今回は、私がこれまでの経験や、現在の仕事についてインタビューしていただきました!
現在私は、株式会社IMOMの経営管理本部で経理・総務を担当しながら、経営企画室の業務も兼任しています。
不登校や引きこもりを経験した過去から、北海道大学への合格、ビールの売り子として1日300杯を販売するまでの道のり、そして社会人経験がほとんどない状態でIMOMへ入社し、現在の仕事に携わるまでについてお話ししています。
私のこれまでの挑戦について、ぜひ読んでいただけたらうれしいです!
経理から経営企画室へ。入社8ヶ月で変わったこと
── まず自己紹介をお願いします。
2025年7月に、経理・総務としてIMOMに入社しました鈴木です。ほぼ新卒での入社で、社会人経験はほとんどない状態でしたね。今は経理・総務の仕事をしながら、経営企画室の業務も兼任しています。
── 入社8ヶ月で経営企画室、かなり早いですよね。
表情で答えを伝える鈴木さん(にっこり)
── 強みを一言で言うとしたら?
結果の差を、仕組みで説明できることだと思っています。
うまくいっている人を見たとき、「すごいな」で終わらせるんじゃなくて、「何が違うんだろう」って考えるんです。その差を分解して、自分の行動に落とし込む。それをずっと繰り返してきました。
── もともとそういう考え方だったんですか?
いえ、全然。
これまでの経験の中で、少しずつ身についてきたものです。
受験と売り子、2つの経験と重なっていて。どちらも最初はうまくいかなくて、でも「なぜ差が出るのか」を考えて動き続けた結果、気づいたら自分が変わっていました。
IMOMに入ってからも、同じことをやっているだけだと思っています。
自信がなかった、現実から目を背けていた
── 鈴木さんは不登校・引きこもりだった時期もあったと聞きました。当時、「このままではいけない」と思ったきっかけは何でしたか?
正直、その当時は「このままではいけない」とはあまり思っていませんでした。現実と向き合うのが怖くて、目を背けていた感覚に近いです。
高校時代は、人と話すことが苦手で、自分にもあまり自信がありませんでした。振り返ると、最初から前向きだったわけではなくて、動き始めた中で「このままではいけない」と思えるようになった、という感覚に近いです。
その動き出すきっかけになったのが、大学受験でした。
才能じゃなく、構造だと気づいた2つの経験
── では、これまでの経験について教えてください。
転機になったのが、大学受験とビールの売り子の2つの経験です。
まず大学受験についてですが、北海道に住む祖父が癌と診断されたことがきっかけで、「北海道の大学に行けば、もっと会えるかもしれない」と思い、高校3年の秋に北海道大学を目指すことを決めました。
それまでほとんど勉強してこなかった私にとってはかなり高い目標で、最初はできない自分を受け入れることがとても苦しかったです。
ただ、予備校の先生に「わからないと言える人しか伸びない」と言われたことをきっかけに、少しずつ勉強と向き合えるようになりました。
── その言葉は、素直に受け入れられましたか?
抵抗はありませんでした。
「こうすればできるようになるんだ」と努力の仕方がわかった感覚があって、むしろ嬉しかったです。「わからないことを認めていい」と思えたことで、前に進めるようになりました。
その中で、「できないことを見つけること自体に価値がある」と気づきました。できない部分を一つずつ潰していくことで、できることが増えていく。
努力によって自分を変えられるという実感を、初めて持てた経験でした。
── 合格したときはどんな気持ちでしたか?
正直、達成感より空虚さの方が大きかったです。
合格した瞬間は嬉しかったんですけど、受験が終わった途端に目標がなくなってしまって。看護学部だったんですが、看護師になりたいというより「北海道大学に入ること」が目的になっていたので、次に何を目指せばいいのか、わからなくなりました。
── そこから、売り子の経験につながるんですね。
はい。
次に自分を大きく変えたのが、ビールの売り子の仕事です。
当時は特に人見知りと見た目を変えたいと思っていて、勉強と同じように、努力で変えられるのではないかと考えて挑戦しました。
最初は1日36杯しか売れず、20kgの樽を背負って動くだけで精一杯でした。ただ、同じ環境でも300杯売る人がいることに気づいて、「何が違うんだろう」と考えるようになりました。
まずは見た目を改善しようと、毎日球場を動き回る中で体重も落ちていき、声をかけてもらえる機会が増えました。接客も工夫して、野球に集中したい方にはスムーズに、会話を楽しみたい方には情報やコミュニケーションを意識するなど、お客様ごとに対応を変えるようにしました。
── 36杯から300杯に伸びる過程で、「これが効いた」と一番実感した行動変化は何ですか?
一番効果があったのは、ビール販売以外の知識を取り入れたことです。
私が働いていたエスコンフィールドは観光目的の方も多かったため、球場内の北海道グルメや札幌のラーメン屋など、旅行全体を楽しめる情報を意識して伝えていました。
その結果、ただビールを売るだけでなく、「この人から買いたい」と思ってもらえる存在になれたと思います。1分弱という短い接客の中でも、また話したいと思ってもらうことでリピートにつながり、最終的には1日300杯、売上No.2という結果を出すことができました。
この2つの経験を通して、一つの確信が生まれました。結果の差は才能ではなく構造であり、「差を見つけて分解し、行動を変えれば再現できる」という考え方は、どんな環境でも通用するものだと。これが、今の私の強みの土台になっています。
やりたいことは、後からついてくる
── 就活中に受けた他の会社の面接と、IMOMの面接は何が違いましたか?
