グリッジ代表の籔井(やぶい)です。
先日、アメリカ ロサンゼルスで開催された北米最大級のアニメイベント「Anime Expo 2026」へ、弊社のNY在住メンバーが現地潜入しました。
4日間で延べ42万人以上が押し寄せた熱狂の現場から、非常にリアルなレポートが届きました。
今回はこのレポートから見えた「日本のIP・アーティストが世界で勝つための設計図」についてお話しします。
中国・韓国IPが見せる「体験設計」と「CRM」の圧倒的な凄み
現場で顕著だったのは、中国・韓国企業の「体験設計」の巧みさです。
彼らのブースは単にコンテンツを見せるだけでなく、「ファンが触れ、参加し、自らSNSで発信したくなる仕掛け」が徹底されていました。さらにその場限りで終わらせず、コミュニティ参加や継続的な接点へと繋げる「長期的なCRM(ファン関係管理)」の入り口としてイベントを機能させていたのです。
一方、日本発IPの最大の強みは「圧倒的なコンテンツ力(重力)と蓄積された思い出」。
しかし、「良いものを作れば届く」という時代は終わりました。海外のファンを単なる「数字」として捉えるのではなく、本質的に理解しようとする姿勢と戦略が、今まさに求められています。
「単なるローカライズ」から「ファン行動の設計」へ
日本のエンタメが世界でさらに成長するために必要なのは、言葉の翻訳のような「単なるローカライズ」ではありません。
- IPの本質的な魅力をグローバルな文脈で言語化すること
- 現地ファンが自分なりの形で参加できる「余白」を作ること
- リアル体験・SNS・コミュニティ・CRMをスムーズな「ファンジャーニー」として一本の線で繋ぐこと
「コンテンツの強さ」を、海外市場に合わせた「ファン行動の設計」へと正しく変換できるか。ここが勝負の分かれ目です。
世界中で泥臭く仕込む。それがグリッジのスタイル
今回のAnime Expo2026でも、現場のグリッジメンバーは単なる視察ではなく、現地キーマンやグローバルプラットフォームとの事業開発アポを大量に実施し、巨大な「未来の種」をまいてきてくれました。
LAでメンバーが奮闘している間も、インドネシア、マレーシア、韓国、台湾、ブラジル、メキシコ…と、世界中のグリッジメンバーが現地で同時に汗をかいています。
オンラインでいつでも繋がれる時代だからこそ、私たちは現地に深く入り込み、膝を突き合わせて対話を重ねる。
世界基準のマーケティングとテクノロジーを融合させ、「日本の音楽やIPを世界へ届けるエコシステム」を泥臭く創り出していく——。
私たちが仕込んできた未来がこれからどんな形になるのか、興味がある方は是非ご連絡ください。
◆ グリッジ株式会社について
「日本の音楽を世界に」を掲げるエンタメ×グローバルマーケティングベンチャー。世界10 都市の多国籍メンバーが、デジタル・オフライン双方でファンとの関係構築と市場開拓を支援しています。