女性限定コミュニティプラットフォームを手がけるCORE代表の尾崎。もともと起業家に興味があったわけではなく、とある上司との出会いがきっかけで起業することを決意しました。
今では誰よりも起業家マインドを持ち、叶えたい社会に向かって突っ走り続けています。尾崎が人生をかけて取り組みたいと思ったサービスへの想いを伺いました。
直属の上司の産休・育休を機に起業を決意
ー起業をするきっかけになったエピソードを教えてください。
尾崎:COREを立ち上げたのは、前職のスタートアップ企業で直属の上司が産休・育休を取得したときの出来事がきっかけでした。当初3ヶ月で完全復帰する予定でしたが、思うように働けていない様子でした。
もともと仕事が好きで時間を気にせず働きまくるタイプの上司。子育てとスタートアップならではのスピーディーな仕事とのバランスが非常に難しかったとのことでした。身近で女性キャリアの難しさを目の当たりにし、強く印象に残ったのを今でも鮮明に覚えています。
その後、何か解決策はないかと日本国内ならず海外の事例を調べました。すると、海外では女性管理職向けの会員制クラブやママ友マッチングサービスなど女性向けのサービスが成功を収めていることを知りました。一方で日本国内では、女性管理職の比率は1割程度。
今回の出来事から「育児中の母親でなくとも、働く女性の中でも孤独を感じている人は多いのではないか」と仮説を立てました。働く女性同士が出会い、お互いにキャリアやライフプランの意見交換ができる場が必要だと思い、COREを立ち上げました。
働く女性を多方面からサポートするサービス展開
ーCOREの事業内容を教えてください。
尾崎:現在のメイン事業は大きく分けて二つあります。一つ目は働く女性のためのコミュニティSNS「CORE」です。キャリアに前向きな女性同志をつなぐ、新しいかたちのプラットフォーム。キャリアやライフプランとのバランスに対して悩みを持つ仲間との出会いや、少し先を行く先輩の女性と対話し、自分らしいキャリアを築いていける場所づくりをしています。
もう一つは女性特化の転職サポート事業「CORE Works」です。CORE専属のキャリアアドバイザーが在中しており、一人ひとりのニーズに合わせて寄り添い、ときには背中を押すサポートを行っています。
ーどんな人たちが実際に利用されているのでしょうか?
尾崎:20代後半から30代前半の、結婚・出産などのライフイベント前の働く女性の方々がほとんど。職種はさまざまで、営業職や、人事、コーポレート部門の方々、最近ではデザイナーの方々にも多くご利用いただいています。
女性リーダーが当たり前の社会へ
ーどんな世界観をつくりたいですか?
自分で意思決定ができる女性が当たり前のように社会で活躍している世界観をつくりたいです。COREのミッションが「リーダーシップのあり方を変える」で、ここにも紐づいてきます。現状、ビジネス構造的に男性が多い社会なので、リーダーシップは男性が取ることが多い。
リーダーシップが取れる女性を増やさない限りは、日本もどんどん衰退していってしまうと思います。とはいえ、管理職を経験した女性やロールモデルがまだまだ少ないので増やしていく必要があります。
ー管理職につく女性を増やしていくのは決して簡単なことではないと思います。段階的なステップが必要だと思いますが、その辺りはどんなふうに考えていますか?
社会を変える大きな意思決定をするためには、まずは自分自身を大切にすることが重要です。自分のことを大事にしていくうちに、自信を持って意思決定できるようになる。そうすることで、社内や家庭に目を向けて冷静な判断ができたり、心に余裕が出てくるようになります。
その延長戦に社会を変える大きな意思決定があります。自己肯定感が低い状態では正しい判断ができず、自分の意思決定を誰かに委ねてしまったり、管理職に就きたいと思えるほどの意志を持つことができない可能性が高まると思うんです。だからこそ、人生の先輩たちに相談できるコミュニティSNSを作って横のつながりができるようにしたのもその理由からです。
最終的には、女性リーダーが当たり前に活躍する社会をサポートできるようにしていけると理想的だと考えています。
ー実現させたい社会のために、COREで一緒に働いてほしい人、カルチャーフィットしそうな人はどんな人ですか?
強い意志を持って、事業を推し進められる人と一緒に働きたいです!女性キャリア支援と言うと、良くも悪くもキラキラして見えてしまいがち。「女性を応援したい!」「自分の過去の経験を活かしてサポートしたい!」と思うことはとっても大事なことですが、想像以上に泥臭いのが現実です。
だからこそ「COREが目指す『女性が活躍する社会をつくる』ためにはどんなこともやり切るぞ!」と気合いを入れて走り切れる人がいいなと思っています。本業副業で入るメンバー関係なくコミットメントは求めていますね。実は私、社内でも「スピード狂」と呼ばれてて…(笑)基本的に「これやるぞ!」と決めたことは最短で叶えていかないと気が済まないタイプです。
経験値の観点ではHRや人材紹介の事業、人事の経験があると望ましいと思います。
ーこれからの目標を教えてください。
COREで人生が変わった女性を増やしていきたいですね。今までは、特にコミュニティで繋がりを作ってきましたが、これからはCORE Worksの事業で人生が変わった体験を提供できるサービスとして成長していきたいと思っています。