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【地域連携】片浜中学校の生徒様が職業体験に来社されました

先日片浜中学校の2年生4名が来社され、2日間かけて職業体験を行いました!

今回はその様子や実施内容についてご紹介させていただきます。


実施のきっかけ

片浜中学校では、昨年も職業体験を行っていたそうですが、今年は地域と連携して行うことになり、片浜地区コミュニティ推進委員会の方にお声がけをいただきました。

弊社としても、より一層地域貢献に取り組んだり、溶接・鉄工所についてさらに多くの方に知って頂きたいと考えており、貴重な機会だと感じ、引き受けさせて頂きました。

職業体験のスケジュール


10:00〜15:00の職業体験を2日間実施させていただきました。

1日目の午前中は座学を行い、「影山鉄工所について」「溶接について」「KYT(危険予知トレーニング)」について学んでいただきました。午後は、2グループに分かれ、「工場見学」と「溶接体験」を行いました。

2日目も2グループに分かれ、「塗装体験」と「CAD体験」を行いました。

また、2日とも弊社の社食を提供させていただきました。合計8時間の短い時間ではありますが、少しでも多くのことを学んでいただくと共に充実した時間になるよう、スケジュールを組みました。

職業体験の内容

⑴座学


まずは、この影山鉄工所がどんな会社なのか、どんなことに取り組んでいる会社なのかを知っていただきました。さらに、弊社の事業となる鉄骨や溶接についても学んでいただくことにより、より理解を深めていただきました。

KYT(危険予知トレーニング)ではこの後の体験をしてもらう上で、危険が色んな場所に沢山有る事や自分で何が危険かを考えて行動する重要性を知っていただき、安全の確保に努めました。

⑵工場見学


影山鉄工所ではどんな人たちが働いているのか、また工場ごとの特徴や他の鉄工所との違いを伝えながら、実際に3つある工場を回って自分達の目で鉄工所がどんな場所なのかを学んでいただきました。

⑶溶接体験


事務所に併設されている溶接体験工房のアイアンプラネットで実際に溶接を体験してもらいながら、ペン立てを製作しました。実際に体験することによって溶接のかっこよさや楽しさ、難しさを体感していただきました。

⑷塗装体験


鉄骨の塗装を体験してもらいながら、塗装をする箇所としない箇所がある事や塗り残しがあるとそこが錆に繋がってしまうこと、あえて塗装しないことで錆びさせ接着剤の役割をさせている箇所があることを学んでいただきました。

⑸CAD体験

まずは実際に設計部が使用している本物の図面やREAL4というソフトで作成された3Dの図面を見てもらうことにより、「図面」というものに触れていただきました。その後、CADを使用し自分の名前をアルファベットで書いてみたり、家具の意匠図を作成する中で自分で寸法を考えたり読み解いたりしていただき、図面やCADについて学んでいただきました。

職業体験を終えた感想


今回の職業体験は弊社としても初めての取り組みでした。普段、中学生に教えるということはなかなか無い為、伝え方など工夫するところが沢山あり、教える側もより深く業務や会社を理解する機会となりました。

また、4名の中学生も生き生きとした様子で2日間を終えることが出来ました。溶接体験や塗装体験の後には「楽しかった」という声も聞くことが出来ました。さらにCAD体験ではそれぞれが作成した図面に個性が見えましたし、溶接体験で作成したペン立ては嬉しそうに持ち帰っていただくことが出来ました。

弊社はこのような地域貢献や教育への取り組みを今後も続けていきたいと考えております。

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