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皆で最高な仕事がしたい!OBF のエグゼクティブプロデューサー河口のやる理由。

こんにちは!OFBYFORの採用担当、永山です。今回はOFBYFOR(通称OBF)創業メンバーでエグゼクティブプロデューサーの河口さんの過去や、OBFでの働き方、社長森さんと一緒にやる理由をお伺いしていきます!河口さんよろしくお願いします..!!



ー最初に自己紹介と新卒時の就職活動についてお聞きしてもよいですか?

はい、エグゼクティブプロデューサーの河口です。愛知県出身で、都内の4年制大学を卒業しました。1社目はアパレルメーカーに販売職として新卒採用されて入社しました。

中学生の頃からとにかくファッションが好きで、何でもいいからファッションに関わる仕事をしたいなと思っていました。ただ、教育において厳しかった両親との折り合いをつけるために一旦は四年生大学に進学する必要があって、僕の学力的に進学出来たのが青山学院大学でした。東京はファッションの中心地だと思ってたんで、東京に行けるならと思って自分なりに受験勉強は結構頑張りましたが、正直行けるならどこでも良かったというのが本音です(笑)

とはいえ、それなりの偏差値の学校・学部だったので、就職活動時はメガバンクや大手の代理店、総合商社が第1志望という子たちが同期だった中でファション業界を志望するというのはかなり「変わり者」だったと思います。入社後はバイヤーという職種になって、最終的には独立して自分でお店をやりたいなって安直に考えてたんですよ。

ファッションや洋服が好きな学生が真っ先に思いつくシンプルな進路だと思うんですけど、まずは販売だって思って。 ただ、嫌々販売からスタ ートってよりは友達と一緒に買い物行って服を選んであげることが大好きだった事もあって、むしろ「販売や接客を仕事にしたい」と積極的に思って入社しました。


ーそこから社会人生活が始まるんですね。

はい。ただ、1社目は10ヶ月ぐらいしかもたなかったんです。単純にめっちゃしんどくて。

9割がラフォーレ原宿とか、渋谷109とか、そういうところにお店を出してるレディースブランドが強いメーカーだったんですよ。ブランド戦略がとにかく好調で、売り上げもガンガン伸びてた時期だったんですが、その会社の中で1店舗だけ、今思えばめちゃめちゃ異質なお店があったんです。

そのショップで販売がしたくて逆引きで就職先を探したら、その会社は9割がレディースブランドを展開しているメーカーだった、と言う。そこから運よくその店舗に配属してもらえたんですけど、ここが「接客のプロしかいない」みたいな一流店で、先輩も新卒で販売の基礎も全く分かってない奴に1からどう教えたら良いのか分からなかったみたいで、使い物にならないってすぐ別部署のブランドの店舗に飛ばされちゃって(笑)

そこからレディースブランドを転々とすることになって、しっかり教育してくれる店舗もあったんですけど、そうは言っても完全にレディース100%のブランドですからね、販売未経験の「男性」販売員がいきなり飛び込んだところで、そう簡単に活躍が出来るはずもなくて...。

でもそんな時に、渋谷の店舗で仲良くしてくれていた同い年の子が次の会社に引き抜いてくれたんです。

その時は身も心もボロボロだったんで「すぐに転職してしまうってやばいんじゃないか」とも思ったんですが、それどころじゃなくて2社目に移りました。

2社目には日本のファッションブランドの商標(ライセンス)のマネジメントや、ブランディングを行うブランドマネージャーとして入社しました。この会社には都合4年近くお世話になったんですが、業務時間外の時間を使って、副業的にシルバーアクセサリーのブランドを始めました。Instagramが普及し始めたばかりの頃でしたが、Facebookなど各種SNSを活用してブランディングをしていたら、それなりに上手くいったんですよね。ただ、ブランドを始めて1年くらい経ったタイミングで、一緒にブランドをやっていた相方が急に蒸発してしまって...。現在は無事完済したんですが、ちょっと笑えないくらいの額の借金をこのタイミングで背負うことになってしまいました。

そこから「とにかく稼がないとヤバい」と本気で思って、ファッションとは全く違う業界で「稼ぐ力」をつける為にWEBサービスの法人営業職に転職しました。


ーその当時森さんにはもう出逢ってるんですか?


