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経営コンサルタントから結婚相談所の経営者に。創業13年目のベンチャー経営者がこれから目指していくもの。

今から13年前に株式会社トリエは誕生しました。トリエ初のインタビューとなるこのストーリーは

●代表の牧内が結婚相談所ビジネスで起業した理由
●経営コンサルタントと経営者の違い
●結婚相談所ビジネスのやりがいや大変さ
●トリエという会社のカラー

などなど、HPや求人サイトにあまり記載できていないことを紹介していきます。少し長文ですが、是非ご一読ください。

トリエを創業される前のキャリアを教えてください。

法政大学を卒業して、経営コンサルティング会社の株式会社船井総合研究所に入社しました。中小企業向けの経営コンサルティングに5年間担当しました。
2年目から、結婚相談所業界への経営コンサルティングを中心に活動しました。HPや広告などのマーケティング面から採用をはじめとした人事面まで、結婚相談所運営の全てに携わらせていただき、27歳で独立。株式会社トリエを設立して、今に至ります。

新卒ではなぜ船井総研を選んだのですか?

一番は自由度の高さです。
参加した新卒向け説明会では、コンサルタントそれぞれが自由な発想で、中小企業を支援しているストーリーが紹介されていました。裁量を持って自由にクライアントである経営者と向き合える仕事が単純に面白そうでしたし、強烈に成長できそうなイメージが湧きました。
また、船井総研のコンサルティングの基本方針として「長所進展法」という考えがあります。長所を圧倒的に伸ばして事業を伸ばすスタイルで、すごく共感できました。実は弊社の社名の由来にもなっています。株式会社トリエとは「取り柄(強み)」という意味で、社員ひとりひとりの強み(取り柄)を活かした会社経営をしていきたいという想いから名付けました。
ちなみに、そもそも経営コンサルタントを目指した理由は父親の影響です。実家が食品スーパーを経営しています。社長である父親から「いつかお前も一国一城の主になれ。」と言われて育ちました。その影響で経営を学ぶために経営学部に入学し、船井総研で働きました。

独立を決めたきっかけは何かあったんですか?

先ほどお伝えした通りで、入社当初からいつかは独立したかったんです。
そんな中で、私たちが新規立ち上げのプロデュースを担当した結婚相談所のオーナーから、別事業に注力したいので結婚相談所事業を売却したいというお話を伺いました。これきっかけです。
もう結婚相談所業界に骨を埋めるつもりで、事業を買い取らせていただく決意しました。

コンサルタントと代表取締役、共に経営がテーマの仕事です。どんな差がありましたか?

だいぶ違いました(笑)
会社経営では、社員のコミットメントやモチベーション向上の働きかけ、メンバーのスキル・性格を踏まえたチーム作りなど、ソフトで定性的な側面への対応がとても重要です。かつ、これらは毎日その組織を見続けていないとなかなかうまくいきません。
コンサルタントはどちらかというと、市場動向や他業種の成功事例など、定量的なファクトを前提にした冷静で客観的な分析や示唆が求められる仕事です。
ただ、経営者も経験した今なら、よりよい経営コンサルタントにもなれる気もします(笑)

結婚相談所を運営する魅力はどんなものでしょうか?

結婚は人生最大の決断と言っても過言ではありません。その場に立ち会えること、お客様の人生に大きな影響を与えられること。これは結婚相談所ならではのやりがいです。

逆にどんな点が大変ですか?

お客様の期待に応えられないことがある点です。
あえて端的に表現すると、お客様はご結婚がしたくてサービスに申し込みます。一方で、私たちのサービスは成婚率100%ではありません。お客様が諦めない限り、サービスを提供することができますが、道半ばにして解約させるお客様もいます。ここが悔しさや難しさがあります。
例えば、エステやスポーツジムなら、続けることで目に見える形で着実に成果が出ます。しかし、ある日突然訪れる”未来の結婚相手”との出会いの為に、日々継続して努力する必要があります。その瞬間までは「婚活って難しい…」と感じる日々が続きます。
どれだけお客様のご心情を踏まえて、お一方お一方に伴走し続けられるのか。この仕事の難しさであり、最大のやりがいです。

結婚相談所の中でトリエの特徴はなんでしょうか?

