未経験からエンジニアになった社長の話
「社長はエンジニア経験者だから、最初からできたんでしょう?」
面談で、たまにそんなふうに言われます。
でも実は、最初からエンジニア向きだったわけではありません。
むしろ、「自分には向いてないかもしれない」と何度も思いました。
IT業界に入ったきっかけは「なんとなく」
私がIT業界に入ったのは、正直に言うと
「将来、手に職があった方がいいかな」
という、かなり曖昧な理由でした。
プログラミングが好きだったわけでもなく、
学生時代に特別な知識があったわけでもありません。
だから最初は、専門用語も分からないし、
周りが何を話しているのかも分からない。
会議が終わるたびに、「今の話、半分も理解できてないな…」
と思っていました。
分からないことが分からない、という壁
一番つらかったのは、
**「何が分からないのかすら分からない状態」**でした。
質問しようにも、
「どこから聞けばいいのか分からない」
「こんな初歩的なことを聞いていいのか分からない」
結果、一人で悩んで、時間だけが過ぎていく。
今思えば、もっと早く聞けばよかったことばかりです。
小さなミスで、すごく落ち込んだこともあります
未経験の頃は、本当に小さなミスでも引きずりました。
設定ファイルを一文字間違えた
手順を読み飛ばしてやり直しになった
周りの作業スピードについていけなかった
「自分、向いてないんじゃないか」
「IT業界を選んだの、失敗だったかな」
そう思ったことは、一度や二度ではありません。
それでも続けられた理由は「少しずつ分かるようになる」から
辞めずに続けられた理由は、本当にシンプルです。
昨日分からなかったことが、今日少し分かるようになる。
先週できなかった作業が、今週は一人でできるようになる。
この小さな変化が、「もう少し続けてみよう」と思わせてくれました。
才能よりも、「続けたかどうか」それだけだったと思います。
エンジニアとして評価されたのは、技術より姿勢でした
ある現場で、上司に言われた言葉があります。
「技術はまだこれからだけど、
ちゃんと報告してくれるし、
分からないことを誤魔化さないのはいいね」
そのとき初めて、
完璧じゃなくても、信頼は積み重ねられる
と気づきました。
未経験の人に一番大事なのは、
実は技術力よりも
「誠実に向き合う姿勢」なのだと思います。
だから今、会社づくりで大切にしていること
自分が未経験だった頃、
「こうしてもらえたら楽だったな」
「こういう環境だったら安心だったな」
その経験が、今の会社づくりのベースになっています。
分からないことを聞いても否定されない
一人で抱え込ませない
いきなり完璧を求めない
社員10名程度の小さな会社ですが、
一人ひとりの成長をちゃんと見たいと思っています。
未経験で不安な人に、伝えたいこと
もし今、
「IT業界に興味はあるけど、不安の方が大きい」
そう思っているなら、それは自然なことです。
私自身、
何度も不安になり、迷いながらここまで来ました。
それでも言えるのは、
未経験でも、前向きに続ければ必ず成長できる
ということです。
最後に
最初から自信がある人でなくていい。
向いているか分からなくてもいい。
少しでも成長したい
今より良い未来を作りたい
そう思える人と、一緒に働きたいと思っています。
まずは話を聞くだけでも大丈夫です。
あなたの「最初の一歩」を、私たちは応援します。