森と出会ったのは2社目の時ですね。同世代の面白いことやってる人で集まろうみたいな集まりがあって、とある美容室が会場だったんですけど、そこのお客さんとか友達とかの集まりでした。その時は森とじゃなくて、森が連れて来た同い年の友達がいるんですけど、そいつとまずはめちゃくちゃ仲良くなって。

森に対してはとにかく、同い年だっていうのが嬉しくて、同い年でおもろいことやってるんだ、仲良くなりたいなって思いましたね。自分が「面白い」と思う事ことをやっていきたい、仕掛けていきたいみたいな、そういうマインドが僕にはなかったので「凄いな、こういう人が成功してくんだろうな」みたいな。

その後森が3ピースのバンドを始めて、僕も集客やPRの手伝いを始めました。僕の感覚では「仕事」って感じでは全然なくて「面白そうだから手伝う!」という感じだったと思います。

そのとき森がバンドの認知度を高めるためにやっていた事が、ライブの様子をその場で撮って、家に帰って速攻で編集して、次の日には SNSでライブの様子を出していくってプロモーションで。クリエイティブの制作担当がYUKARI(現OBFクリエイター)で、僕が集客や、バンドメンバーの衣装を探したりしていました。僕は3社目も辞めてフリーターだったタイミングで、ライブ現場を手伝いに行くのと、打ち合わせに行くみたいなところを中心に担当していて、それが 28、9 歳くらいの時ですね。


当時森は本業としてファッションWEBメディアでチーフプロデューサーやってバリバリ働いていて、YUKARIはアルバイトしながらバンドを手伝って、映像作品の自主制作を毎日、本当に文字通り「休まず毎日」やっていました。

そうしたら、YUKARIの自主制作を見て下さったファッションブランドのPR担当者さんから「うちのブランドの映像を作って貰えませんか?」と声がかかって。今思えば本当に少額ですけど、初めて映像、クリエイティブ制作のご依頼を頂けたんです。

今も変わらずYUKARIのマネジメントは森が担当しているんですが、当時森は先述の通りでWEBメディアでフルタイムで勤務していたので、YUKARIに頂いたお話しの打ち合わせに行きたくても行けない。そこで「代わりに打ち合わせに行って欲しい」と森から言われたのが、今思えば僕の「プロデューサー」としての最初の仕事でした。

その後、midori(現OBFクリエイター)が学校を卒業したタイミングで森が「一緒にやろうよ」って声をかけて、4人でOFBYFOR TOKYOを立ち上げたのが2019年です。その後2020年の8月に法人化してオフィスを借りて、という流れですね。


ーすごい勢い。早いですよね。どんどん仕事が来ちゃってみたいな感じだったんですか?


そうですね、有難い事に。YUKARIやmidoriの作品を見てくださった方がオファーを下さって、その作品を見た方がまたオファーを、という流れがドンドン続いていった感じでした。あとは森と僕が営業経験があった事もあって、ファッションやクリエイティブの業界、フリーランスチームには珍しく「営業」や「制作進行」のフローがある程度しっかり出来た、という点も大きいかもしれません。

ーエグゼクティブプロデューサー、マネージャーという役割をやっておられると思うんですが、具体的にどんなことをやっておられるんですか?

はい、まず業務内容でいくと大きく3つで

  • メンバーマネジメント
  • 制作進行
  • 新規 / 既存営業

という感じです。


「メンバーマネジメント」は文字通り、プロデューサーチームのメンバーの業務状況の把握や管理、教育などですね。

「制作進行」は、クライアントさんからオファー・ご相談をいただいてから納品完了するまで、プロジェクト全体のスケジュールや予算などを管理していく業務です。業界や企業によって様々ではありますが「プロデューサーの業務」というと一般的にはこの「制作進行」を主に指す事が多いかと思います。

「新規 / 既存営業」は、新規営業先の開拓だったり、既存顧客へのアプローチ、営業メニューの作成など、営業戦略を考えながらメンバーと一緒に僕自身もプレイヤーとして営業現場へ出ています。


ー河口さんご自身の強みはどこだと思いますか?


