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こんにちは。スケールメイト代表取締役の齊田です。
突然ですが、「市場価値の高いマーケター」と聞くと、どんな人を思い浮かべますか?
最新の媒体知識に詳しい人でしょうか。それとも、誰も思いつかないような天才的なクリエイティブを生み出す人でしょうか。
もちろん、それらも大切な要素です。しかし、媒体のロジックは理解すれば誰でも扱えますし、クリエイティブは才能だけでなく「たまたま当たる」という偶然性も大きいのが現実です。
では、どこで差がつくかというと、 「アイデアを数多く出し、それを実行に移すまでの速さ」です。
優れたマーケターは、とにかく行動が早い。思いついた施策をすぐに試し、その結果を見て、また次のアクションを考えます。
このサイクルを高速で回せる人が、結果的に大きな成果を生み出し、自身のスキルを飛躍的に高めていくのです。
完璧な10割より、まず「6割」で市場に出す勇気を
「速さを意識すると質が下がるのでは?」と思う方にとっては、「100%の完成度を目指さない」というマインドセットが重要になります。
特にWebマーケティングの世界では、市場に出してから修正がしやすい世界です。
そのため、完璧な状態になるまで世に出さないのではなく、8割、いや6割の完成度でもいいので、まず市場に出すべきでしょう。
顧客の反応という「事実」を元に改善していく方が、結果的に成功への近道になるからです。
本当に当たる施策であれば、たとえ6割の完成度でも、必ず良い初動が見られます。その兆候を掴んでから10割に磨き上げればいい。最初の一歩を早く踏み出せば、その分だけ多くの学びを得られ、成長の角度も急になります。
これは、私自身が何度も事業を立ち上げる中で、身をもって学んだことです。
最初からすべてがうまくいったわけではなく、不完全でもまず形にして、市場の声を聞きながらPDCAを回し続けた結果、マーケターとしての市場価値を高めることができました。
「速さ」を支えるためには、本質的なビジネススキルが必要
ただ、やみくもに行動量を増やせばいい、というわけでもありません。 高速でPDCAを回すためには、その土台となる「適切な思考法」、つまり本質的なビジネススキルが必要です。
私がメンバーにも推奨しているのは、「多様なインプットを通じて、他者への理解を深める」ことです。
マーケティングとは、突き詰めれば「人間を理解すること」だと言えます。 顧客が何を考え、何に悩み、どうなりたいのか。そのインサイトを深く理解できて初めて、心に響くコミュニケーションが生まれます。
そのために、私はマーケティング関連の本だけでなく、エッセイや小説なども意識的に読むようにしています。
ビジネス書は、自分が抱える課題を解決するための「答え」を探すために、速読で要点だけをインプット。一方で、エッセイなどを読むときは、「この著者は、なぜこんな風に物事を捉えるのだろう」「根底にある価値観はなんだろう」と考えながら、じっくりと読み進めるようにしています。
このように自分とは異なる価値観に触れることで人間理解の幅が広がり、マーケティングの打ち手を考える上での引き出しになるのです。
スケールメイトが「事業家視点」のマーケターを育てる理由
私たちスケールメイトは、広告代理店であると同時に、事業を創り、育てる「事業家集団」でもありたいと考えています。
メンバーにはいつも「クライアントの、その先にいるお客様を成功させること」が私たちの使命だということを伝えています。マーケティングは、あくまで事業を成功させるための一つの手段にすぎません。
だからこそ、私たちは事業全体を俯瞰し、クライアントさまに深く寄り添うことを大切にしています。時には、マーケティング施策だけでなく、事業そのものの在り方について踏み込んだ提案をすることもあるぐらいです。
このような環境だからこそ、単なる広告運用のスキルだけではない、事業を伸ばすための本質的な視点が身につくと考えています。
社内には、メンバーが「6割を120%の力でやりきる」ための仕組みも用意し、学びと実践のサイクルを高速で回せるような環境を整えています。
もし、単なる「マーケター」で終わるのではなく、事業を動かすことのできる人材になりたいと本気で考えているのなら、スケールメイトは条件に合う環境だと確信しています。
事業の立ち上げから成長まで、そのすべてに当事者として関わり、生きた知識と経験を吸収できる。そんな環境で、あなたの市場価値を一緒に高めていきませんか?
マーケターとしての市場価値を上げたい方はぜひ一度お話ししましょう。マーケティング未経験の方のご応募も大歓迎です。