「エリート専門というコンセプト」と「フルサポートというスタイル」です。
まず前者ですが、入会制限を設けない結婚相談所が多い中で、私たちはあえて男性会員に関して入会資格を設けています。理由は、常にお客様が求めている上質な出会いを提供したいからです。短期的な利益追求の観点では誰でもやみくもに入会させることがよいのかも知れません。ただ、婚活はプロがサポートしてもタフなプロセスになることが多い。無駄な出会いが多いほどに頑張る気持ちがすり減ります。なので、できる限りお客様自身のご希望に近い出会いを作っていきたいと考え、入会制限を設けています。
後者ですが、先ほどの通りで婚活はとても孤独です。ですが、活動を続けることが成婚に繋がる唯一の道です。心が折れそうになったとしても、頑張るモチベーションをを作り出せる専任コンサルタントが会員様の活動をフルサポートしています。
こうした取り組みの結果、成婚率60%超という業界でもトップクラスの成婚率を誇っています。仕事を探してる方も、結婚相手を探している方も是非ご連絡ください(笑)

今後の事業展開も教えてください。

「いい人と、確実に、早く出会いたい」というお客様のニーズにトコトン応えていきたいです。「結婚したいけど、身近に出会いがない」と考えている多くの方々をサポートしたいです。
また、個人的ではありますが、私の実家は過疎化が非常に激しく、人口の減少が止まりません。そのような町は日本に数多くあります。なので、結婚や婚活を通して地方を活性化できるアクションを起こせればと考えています。

ちなみにトリエはどんな文化なんですか?

チームワークがよく、変化を好む文化です。
もう少し具体的にお伝えすると、30~60代のスタッフが和気あいあいとした雰囲気で働いている職場で、経営幹部は私を含めまだ30代と若いので、新しい取り組みにもチャレンジしています。コロナ禍でオンラインでのお見合いが増えていますが、弊社は数年前からSkypeなどを活用したオンラインお見合いを実施していました。リモートワークを実施しています。
ただ、もっともっと変化していきたい欲求があります。例えば、SNSや動画などを活用した集客やブランディングなど、すごくやりたいのに本格的に着手することができていません。インターン学生を含めて積極的に採用して、前向きな変化や挑戦をドンドン起こしていきたいです。

では、どんな方と一緒に働きたいですか?

「勉強好き、素直、プラス発想」な人です。
これまでの経験は大切ですが、それが仇となり新しい事を取り入れたりすることが苦手な人も多いです。
過去の経験を一度捨てて、年齢に関係なく積極的に学び、教えも喜んで受け、常に笑顔で前向きな人は必ず伸びます。そんな方と一緒に仕事がしたいです。

最後にこのストーリーを読んでいる方にトリエのPRをお願いします。

新型コロナウィルスの影響で、人が孤立化しています。特に、独身で一人暮らしの方の異性との出会いが激減しています。こんな状況の中でも、むしろこんな状況だからこそ家族を作りたい、自分のよりどころになる場所を作りたいと考える方が増えているように感じます。
婚活マーケットは、コロナ禍において貴重な成長産業ですし、社会的な価値も非常に大きい産業です。積み重ねた人生経験がモノをいう、年齢に関係なく未経験からチャレンジできる仕事です。
もし少しでもご興味をお持ちいただけた方は是非是非、一度お話ししましょう!

いかがでしたでしょうか?

結婚や婚活のサポートは「理想の相手探し」と思いきや、実は「本当の自分探し」なんだと思います。
まだ見ぬ誰かと出会うには、まずは誰と出会いたいのかを言葉にしなければなりません。それは多くの方と出会うことで見えてきます。そして、多くの方と出会う中で自分と向き合う時間は、いろいろな事実を突き付けられるタフなプロセスになりがちです。だからこそプロのカウンセラーがゴールまで伴走してサポートをする必要があります。
結婚相談所でのキャリアを考えたことがある方はごく少数だと思いますが、何か心に引っかかった方はお気軽にご応募ください。まずはカジュアルにお話ししましょう!

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