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[メンバーインタビュー]アメリカ出向中にMODEに出会い、投資、転職、日本法人の立ち上げ

Q:Satoshiさんのバックグラウンドを教えてください

ないものは自分で作ればいい、ゲームのためにパソコンを作りはじめた大学時代

僕は、もともとは学校の先生になりたかったんですが教育実習に行ったときに、働く場所としては違和感を感じてしまって先生になる道を断念しました。ただ今でも教育には興味があります。教育は世界の飢餓を50%救うと言われている。知識と知恵で社会を良くしていきたいという思いは変わりません。

大学の時は、ゲームにハマっていて1日に18時間くらいゲームをしていました。最初に買ったのが富士通のパソコンだったのですが、ザ・タイピング・オブ・ザ・デッドというゲームがパソコンのスペックが足りなくてできなかった。だったら自分で作ろうと、そこからパソコンを作るようにもなりました。大学の時に文系だったものの初級シスアドを取得したり、技術はずっと好きでしたね。卒業後はインターネットをやりたかったので新卒でニフティに入りました。

5人で立ち上げた法人向けサービスは初年度に6億円の売り上げを達成

新卒で入社してすぐに回線のtoCサービスの販売や企画をした後、社長直轄のプロジェクトでコールセンターサービスを立ち上げ、同じく社長直轄のプロジェクトで2010年から5人で法人向けクラウドサービスの立ち上げをしました。当時AWSはあったけど日本のクラウドサービスはまだなかった。そこで自社が使っているサーバーや仮想化技術を売るといったものでした。

このビジネスが初年度6億円をあげてみんなでお祝いをすることにしたんですが、なんと社内でこのプロジェクトに関わった人が150人くらいで、美味しい焼肉でも食べようと盛り上がったのですが打ち上げ費用が大変なことになりました(笑)そのプロジェクトは今は大きなビジネスへと成長しています。

Q:MODEに参画した経緯を教えてください

アメリカ出向中にMODEに出会い、投資、転職、日本法人の立ち上げ

経営戦略を2年間やってアメリカへ出向することに。とにかく死ぬほど働きましたね。ひたすらスタートアップ企業とあってアライアンスを組み、事業を立ち上げる、そのために当初の目標であった2年で200社を上回る1年間で150社の企業と会い、何件かの事業提携を行いました。ちょうどAmazon IoTがでてきたタイミングでスタートアップのソーシングをはじめ250件くらいIoTの会社をリストアップしたのですが、その一つがMODEでした。

エンジニアもMODEが一番技術力が高く、コンセプトが良いという話になり、2016年にMODEへ投資をしました。その後、日本に帰国する際に前職を退職し、2017年8月にMODEの日本オフィスを立ち上げました。

Q:今後のMODEでの抱負を教えてください

MODEは今こそ転換期、成長のエンジンを作りグローバル展開を加速させる

MODEのビジネスの広げ方は、当時からお客さまにお客さまを紹介してもらい、わらしべ長者のように案件が拡がっていきました。今もまだその傾向が強い。あえて厳しい言い方をしますが、会社は大きくなってきているのに仕組みではなく個々の社員の力に依存することがまだまだ多く、成長のエンジンがないことが今の課題だと思っています。ここから脱皮するために、強いスキームなのか強いプロダクトなのか、何か突出して強いものを作っていかないといけないなと思っています。コアを作ってそこにお金と人を投資して成長のエンジンを作っていく。

おかげさまでお客さんの引き合いも多く、グローバル展開のチャレンジも進んでいるので、日本で鍛えられた製品を世界へもっていくチャンスだと思っています。成長のエンジンを作るためにもお金が必要なので、次の資金調達を確実にしていかないといけない。だから今年はビジネスの拡大を第一に考えています。

Q:Satoshiさんが今後やってみたいことはなんですか?

僕の個人的な将来の夢は2つ。一つは50代でエンジェル投資家になりたいと思っています。自分で今から一からビジネスを考えて生み出していくとなると時間がかかるので良いアイディアに投資をして大きくしていきたい、特に教育事業はやっぱり興味がありますね。

あとは、世界一周。意外と世界で行っているところは限られているので、世界を一周しながらいろんな国を見てみたいですね。

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