自分としては「調整力」かなと思っています。プロデューサーの仕事って大半が「調整」だと思っていて、1つのプロジェクトにおいて沢山いる関係各所それぞれの要望や、都合や、願いを「とにかく調整し続けて前に進める」のがプロデューサーって呼ばれる人の存在意義なんじゃないかな、と。

僕は仕事において「何事も相手の目線になって考える」とか「出来るだけ偏らずフラットな考えで判断する」といった事を心掛けています。

それに加えて「誰かの為に頑張る」っていう気持ちが凄く強くて。その「誰か」というのが、チームのメンバーである時もあれば、外部の方やクライアントさんである時も、両方あります。

ビジネススキルでいう「共感力」、「並走力」、「傾聴力」と言語化されているような力を比較的持っているタイプなのかな。結果的に「調整が得意」なんだと自分では思っています。

ー河口さん、色々なことに気付き過ぎて、逆に大丈夫かなと思っちゃったときあります。


そうですね、実際めちゃくちゃ疲れます。笑

でもきっと、自分がチームや社会に「求められている」ところってココだと思っていますし、イコール自分の「存在意義」になっているなって感じているので、全然苦ではないですね。「OBFさんはクリエイティブがカッコいい”だけ”じゃない」とか「OBFのプロデューサーさん達との仕事は、進行がスムーズだし、何より楽しい」って言って貰える事も少なく無くて。大袈裟じゃなく「自分が生きる、頑張る理由」になっていると思います。


ー1番やりがいを感じる時はどんな時ですか?


やっぱり創ったものが「公開された瞬間」ですね!公開された作品を見て喜んでるチームのメンバーを見るのが、1番やりがいを感じるタイミングです。

僕は、自分がプロデューサーとして大きな規模の案件を担当したとか、担当した作品が大きな屋外モニターで流れたとかっていうのは、正直あんまり興味がなくて(笑)

むしろ森やYUKARIや、今後新しく入ってきてくれる若いメンバーが、自分達で創ったものを見て楽しそうに、嬉しそうにしている光景を見る時が、多分これからも変わらず一番グッときますね。


ーメンバーの喜びが一番情熱ポイントってことですね。

ですね。さっきお話しした事に繋がるんですけど、クライアントさんや社外の方がOBFのメンバーに対してポジティブな評価をしてくださったり、言ってくださったりするのを目の当たりにした時も、すごく嬉しいです。


ー例えばどんなシュチュエーションがあったんですか?


そうですね、例えば「大手広告代理店のクリエイティブディレクターさん」みたいな方から、今でこそ「YUKARIさんの作品ってどれも唯一無二で、独創的ですよね!」といった評価を頂いたりする事が多くなりました。YUKARIやmidoriに対して指名でオファーを頂く事も今では珍しい事じゃなくなってきて、スケジュールがどうしても調整出来ずに、恐縮ながらお断りするしかないといった事もあります。

誰に師事した訳でもなく「フリーランス集団」として集まってキャリアをスタートさせた僕らが、業界の第一線で活躍している方々と同じ目線で仕事が出来て、評価をして頂けて、次の仕事に繋がっていってという流れにも「凄い事だな」ってシンプルに思いますし「やっぱりOBFのクリエイターは凄い」って思わされます。

自分達のセンスやクリエイティブは通用するんだな、通用するどころか「高いクオリティ」として認められているんだな、って感じられるのは単純に嬉しいし、楽しいです。


ーその逆転していく感じとかも面白かったりするんですか?


そうですね。僕、元々プライドがめっちゃくちゃ高いんですよ。(笑)

若い時は自分が軽んじられたり、下に見られたりするのが凄く嫌で突っ張っていたんですが、年齢を重ねるにつれて自分自身のことはどうでも良くなってきて。その代わりというか、今では主語が「 OBF のメンバーが」に変わって、彼らが雑に扱われたり無礼な対応をされたりした時には、もうめちゃめちゃムカつきます (笑)


ーちょっと面白い裏側ですね。なんか、河口さんのイメージ、そんなところがあるんだっていう、意外でした。


そうですね、ムカついたとしてもそれを口に出したり何かしらの形で相手に伝えたりする事は、結局ほとんど無いですね。というか、仕事柄出来ない。(笑)だからあくまで「内心では」っていう感じで、自分の中で次に動く為のエネルギーに変換しているイメージです。

でもこうした僕の一面を「意外」って言って頂けるのは「プロデューサー」として社外に出る立場として、とても嬉しいですね。バレてないんだな、というか。(笑)


 ーマネージャーとして、仕事を回していくのに大切にしていることとかあれば教えて欲しいです。


「メンバーを絶対に見限らないこと」です。

OBFを立ち上げるまでのキャリアの中で自分は、見捨てられてもきたし、見限られてもきたし、育てて貰えなかったっていう経験もあって、それは本当に辛かった。自分がそれだけダメダメだった、という事も勿論あるんですが。

