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インタビュー「飲み場作り営業の醍醐味」

一保堂茶舖では、直営店舗を統括する直営営業部。海外展開をする海外事業部。そしてBtoB営業を担う法人営業部と、三つの営業組織に分かれています。それぞれの組織が異なるミッションを担いますが、法人営業部ではそのミッションを更に、行動指針、価値観、役割に落とし込んで共有し、1人1人が能動的に業務に当たれるように、と目指します。

今日は、一保堂のお茶が「美味しく、飲める、場所」を増やす取組を担う、法人営業部飲み場グループで活躍するNo.1(?!)営業、菊地 晋也さんをお招きします。ミッション、行動指針、価値観、役割の四つを細かく掘り下げながら、テーマごとに菊地さんに詳しいお仕事の内容を教えて頂きましょう。今回は、ちょっぴり「かたい」記事ですが、一緒に一保堂での営業の醍醐味を探っていきましょうね!

さっそく、法人営業部のミッションは

→ 「一保堂のお茶が体験できる場所を増やし、一保堂の商品が買える場所を整える」

栗本:そのミッションの中で、菊地さんご自身は、どんな役割を担っていますか?

菊地:はい、主にホテルや旅館など、宿泊事業をされている顧客を担当し、宿泊事業カテゴリの営業責任者を務めています!よくホテルの客室で日本茶や紅茶のティーバッグがアメニティとして置いてありますよね。そのアメニティのご提案やホテル館内のラウンジ、レストラン、スパなど、お茶の活躍どころはたくさんあります。自分で営業するのは勿論のこと、どういったターゲットに、今年はどの商品をどうご提案するのかを考え、そしてチームメンバーに作戦を落とし込んで、一丸となって頑張っています!直近では、京都に大型ホテルの開業案件が複数あり、国産紅茶、ボトリングティーといった新商品を上手く使いながら、ホテル全館で一保堂のお茶を楽しんで頂ける未来を目指し、努力しています。全国津々浦々、様々なホテル・旅館さんへ、やはりティーバッグ系の商品が多いですが、京都から旅立っていってくれていますよ!

次に、飲み場グループの行動指針は

→ 「日本茶と一保堂の価値を高める取組をする」

栗本:価値を高める、とは具体的にどんなことをしますか?

菊地:日本茶は、温度や待ち時間、保存方法など、丁寧に扱ってあげないと美味しくならない、いわば「食材」です。サービスのプロであるホテルの方々でも、お茶のことはよく知らないな 、ということもあります。商品を買って頂くだけでなく、どうやって扱うのか、丁寧にコミュニケーションを取り、時にレクチャーをし、美味しく提供して頂けて初めて「日本茶の価値が高まる」と思って取り組んでいます。

「お客様にお茶を淹れているけど、自分で淹れたものって本当に美味しく入っているのか不安で・・」、「冷茶を提供したいけど、作り方が分からない」などなど、お茶への興味とオペレーションへの不安をお持ちのホテルスタッフの方々向けに、日本茶の勉強会を開くこともよくあります。それはオペレーション指導でもあるんですが、取引先のスタッフさんにこそ、お茶を好きになって貰い、お茶を通じて豊かな時間をプライベートでも過ごして貰えたら嬉しい、そんな風に思って積極的に実施しています。

もう一つは、出来れば日本茶を「有料」で出してほしい、との取組です。日本では、飲食店でお茶はタダで出てくるもの、と思われがち。でもウーロン茶や紅茶は有料で出ていますよね、それは少し残念に思います。無料のおもてなしとして出すお茶、それも勿論良いですし、それとはきっちり味、茶葉の質、見せ方を差別化して、有料でも日本茶を出しましょうよ!という提案をいつもしています。それもまた「タダで当たり前」の存在から、もっと日本茶の価値が高まってくれるように・・との思いがあるからです。

続いて、飲み場グループの価値観

→ 「どの部門も嬉しい仕事をし、どの場所でも活躍する人材である・人材になる」

栗本:自分達は嬉しいけどどこかで誰かが泣いている、では会社はいけませんよね。営業部は売上が取れれば良い、でも製造部は生産体制が追い付いていないぞ、なんてことにはならないようにしたいものです。営業部のメンバーには、営業しか出来ないではなく、他の部門から「ウチに異動してきてほしい!」と言って貰えるような人材であろうと、一緒に今後のキャリア形成を考えていきましょうと、常々お話しています。菊地さんは、これからのキャリア展望、どんな風に考えていますか?

