國武 佑衣子のプロフィール - Wantedly
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福岡パッケージ株式会社で営業として活躍する國武さん。
新卒で入社した華やかなネット広告業界から、一見するとアナログなパッケージ製造の世界へ。その大きなキャリアチェンジの裏には、「数字の先にある、本当の価値を届けたい」という強い想いがありました。この記事から、未経験からでも挑戦できる環境と、ブランドの成功に深く関わる仕事の面白さを知っていただけると、嬉しいです。
國武(Kunitake)/ 営業
福岡県出身。大学卒業後、新卒でネット広告代理店に入社。広告主のKPI達成に向けた戦略立案などに従事し、大規模な案件を動かす。入社2年目に福岡パッケージ株式会社へ転職。現在は営業として、クライアントのブランド価値を高めるパッケージの企画提案を行っている。
趣味は料理🍳と、友人とおしゃれなご飯をたべること。
普段の楽しみは、友達と過ごす時間。前職の同期と仲がいいので、夏はお祭りに行ったり、土日は東京の美味しいご飯屋さんを開拓したりして過ごしてます。
新卒で入った会社では、アフィリエイト広告という分野で、広告主様のKPI達成のために戦略を考える仕事をしていました。誰もが知っているような規模の大きい会社様を担当することも多く、自分が動かす金額の大きさや、日常で担当した広告を見かけることにやりがいを感じていましたね。
特に、お客様からの難しい要望に応えて感謝された時や、様々な関係者の間で板挟みになりながらも(笑)、上手く調整してプロジェクトを動かせた時には「やったな」という達成感がありました。
そうですね。金額が大きい分、お客様からの「応えてほしい」というプレッシャーは常に感じていました。だからこそ成果を出せた時の喜びは大きかったです。ただ、毎月自分に課せられる金額に見合う価値を提供し続けなければいけない、という難しさも同時に感じていました。
一番もどかしかったのは、どれだけ大きな数字を達成しても、その先にいる“ユーザー”の顔が見えなかったことです。「自分は今、何のためにこの仕事をしているんだろう?」と、漠然とした気持ちになることもありました。
きっかけは、将来のライフプランを考えた時の漠然とした不安でした。広告業界はハードワークな側面もあって、「この先もずっとこの働き方を続けられるかな?」と。
ただ、最初から製造業を考えていたわけではありません。福岡パッケージのことは、姉からの紹介で初めて知りました。業務内容を聞く中で、『お客様の要望を聞き、本質にあった提案をすることがミッション』という言葉に惹かれたんです。「指示を待つんじゃなく、自分で考えてお客様の本当の悩みに応えたい」という、私が本当にやりたかったことは、この業界でも叶えられるんじゃないか、と直感しました。
転職活動らしい活動はしていなかったので、本当に縁とタイミングでしたね(笑)。
正直、入社前の不安はあまりありませんでした。それよりも、面談の時に実績品を見せてもらって、その中に自分が普段使っているサービスのパッケージを見つけた時のワクワク感の方が大きかったです。「この仕事は、世の中に絶対に必要なんだ」と実感しました。
入社後に感じた一番のギャップは、覚えるべき知識の多さですね。紙の種類や印刷方法、機械の名前など、基本的な知識がないとお客様とも話にならない。最初は毎日が勉強でした。
最初の頃は、資料を読んだり、工場見学に連れて行ってもらったり。ミーティングに同席して、先輩たちの会話から学ぶことも多かったです。毎日夕方にはアウトプットの時間を設けてもらい、その日わからなかったことを先輩が丁寧にレクチャーしてくれました。
常に「じゃあ見にいこう!」「一回見積もりを取ってみよう!」と、実践を通して教えてくれる文化なので、知識が定着しやすかったですね。オフィスが新宿にあるので、仕事帰りに伊勢丹や薬局に寄って、実際にどんなパッケージが流通しているのかを自分の目で見て学べたのも大きかったです。
お客様は「可愛い箱を作りたい」といったイメージをお持ちでも、そのデザインだけを追求すると、組み立てにくかったり、保管スペースを取りすぎたりと、お客様自身の負担が増えてしまうことがあります。
私たちの役割は、お客様の想いを叶えつつ、パッケージのプロとして「組み立てやすさ」や「配送コスト」といった実用的な面も考慮した提案をすること。例えば、お客様の「商品をコンパクトに見せたい」という要望と、購入者が「箱を捨てやすい」という両方の視点を満たすために、薄くて丈夫な『純白ロール』という紙を提案したことがあります。