でも、だからこそ自分は、例えば経験値が低かったり、自分とは違うタイプの人間性だっとしても「熱意」があれば絶対に見限らないって決めてます。

でもこの「マネージャーとしての信念」みたいな考えを自分が持つようになったのは、OBFを立ち上げてから森が僕に対してそうしてくれたから、なんです。

自虐でも謙遜でもなく、僕は自分自身のことを「元々仕事がデキるタイプの人間」だと思った事は、本当にただの一回もなくて。OBFを立ち上げる前のキャリアの中で何か輝かしい功績を残したかというと、そうした事も全然ない。

それでも今、OBFっていうチームの中で曲がりなりにもプロデューサーという仕事が出来ているのは、確実に「森が見限らずに一緒に走り続けてくれたから」だと思っていて。

自分だって、社会に出ていきなりバリバリ仕事が出来るようになった訳じゃない。であれば、それを忘れずにメンバーとは向き合い続けないとなって常に思い続けるようにしていますし、自分みたいな人間だって出来たのだから、誰だってやり続けてさえいれば絶対出来るようになるって信じています。


ーその森さんが光を与えてくれたじゃないですけど、それも時間をかけて、丁寧に扱ってくれて、ここまで来れたということですよね。

はい、まさに。僕が森に対して抱いている「信頼」っていうのは、彼の「人間力」みたいなところから来ているのかもしれません。与える力だったり、人を見抜く力だったり。

ー森さんだから一緒に働いていて、これが他の人で同じ仕事だったとしても、ついて行ってるわけじゃないよっていう感じですか。


うん、やってないですね(笑) やっていたとしても、今と同じくらいの熱量では絶対にやれていないと思います。

能力が優れてるとか、センスがあるとか、色々な評価軸で森よりも社会的評価が高い人って沢山いると思いますし、実際出会ってもきました。だけど「この人と一緒に働きたいな」って思ったことは、これまで1回もありません。


ーすごい!河口さんって一途ですか。森さんがやりたいことをやってる姿、やっぱり魅力的なんですかね。


そうですね、1回心を決めたら浮気はしないタイプです。(笑)
自分には「何を差し置いても、とにかくやりたい」みたいに強い気持ちで思い続けられる事が無いので、そういった意味で自分と真逆の森の人間性はずっとリスペクトしています。


ーこんなに人生が変わると思ってなかったですか?


全く思っていなかったです。 (笑)


ーそれは河口さんの才能のというか、元々持ち合わせていたポテンシャルが森さんにそうさせたんじゃないですかね。河口さんのコミュニケーション能力がやばいなと思います。


ビジネススキル的な「コミュニケーション力」は、OBF以前の仕事でも培われたと思っていますが、更にレベルが上がったのはやはりOBFが始まって、その日々の業務の中で森から沢山アドバイスを貰いながら、自分なりに工夫していった過程で磨かれたのかな、って思います。


ー最後なんですけど、OBFで得られるもの、得られたもの、入るとこう成れるよってのがあれば教えてください。


OBFがチームとして掲げているメッセージの1つに"新しい世界を見に行く"っていうのがあるんですが、これは凄く的を射てるなと思っています。僕もまさに、OBFが始まって「新しい世界」を沢山見させて貰いました。

【 過去作品事例 】

そんな自分達チームの現状があるのは、ある種「身の丈に合わない挑戦」をトライし続けた結果だと思っていて。だからこそ「チャレンジし続ける」という事は、チームとしても一個人としても、これからも持ち続けていきたいなと思っています。「俺も諦めないから、皆も諦めないでね」みたいな。

なので「自分の可能性を思いっきり広げたい人」だったり「想像も出来ないような世界に飛び込んでみたい人」に、ジョインして貰いたいなと思いますね。

そういうマインドの人がOBFの門を叩いてくれたら、僕もチームメンバーも、一緒になってとことんまで付き合っていけると思うので。


ー成長が止まらないですよね、OBFさん。


「成長が止まらないチーム」であり続けたいなと思います。成長し続けるから楽しいし、変わり続けられるから面白い。そう思っています。

 ーありがとうございました。心にいい意味でグサッと刺さりましたよ。これからも OBFさんの革新を近くで見させて頂ければと思います。


こちらこそ、ありがとうございました!!


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