルで突き進むのに、いざオフになると個々のスタイルが顕著に現れます。はつらつ、のんびり、マニアック、自分を大切にしながら業務に対しては一致団結する。そんなメリハリを大切にしている姿を見ていると、自分もありのままでいいのだと安心します。

代表の相原は人を惹きつける力がすごくあって、自らもプレイヤーとして突き進もうとする活力に圧倒されます。私とはまったく異なる個性ですが、彼のような魅力を少しでも得られたらと憧れる部分があります。

挑戦を続け、デザインのオールラウンダーを目指す

ー 今後の目標や実現したいことはありますか?

IVAはSnex(Sneaker Expo)というスニーカーイベントを開催しているのですが、前職で得たスキルを活かしてオリジナルTシャツやキーホルダーなどのデザインで貢献したいと思っていました。でも、実際に参加してイベントの裏側を覗いてみると、もっと色々なことに挑戦してみたくなりました。パシフィコ横浜という大きな会場で、タレントがステージに立ち、多くの出店企業や来場者で賑わっていました。このように大規模なイベントをIVAのメンバーたちが専門業者の協力を得ながらドライブしていたことに、驚きと感動を覚えました。

私はずっと沖縄のロックに興味があり、フェスやイベントに足を運んでいました。ただの1ファンとして応援していましたが、Snexのような経験を経て主催者側として関わりたいと思うようになりました。シニアデザイナーとキャリアプランを考えたときにも将来の目標として掲げていたのですが、IVAにいると日増しにその思いが強くなってきます。イベントやWeb、他にもさまざまな挑戦を続け、デザインのオールラウンダーを目指したいです。

ー「挑戦」というキーワードをとても大事にしているんですね。

私は直感を信じ、付き従うタイプです。実は子どもの頃からゴリラが好きなのですが、理由を聞かれたときに「純粋に好きと思える」としか言いようがありませんでした。あれこれ理由を探すよりも、心が先に「好き」だと感じている。この直感を大事にしたいのですが、待っているだけでは得られる機会はありません。だから挑戦を続けていきたいと思っているんです。

そういえば、あとからゴリラの好きな理由を考えてみたのですが「あんなに強いのに、草食動物」という答えが浮かんできました。ゴリラのように魅力的なギャップがIVAにも満ちあふれているので、仕事をしていて楽しいと思えるのかもしれません。これからもIVAで挑戦を続け、自分の可能性を増やしていきたいと思っています。


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