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官庁から30代でPR業界へ!スタートアップ企業の支援に取り組む

こんにちは。アンティル経営企画の谷口です。
今回は、昨年11月に入社した渡邉さんにインタビューしてきました!

中途社員の多いアンティルの中でも、公務員の経歴は異色!
なぜPRに興味を持ったのか、これから叶えたいことは何なのか、お話を伺ってきました。
30代で転職し、これまでの経験を生かした形でお仕事をされている様子もご覧いただけたらと思います。


プロフィール

渡邉正広
株式会社アンティル 第3ビジネスユニット第1部
市役所、経済産業省勤務を経て、2022年11月にアンティルへ入社。入社3か月にして複数のPR案件に関わる。担当クライアントは、SIer、Tech関連企業、ファッション、不動産など。

公務員からの転職。前職のお仕事は?

ーPR会社とも雰囲気が大きく違うのではと思いますが、前職での仕事内容を教えてください。
市役所で地方公務員として6年間、その後経済産業省で官僚として2年間勤務しました。直近で担当していた仕事は大きく3つあります。「スタートアップ企業の支援」「地方創生関係」「福島復興支援」です。岸田政権発足時に掲げられたスタートアップ育成5か年計画に携わっていました。具体的には、補助金の支援をしたり、応募してくれる企業を審査したり。あと2つは、各地方の魅力を引き出して経済を活性化に取り組んでいました。ゴールは東京一極集中からの脱却です。観光支援をしたり、デジタル化を推進したり。特に福島はまだ人口減の名残があるので、ゼロベースで街づくりを提案していました。

ー国の組織だけあってスケールが大きいです!なぜ転職を考えたんですか?
仕事自体はめちゃくちゃ前向きで面白かったです!ただ少し窮屈さを感じていたのは事実ですね。何か問題を解決するというよりも、問題が起きないようにリスクヘッジすることが仕事のメインでした。国の仕事で問題が起きてしまったら大変ですから…。石橋を叩くことが本当に多いんです。

また、様々な支援を行う立場にありましたが、国の機関内では、資金的な支援はできても具体的な成長手法に関与できませんでした。基本的には企業の皆さまにお任せなのです。数100社へ支援を行っていたので、1人ですべてを担えるものでもなく。もっと川上から川下までトータルに支援ができないかと考えていました。

情報を届けるためにはスキルが必要だと知った

ーPR業界に興味を持ったきっかけはありますか?
前職に所属している際に、アンティルと同じベクトルグループのPR TIMESの方がセミナーで登壇していたのがきっかけです。「お役所からの発信はつまらない」というイメージを変えようと、経済産業省の職員向けに、リリースの書き方やそもそもPRとは何かを教えてくれるセミナーを実施していただきました。その際に、第三者目線で心惹かれるような情報作りをする必要があると知り、自分たちの発信していたことが主観的な情報だったと気付きました。

その後、自分なりにPRに関する本を読んで勉強したのですが、更に今のままじゃ駄目だと感じました。当時の仕事でスタートアップ企業の支援をする中で、良い商品を生み出していたり、ものすごい技術を持っている企業さんと出会うことがあるんですよ。なのに、単に「すごい特許を持っています!」といった自分達目線での発信に止まっていたんです。PR目線で情報を整理していないので、正しく必要な相手に必要な情報を届けられていないな、と歯がゆさを感じで...。それで、自分もPRの力で、企業の支援をしていきたいという思いが強くなりました。

ー経済産業省の中ではなく、転職して理想を叶えようと思ったのはなぜですか?
経済的なインパクトの出せる企業を支援して、結果、どんな付加価値を生み出せたのかをしっかり追っていきたいと思ったからです。国の機関として担える役割は資金を提供するところまでですし、公務員全般に言えることですが、公平性を何より大切にしないといけません。補助金の対象企業は必ず公募ですし、第三者機関を通して審査を行って支援先が決まります。

ー光るものがある企業を見つけて自身でアクションするのはNGなんですね!
絶対にNGです(笑)。きっと経済的なインパクトを出せる企業なのに、何で審査が通らないんだろう、勿体無いな、と感じる場面もありました。

