【インタビュー】女性活躍!“両立”にとらわれないキャリアのつくり方
多くの女性が活躍するトランスコスモス。今回は実際に活躍する一人の女性社員にフォーカスし、子育てと仕事の両立・現在のキャリアをどのように築いたのか聞いてみました。
今回ご協力いただいたのは2008年中途入社の【谷本 孝子さん】です!
目次
プロフィール
キャリアストーリー
子育てについて
メッセージ
プロフィール
キャリアストーリー
ーまずは学生時代ついて教えてください
中学・高校時代から古文や漢文が好きだったこともあり、文学部のある大学へ進学しました。進学はしたものの、第一志望の大学ではなかったため諦めきれず、再度受験も試みたのですがうまくいきませんでした。改めて自分のやりたいことを考え、復学して哲学科を専攻することにしました。アルバイトでは塾講師をやっていました。体力は使わないバイトを…と始めたことがきっかけでしたが、その時から人に教えることが嫌いではなかったんだと思います。
ートランスコスモス入社前まではどんなことをされていましたか
大学時代、就職活動はせず「この先どうしようかな…」と考えている時にアルバイト先の塾からお声掛けいただきそのまま就職することにしました。塾講師としては2社経験しており、その後結婚しました。結婚後、夫も私もシフト制での勤務だったため休みがなかなか合いませんでした。せっかく結婚したのに…という思いもあり、夫婦で土日休みを条件に転職することにしました。その時私は30歳でした。
就職先がなかなか決まらず、塾講師の経験値があまりプラスにならなかったように感じてしまいました。そんななか、唯一内定をもらったのがトランスコスモスでした。最初は人事募集枠に応募していたのですが、経験者を優先採用している点からヘルプデスクの業務はどうですか、と提案を受けました。土日休みだけでなく、大手企業の安定性に惹かれ入社を決めました。
ートランスコスモス入社後のストーリーを教えてください
入社後はカスタマーサポート、医薬品、ITなどさまざまなヘルプデスク業務を担当しました。その間で子ども二人を授かり、出産しました。一人目の出産時は、入社して1年未満だったため育児休業が取得できませんでした。家族間で話し合い、九州に住んでいる私の実母を迎い入れ、家事や育児のサポートをしてもらいながら復帰することにしました。二人目のときは、1ヶ月だけ育休を取って復帰しました。
―“実は育休が取りにくい環境だった”ということはありませんでしたか
全くそんなことはありませんでしたよ!むしろそんなに早く復帰しちゃっていいの?と周りから心配されました。すでに家庭の中での役割や対応方法を決めていたこともあり、もともと長期間の育休取得は視野に入れていませんでした。育児=母親にしかできないというわけではないといった考え方が家族間で一致していたために実現できたことだと思います。
ー現在は採用部門に所属していますが、きっかけは何でしたか
ヘルプデスク業務を5年経験しチームリーダーも務めたところで、改めてキャリアプランについて考えるようになりました。複数の事業所を経験したことでリーダー経験後のキャリアステップは想定できていましたが、私自身は異なる環境でのインプットを必要としていたんだと思います。トランスコスモスには、上長との面談によるキャリア相談の機会やキャリアの選択肢拡大を支援する社内公募制度があります。私は社内公募制度を活用し、採用部門の募集に興味を持ち応募しました!