一番違ったのは、「この人がどんな人なのか」を本気で知ろうとしてくれていると感じた点です。
他の会社の面接では、どうしても履歴書に書いてある学歴や、売り子の経験といった"過去の事実"を中心に見られている感覚がありました。
一方でIMOMの面接は、過去の経験はあくまできっかけとして捉えていて、それよりも「これからどうなりたいのか」という未来の話を深く聞いてくれました。
自分でもあまり考えたことがなかった将来について、面接の中で自然と考えさせられていくような感覚があって、すごく印象に残っています。
その中で特に刺さったのが、「最初からやりたいことがなくてもいい」という言葉でした。
── その言葉が刺さった理由を、もう少し詳しく教えてもらえますか?
正直、自分に何が向いているのかって、やってみないとわからないと思っていて。やりたいことは多いのに、最初から一つに決めてしまうのは嫌だったんです。
でも「合わなかったら辞める」という選択も怖くて。可能性は広げたい、でもリスクは取りすぎたくない、その間でずっと迷っていました。
だからこそ「最初からやりたいことがなくてもいい、働きながら見つければいい」という言葉は、その両方を受け止めてくれる考え方だと感じて。ここなら成長したい気持ちを止めずにいられると思って、入社を決めました。
バックオフィスの枠を超えて。自分が環境を変えられると気づいた
── 経理・総務から経営企画室に関わるようになった経緯を教えてください。
もともと、会社として「成長意欲のある人を経営企画室に入れていきたい」という方針があることは知っていました。
その中で、自分自身も入社してから大きく変わった実感があります。最初はうまくいかないことがあると他責にしてしまうことも多かったのですが、「人は変えられないけど、自分は変えられる」という考え方に変わってからは、自分の行動を変えることで、業務や周囲の環境自体も変えられるようになっていきました。
そういった動きを見ていただいた中で、「周囲の環境を自分で変えていける力」と「成長し続けたいという意思」を評価していただき、経営企画室の仕事にも関わらせていただくことになりました。
── 入社後「これはおかしい、変えたい」と最初に思った業務や仕組みは何でしたか?
正直、入社してすぐは覚えることが多くて、「これを変えたい」と思えるほどの余裕はありませんでした。
実際にそう感じ始めたのは、ここ2ヶ月くらいです。その中で最初に疑問を持ったのが、「社長が経営管理本部の実務も担っている状態」でした。社長のポジションに就かれたのが最近で、それまでは経営管理本部長として動かれていたので当初は違和感を持っていなかったのですが、役割が変わった今も実務を多く抱えていることに対して、「本来もっと経営に集中すべきではないか」と感じるようになりました。
会社全体を見ながら、今後の戦略や外部との関係構築を担う立場だからこそ、そこにリソースを割ける状態にした方が、結果として会社全体にとっても良い影響があるのではないかと考えたのが、最初に「変えたい」と思ったきっかけです。
努力していない自分に、物足りなさを感じるくらいに
── 今の鈴木さんが、過去の自分に一言かけるとしたら何と言いますか?
「あの時動いてくれて、本当にありがとう」って伝えたいです。
あまり過去を振り返るタイプではないので、「あの時こうしておけばよかった」と思うことはほとんどなくて。引きこもりだったことも、不登校だったことも、当時はうまくいっていない自分だと思っていたけど、今振り返るとその経験があったからこそ今の自分があると感じています。
だからこそ今の自分は自分のことが好きだし、これからも積み重ねていって、未来の自分がまた過去に感謝できるように生きていきたいと思っています。
── 「成長したい」という気持ちを持っている人に、IMOMでしかできないことを一言で言うとしたら?
一言で言うと、「どれだけ高い目標でも、本気で挑戦し続けられる環境」だと思います。私はこれまで、「北海道大学合格」や「売上1位」など、自分でも無謀だと思うような目標を立ててきました。
そういう目標は、周りから笑われたり、馬鹿にされたりすることも多かったです。でも、自分の中では無謀だと思えるくらい高い目標の方が、そこに向かって長く努力できるし、その分成長できると感じています。
IMOMは、高い目標を掲げることを否定されるどころか、むしろ称賛してくれる環境です。「それいいね」と前向きに受け止めてもらえるだけでなく、成長意欲として評価してもらえる。想像以上に高い目標だったとしても、「面白いね」と肯定してくれる人ばかりです。
だからこそ、自分で限界を決めずに目標を掲げて、そこに向かって貪欲に努力し続けることができる。努力すること自体に集中できる環境だと感じています。
── 5年後、どんな自分でいたいですか?
正直、5年後にどれだけ成長できているのかは、自分でもわかりません。だからこそ、あえて「こうなっていたい」という姿は決めていません。具体的に想像してしまうと、それと違ったときに「理想じゃなかった」と思ってしまいそうで。
人生は何が起こるかわからないし、その時々の自分の選択が未来をつくっていくものだと思っています。だから私は、その一つひとつの選択を「間違いだった」とは思いたくなくて、全部自分で正解にしていきたい。
会社に入ってからは、言語化力や論理的思考力といったスキル面だけでなく、経理・労務・法務の知識や、将来的にはマネジメントなど、成長の方向は本当にたくさんあると感じています。
将来どんな仕事をしていても、どんな環境にいても、「どうすればもっと良くなるか」を考え続けて、自分を高めていける自分でいたい。
そして、努力していない自分に物足りなさを感じるくらい、成長することが当たり前になっている状態でいたいと思っています。
一緒に働きたい方へ
頑張りたい気持ちはあるのに、今の環境ではなかなか認めてもらえず、自信をなくしている方へ。
最初からやりたいことや特別なスキルがなくても大丈夫です。「今の自分を少し変えたい」という気持ちがあれば、挑戦できる環境があります。
お互いに刺激を与え合いながら、一緒に成長していける方と出会えたらうれしいです。