ーPR会社の中でもアンティルを選んだ理由は?
グループ全体の総合力です。PRの総合商社だと個人的には思っているんですが、PR会社の他に、グループ内にメディアもキャスティングもキャピタルもある。グループ内のそれぞれの会社と連携することで、大きなインパクトを出せると思いました。最終的には「日本の経済を何とかしたい」という思いがあるので、それを叶えられる場所だ!と。そして最終的には、同級生が働いていて、話を聞いて働き方をイメージできたのが大きいです。

経験の有無に関わらず、最適な答えを考え続ける仕事

ー現在担当している業務を教えてください。
とても幅広く案件を担当させて頂いています!前職でBtoB企業やスタートアップ企業支援をしてきた経験が生きていて、同様な業界の企業と関わらせていただく機会が多いですね。もちろんそれだけでなくて街づくりのプロジェクトやファッション関係のPRにも携わっています!規模も大小様々なので良い勉強になっています。

ー本当に幅広く担当をしながら、希望していたスタートアップ企業支援にも携わっているんですね。
はい!スタートアップ企業だと広報部がないことも多いので、代表や経営陣と直接やりとりしています。壁がないというか、内部の社員のように扱ってもらって一緒にPRに取り組んでいます。直接お話しすると、領域や技術に関する知識・知見がものすごいものだとよく分かるんです。お話しするほどに支援をしっかり行いたいという気持ちが強くなります。

ーまさに、思い描いていた具体的な成長支援を行っているんですね!
 その他に前職から変わったことはありますか?
スピード感です!皆が即断即決で、クライアントとの会議で結論を一緒に出していく。前職ではプロセス重視で必ず決裁を取って進めていたので、真逆ですね。これからの時代は、ついていくよりも先を行かないといけないと思うので、当然スピードは早い方が良いと考えています。そんな自分には合っている環境です。

クライアントも1つ2つでなく、複数の方と同時にやりとりをさせていただいているので、いろんなコミュニティに関わることができ、クライアントの数の分だけ視野も広がって、自分の成長スピードも早い気がします!

ー未経験で中途社員として入社して3か月。既に大きな戦力ですね。ご自身が考える要因はなんでしょうか?
フィードバックを丁寧にいただける会社だからかな、と思います。とにかくやってみよう!という社風ですが、それに対するフィードバックがあるので、次に照準を合わせやすいです。また、PR自体に正解がないので、そういう意味では、経験者でも未経験者でも日々勉強の積み重ねであることを実感します。メディアの反応も、それを見た生活者の反応も、その時々違って予想しきれるものではないんです。

世の中のどこにも正解がないものの最適解を、クライアントと一緒に作っていく。どんどんぶつける。壁打ちする。PRマンはそうあるべきだと思っています。クライアントが求めるものも様々ですし、露出さえしたら売上があがるわけではない。答えがないからこそ、一緒に試行錯誤して、一緒にもがいて、出た結果に向き合う。そんな仕事だと思うので、未経験でも経験者でも平等にチャレンジし続けると思います!

目指すは組織全体を動かす人材

ー目標にしていた働き方が叶い、更なる目標はありますか?
30代で未経験の自分にとっては、自分より若い方が活躍している組織。まずは追いついて追い越し、チームや組織を牽引する存在になりたいです。まだまだトレーニング期間だと思って、スキルや人脈を磨いていますが、個人の目標や希望を越えて組織を動かして、会社をさらに大きくしていきたいと思っています!

ー同様に30代で転職を考えている方にお伝えしたい事があればお願いします!
アンティルでは、前職での経験やスキルに役立たないものは何もなく、チャレンジし続けたい人にはぴったりの環境だと思います!

仕事の領域が本当に広いので、僕のような官公庁の仕事でも、美容でもファッションでも絶対に何か役立つ経験がありますし、とにかくやってみようと言って貰える会社です。また、平均年齢28歳と、自分より若くてPR経験豊富な方は多いですが、同じ目線で話をしてくれます。社会人になって何年目か聞かれることはあっても、アンティルに入って何年目かと聞かれることはなくて、初めから社会人経験に相応の役割を任せて貰っています。だからこそ気兼ねなく挑戦ができますし、挑戦したい人はぜひ応募してください!


以上、渡邉さんのインタビューでした。
入社3か月とは思えないくらいに経験豊富な印象でした…!
渡邉さんが仰る通り、これまでの社会人経験を生かした形で挑戦ができる環境だと思いますので、
PRの仕事が気になった方はぜひ応募してみてくださいね。

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