あいさつ
こんにちは、クエシスのメンバーを紹介します。
今回は、クエシス創業者の中里大晟にインタビューを行いました。5歳から空手、中学でバスケ、高校・大学でボート競技——常に「負けたくない」という気持ちで、競技人生を駆け抜けてきた中里。仙台大学での厳しい練習環境、日本一を獲得した喜び、そして社会人を経て起業に至るまでのストーリーを、じっくりお聞きしました。
ぜひ最後までご覧ください。
スポーツでの活躍から就職、起業までの道のり
「負けたくない」——それが、僕の原動力だった。
5歳から空手、中学でバスケ、高校・大学でボート競技。常に勝つために努力し、挫折を挫折と思わずに前を向いてきた。
大学では、毎朝5時起床、週7日練習、調味料禁止、ジャンクフード禁止という自衛隊のような生活。夜逃げするメンバーもいたが、僕は日本一を目指して走り続けた。
社会人になって、物流センターの立ち上げを任された。でも、人との出会いやつながりを経て起業を志すようになる。
そこから転職し、久下と出会い、クエシスを立ち上げた。
アスリートが競技で培った経験を、社会で活かせる未来を創る。それが、僕の新しい戦いだ。
空手、バスケ、そしてボート — 「負けたくない」が全ての原動力
実家が空手道場だった。父の声かけで5歳から空手を始め、週4回の練習。最初はついていくので必死だった。
小1から大会に出始め、大会での目標は「優勝したい!」「父の息子は強いんだ」という思いで努力を継続をしていった。しんどいこと、辛いこともたくさんあったが愛媛県、四国大会で優勝を達成した。
中学では、バスケも並行してやっていた。小学校の先輩に声をかけてもらったのがきっかけで始めた。チームスポーツのバスケは、周囲とのコミュニケーションやチームの総合力を高めることが悩みの種だった。初めてのチームスポーツで右も左もわからい中でもみんなで良い時も、悪い時も分かち合えること、1つの方向に突き進んでいくことの楽しさを知った。
諦めずに努力し続けること。やり続けること。それが大事だと思っている。
高校でボート競技を選んだ理由 — 「ついていく、やるしかない!」
高校でボート競技を選んだ理由は、中学の校長先生に声をかけてもらったことがきっかけだった。色んなところに遠征に行ける。海で漕ぐことが気持ちよさそう。そういった軽い気持ちで始めた。
安易な気持ちで始めたことから、辞めたいと思うことも多かった。
ランニング、自転車、エルゴ、筋トレ、漕ぐ——全てがきつかった。
でも、「ついていく、やるしかない!」と思った。
高校生活3年間、苦しくて、悔しくて、負けたくない気持ちでいっぱいだった。
結果だけで見ると国体2位と輝かしいかもしれないが全く順風満帆ではない競技生活だった。1〜2年の時は県大会で勝つこともできなければ、部内選考でも勝ちきれない。自分自身を追い詰めていく日々だった。ただこのままでは終われない、負けたくないという気持ちだけで続けてこれた。
高校生活3年間で、僕の基盤が作られた。
仙台大学で日本一! — 待っていたのは想像もしていなかった生活。
総合初優勝、日大の13連覇を止めたい——そういった理由で仙台大学を選んだ。
仙台大学に行くにあたり、不安はたくさんあった。仙台大学の練習はしんどかった。
毎朝5時起床、週7練習、ごはんや買い出し、調味料禁止、ジャンクフード禁止、22時就寝。
まるで自衛隊のような生活だった。
夜逃げしたり、逃げ出すメンバーもいた。
日本一を取った時、報われたと思った。嬉しかった!
一緒に戦ったメンバーに恵まれたことが大きかったが日本一を手に入れることができて続けてきてよかったと初めて思える瞬間だった。思い描いていた大学生活ではなかったが長年夢中になれたこの時間に感謝しかない。
就職活動
競技生活を終えてからは就職しようと考えていた。
業界、業種、自分自身が何をしたいのか、どうなっていきたいのか自分自身で考えるとともにエージェントと相談させていただきながら40〜50社エントリーした。
自己分析とフィードバック、改善を繰り返した。
そんな中で1社目はNTTロジスコに決めた。理由は、営業ができそうだった、NTTという名前、条件面、安定していそうという安易な考えで決めた。1社目がきっかけで今後の人生をより考えさせることになる。
NTTロジスコ — 最初には属されたのは新規事業部署を任される
千葉の物流センターで、最も激務な部署の新規事業立ち上げを任された。
マニュアルもなく、自分たちで考え、作り上げていくことからがスタートだった。
たくさんのことを経験させていただくことができ、成長できたことも多かったがこのままで本当に良いのか、思い描いている方向性に行けるのかを考えるようになり、1年ほどで退職を決意した。
親孝行のスピード感を考えた時、サラリーマンでいいのか?法人でお金を生み出す——お金と時間が満たされる、そういう生き方がしたいと思った。
初の転職活動 — アスリート特化転職エージェントへ
将来は独立するんだと決めて、無形商材、toCやtoBの営業ができる会社を探した。
前職は、toCやtoBの営業ができて、会社の流れもよく知れることからたくさんのことを学ぶことができた。
得たものとしては組織作りや営業を学べたこと。ベンチャー企業ってこういう感じなんだと分かったこと。人が最も大事だなと実感したこと。
久下との出会い
久下との出会いは前職がきっかけだった。
お互い「ビジネスやりたい」という想いがあり、「ビジネスやろう!」と意気投合した。
クエシス創業 — 学生に新しいキャリアの世界観を
久下を誘って、クエシスを立ち上げた。
アスリートに特化した人材紹介ビジネス。
体育会系人材の可能性を信じている。競技で培った経験を、社会で活かせる未来を創りたい。
学生に対して、新しいキャリアの世界観を提供したい。
みんなと何かをして、形に残して、結果を残す。その過程が好きだ。楽しいからやれる。
「負けたくない」という気持ちで、僕はまた新しい戦いを始めた。
体育会の学生たちへ
競技を終えてからの人生が本番です。
物心ついてきた時から行っていた大好きなスポーツと学生生活は終わりです。
これからは定年を迎える年代まで働いていくという長い道のりです。
今後どういったことがやりたいのか、姿になっていきたいのか、向いているのか、
もし今、就活で悩んでいるなら。
一度、僕らとお話しさせてください。
クエシスは、体育会出身の僕らが立ち上げた会社だ。だからこそ、君たちの気持ちが痛いほどわかる。
君たちの「次のステージ」が、最高のものになるように。僕らが全力でサポートする。