2021年4月、M&Aにより影山グループに加入した株式会社第一金属工業。
当時は同社の業務推進部長を務めていた松原義久氏(現・統括本部長)にグループへ加入した際の想いや、気持ちの変化についてのインタビューを行わせていただきました。
最初にM&Aについて聞いた時のお気持ちはいかがでしたか?
聞いた瞬間は、「なんで経営統合するんだろう? 」「M&A自体が何かわからない。」が素直な感想でした。前触れもなかったので自分の会社がM&Aの対象となるとは思いもしなかったです。
影山グループの印象は?
M&Aが決まってから1週間で影山鉄工所に伺いました。明るい社長だなという印象。第一金属工業が、どうなるのかが読めなかったので最初の面談の時に、「なんでM&Aされたんですか?」と素直に聞きました。HRブランディング部の方や、クラフトーチの方もどういう方たちかわからないので、さぐりさぐりでした。
M&A後にご自身の変化はありましたか?
統括本部長となり経営にも加わらせていただいたことが何よりも大きいです。最初は導入に消極的だった社内のチャットツールも、いまは入れて良かったと思っています。
そしてIT環境が劇的によくなりました。以前は有線LANの環境だったのが、社内のどこからもネットの接続が行えるようになったことが”エポック”でした。
社内の変化はいかがですか?
統合により意識の変化が生まれました。人事・ブランディング・ITを最初に持ってきてくださったのは、間違っていないんじゃないかと思います。人事改革で、1on1面談を行うようになり、コミュニケーションも円滑になり、ひとりひとりとの距離も縮まりました。
組織体制もこの1年で大きく変え、各人が自分の責任を持って、職務に取り組むようになりました。帳票の電子化も以前より構想としてはあったが、すぐに取り入れて実現できたことはグループインしたことによる大きな変化だと思っています。
各部門の責任者たちは変化を望むメンバーが多く、これからは更に人材育成とDX化を加速させて、みんなが「ワクワク」するような会社にしていきたいです