お客様の想像を超える提案で、ブランド価値と実用性の両方を叶える。それができた時に、自分の介在価値を強く感じますね。
物理的に距離が近いですね(笑)。あと、みんなよく独り言を言っています。仕事で困ったことがあっても、その独り言を誰かが拾ってくれて、「それなら、こうしたら?」みたいに自然と助け合いが生まれるんです。
本社とは拠点が違いますが、毎日テレビ会議で顔を合わせているし、年に数回は直接会う機会もあるので、距離を感じることはありません。
日頃から無駄話が多いところ、ですかね(笑)。仕事の話はもちろん、プライベートな話も気軽にできる雰囲気です。年齢が近い先輩が多いこともあって、まるでお兄ちゃんやお姉ちゃんに相談するような感覚で、何でも話せてしまいます。
入社前に感じた「いい意味でベンチャー特有の家族感が無い」という印象は、馴れ合いじゃない、プロとしての関係性を築けているからこそ。言うべきことは言い合える信頼関係がある上で、フランクに話せるのが心地いいです。
フレックスタイム制なので、プライベートの予定に合わせて早く仕事を切り上げて飲みに…なんてことも可能です(笑)。連休中には、帰省先での在宅勤務も認めてもらえるので、地方出身者としてはすごく助かっています。
会社が契約しているシェアオフィスにはお洒落なラウンジもあって、その日の気分に合わせて好きな場所で働けるのも嬉しいですね。
一番は、お客様や取引先の方と対等に話せるようになったことですね。入社したての頃は、上長の話している内容が理解できないことも多く、お客様からの質問にも「確認します」と持ち帰ることばかりでした。
でも今は、知識の引き出しが増えたことで、お客様の「高級感を出したい」「ナチュラルな雰囲気にしたい」といった抽象的な要望に対しても、具体的な紙や加工方法をその場で提案できるようになりました。自分がわかっていない箇所が明確にわかるようになったのも、成長の証なのかなと思います。
もっと多くの業界の、様々なブランドに携わっていきたいです。パッケージの仕事は、本当に色々な業界の立ち上げフェーズに関わることができるんです。ブランドが生まれて、育っていく流れを間近で見られるのは、すごく面白い。
この経験を積んでいけば、「ゆくゆくは自分でブランドを立ち上げてみたい」という夢にも繋がるかもしれない。今はまだ目の前の仕事に必死ですが、そんな可能性も感じさせてくれる仕事です。
一つは、好奇心旺盛な人ですね。
私自身、入社前はパッケージがこんなに奥深い世界だとは知りませんでした。「所詮、捨てられてしまうもの」くらいに思っていたんです。でも実際は、ブランドの世界観を伝え、お客様の体験価値を上げるためのクリエイティブな仕事。色々な業界のビジネスモデルを知ることができるので、知的好奇心を満たしたい人にはぴったりだと思います。
それから、素直に人の話を聞ける人。未経験からでも、周りの先輩たちが本当に丁寧に教えてくれます。わからないことを「わからない」と言える素直さがあれば、どんどん知識を吸収して成長できる環境です。
最後に、誰かの役に立ちたい、喜ばせたいという気持ちがある人。前職と違って、今は自分が作ったものが物理的に存在し、それをお客様が手に取って喜んでくれているのをSNSなどで直接見ることができます。その手触り感のあるやりがいは、何物にも代えがたいですね。
私も最初は、面談で話を聞くまで「パッケージの会社って、何するんだろう?」と、正直ふわっとしたイメージしかありませんでした。でも、実際に話を聞いてみたら「めっちゃ面白そうじゃん!」ってテンションが上がったのを覚えています(笑)。
もし、「経験はないけど、ものづくりやブランドに関わる仕事がしたい」と思っているなら、きっとイメージが変わるはずです。まずはカジュアル面談で、気軽に話を聞きに来てください。「ただの箱」が、誰かの「最高の“はじめまして”」を創る瞬間に、一緒に立ち会えるのを楽しみにしています!
國武様のお話から、「好き」や「やりたい」という純粋な気持ちが、業界の壁を越える大きな力になることを改めて感じました。デジタルで完結する仕事も多い中で、自らの手で「価値」を形にし、世に送り出す。そんなものづくりの原点に触れられる喜びが、福岡パッケージにはあるようです。この記事が、あなたの新たな一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
福岡パッケージ株式会社では、共にブランドの未来を創る仲間を募集(こちら)しています!ぜひお気軽に話を聞きにきてくださいね!!
次回の投稿も、お楽しみに!