菊地:自分は、もともとお茶の製造部門で採用され、製造部で働いていました。そこから法人営業部へ異動になりました。営業の仕事は新鮮で、やりがいがあって、自分次第で仕事はどんどん増えるので、毎日めちゃくちゃ充実しています!一方で、製造と営業、どちらも関わったからこそ、もっとこうしたら、こんな風に両部門で連携取れたら、と思うこともあります。営業でしっかり成果を上げて社業に貢献し、幹部入りを目指していて、その上でゆくゆくは製造部に責任者として戻り「一保堂のお茶作り」の根幹を担う部門で、かつて伴に働いた製造部の仲間たちに還元できれば、と夢を持っています。

四つ目、飲み場グループの役割

→ 「会社にまだない取組に挑戦し、売上・利益ともに成長し続ける」

栗本:飲み場グループは、成長セクションとして業績の伸びを担いつつも、一保堂が新しいチャレンジをする際にはいつも最前線に立って飛び込んでいきますよね。菊地さんの頑張りをぜひご紹介ください。

菊地:2022年からは「お茶の移動販売車」を実施し、キャンプ場、商業施設、寺社、市民公園、企業さまなど様々な場所に、体当たりで飛び込みました! 2023年は国産紅茶を全社に先駆けて法人顧客限定で発売し、次々に新しいお客様を獲得していますね。勿論自分1人ではなく、皆で頑張っていますよ!

そして、2024年は何と言っても、POP UP店舗です。現在、東京ミッドタウン(六本木)でPOP UP第一弾が進行形で、提供している抹茶ラテ、ほうじ茶ラテは、法人取引先の珈琲店から日本チャンピオンのバリスタを招聘し、充実のラテアートレクチャーをして貰いました。私自身もハートくらいは描けるようになりました!4月末には、POP UP第二弾がいよいよ開業します!これまでの営業で培ったノウハウを存分に生かした、日本茶を軸にしたカフェメニューを様々に作り込んでいますし、オープンからしばらくの間は、自分も東京に行って、POP UP店舗のスタートダッシュに貢献できればと思っています!!

お茶の移動販売車や、東京ミッドタウンの記事も是非ご覧ください!

老舗お茶屋の新たな取組~お茶の移動販売車~ | 株式会社一保堂茶舗
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まとめ、飲み場作り営業の醍醐味とは

栗本:最後に、菊地さんが思う一保堂での「営業の醍醐味」を教えてください。

菊地:営業の面白さは、やればやるだけ返ってくる。これに尽きると思います。大変なことも多いですし、ただ営業をガムシャラにすれば良いというものでもなく、考えたり、長い時間をかけて仕込んだり、社内外の様々な方を巻き込んで一緒に案件を進めたり、やることは様々です。コレやっといてアレやっといて、という決まった仕事はほとんど無く、自分で考えて、頻繁にチームの皆でコミュニケーションを取りながら、1人1人がそれぞれ、でも共通の目標に向かって邁進しています。

商品やサービスの導入が決まればもちろん嬉しいですが、何より嬉しいのは取引先でお茶を飲まれたお客様が「凄く美味しくて。お店の人に聞いたら一保堂のお茶って教えてくれたから買いに来た!」と一保堂の店舗に足を運んでくださることです。そんな話を聞くと「取引先のスタッフさんが美味しくお茶を淹れてくださっているんだな」と誇らしくなります。これまで営業経験が全くなかった自分でも、周りのみなさまにサポートいただきながら頑張れています。さらなる出世を目指して、ますます頑張ります!

菊地 晋也さん、有難うございました。一保堂茶舗 法人営業部では、飲み場グループで一緒になって活躍してくれる新たな仲間を募集中です!今ある「飲み場」を更に深めていったり、あるいは未だ見ぬ新たな「飲み場」を作り出していったり、一保堂でのお仕事は可能性が無限大!

もちろん、現在進行形のPOP UP店舗にも、たくさん一緒に関わって貰えたらと思っています。興味を持ってくださったあなたのご応募を、心よりお待ちしております。

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