ー異動後、採用部門での取り組みについて教えてください
ビジネスプロセスアウトソーシングサービス統括はサービス業態ごとに本部がありますが、異動当時は全本部横串での採用業務を行っていました。のちに各本部に採用部門が設置されることになり、2016年から建築・土木領域のサービスをメインとする本部、2023年からは自動車・航空機をなど製造領域のサービスをメインとする本部の採用担当を務めました。各本部のサービスや仕事内容の把握、必要スキルの確認、求職者マーケットの分析・企画など採用に関連することは幅広く対応していました。
ー現在の取り組みについて教えてください
2025年度から部門編成により採用課と採用管理課で分かれ、現在私は採用管理課で課長職に就いています。採用管理課では、選考を直接対応する採用課のメンバーが抱えていた社内申請、請求処理など膨大な付帯業務を代行対応しています。また、代行した業務は標準化し、自動化することで限られたメンバーでも高い品質で対応できるようにしています。
これらの取り組みによって、採用担当者が本来注力すべき「採用戦略の立案」や「面接対応」により多くの時間を使えるようになり、採用活動の質と選考スピードの向上を実現することができました。その結果、採用人数の獲得が進み、ひいては事業の成長にもつながる体制づくりに貢献できていると考えています。
ー女性管理職として意識していること、ビジョンを教えてください
もともと女性社員の割合も多いトランスコスモスですが、私が課長を務める採用管理課もほとんどが女性です。新卒からトランスコスモスで勤務するメンバーもいれば、中途で入社したメンバーもいて経歴も様々です。時短勤務で働くママさんもいます。定期的に面談を実施しており、やりたいことのキャッチアップや課題、業務量の相談などを受けることもあります。女性ならではの観点を意識しながらそれぞれが最大限に活躍できる環境づくりをすることが私の経験に基づくアウトプットだと捉えています。バックグランドや家庭の事情に関わらず、活躍の場は誰にでも平等にあり、選択できるものなのだと伝え続けたいと思います。
子育てについて
ー子育てをしながらキャリアを築く上で、大切にしていることを教えてください
自分の力だけで子育てと仕事の両立は不可能だと考えています。どんなに会社として制度が整っていて充分に活用したとしても子育ては家族にしかできませんし、時間も体力も有限です。それをわかっていたので、「自分」という視点ではなく「家族」としての視点を持つようにしています。3人子どもがいるので必ずしも自分の意見が通るわけでもないですし、イレギュラーなことも多いですからね。夫とはお互いに家庭での立ち位置や仕事における目標、実現性について話し合うこともあります。母親業と仕事どちらを優先させるかではなく、どちらも実現させるための話し合いなので、自分から一歩引くみたいな感覚はないかもしれません。家族間でのすり合わせが、各自の役割を再認識し、家庭と仕事をバランスよく保てているのだと思います。人によって目標や感覚も異なるので、それを「両立」と言えるかどうかは分かりません。ただ、現在のキャリアを築けたのは、家族の理解や協力があってこそだと感じます。
メッセージ
ー女性リーダーとして後輩へメッセージをお願いします!
ぜひ自分の意志をしっかりと持ってほしいです!会社という組織の中にいるとどうしても評価を意識して”望まれている”ことを優先してしまいます。もちろん重要なことですが、まずは自分の”やりたいこと”に向き合い、積極的にアピールしてほしいです。
<トランスコスモスの選考を検討中の方へメッセージ>
これまで多くの面接を対応した経験も踏まえると、面接に来られる方の多くが企業の方からよく見られようと無理しているように感じます。入社前から会社の求めていることに照準を合わせようとすると自分のやりたいことから遠ざかってしまうこともあります。ぜひ面接は「必要性が試される場」でなく「やりたいことが実現できるかどうか確かめる場」と捉えていただければと思います。
私はヘルプデスクの本部からスタートしましたが、エンジニアリングの本部からのスタートでも多種多様なキャリアを築くことができます。まずはやりたいと思う気持ちに素直に向き合い、自ら発信していくことが大切です。
【取材後記】ライフワークバランス、仕事と子育ての両立…最近では定着したワードですが、理想と現実の違いに悩みながら取り組む方もまだまだ多いのではないでしょうか。「両立は不可能」という言葉。さまざまなフィールドで活躍されてきた谷本さんだからこそ重みのある言葉に感じました。そしてそれは出産や育児によってキャリアが止まり”諦める”ではなく”切り開く”という意味に聞こえました。完璧を目指すというよりも、自分にとってベストな環境を作りこむといった表現が近いかもしれません。今回は女性活躍という視点での記事でしたが、女性に限らず誰もが自分の人生や目標を見直すきっかけとなるインタビューだったと思います。谷本さんお忙しい中ご協力いただきありがとうございました!