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社員インタビュー|バイヤー制度がない??たこ一の仕入れってどんな仕事?


鮮魚主任インタビュー:鐘搗 翔太さん

1.基本情報・情報について

— 現在の役職と勤務年数は?

鮮魚部門の主任を務めています!

入社11年目で、主任としては7年目になります。

—鮮魚主任になるまでのキャリアは?

高校2年生の頃から「たこいち」で千里丘店でアルバイトをしていました。

鮮魚部門だけでなく、塩干部門、レジ部門を経験して、当時店長の河原さん(現常務)のもとで頑張ってました!

勉強よりかお金を稼いで遊びたい気持ちが強くてたこ一でアルバイトしてましたね(笑)

高校を卒業するタイミングで河原店長からスカウトされまして、正社員として入社すること決めました!


—鮮魚主任になった理由は?

最初は魚に興味全くなかったです(笑)

産地によってたくさんの種類があったり、魚の捌き方、産地によって身の色が異なるなど魚の面白さ

を日々感じる中で気が付いたらのめり込んでました!

—鮮魚主任になってから感じたギャップはありますか

主任になってからギャップはまったくありません!(笑)

知れば知る程魚は奥が深く、まだまだ売り方、切り方勉強することがたくさんあることを知って、

日々刺激があり、面白い毎日です!


2. 鮮魚主任の仕事内容について

—鮮魚主任の主な業務を教えてください。(仕入れ・価格交渉)

北部市場で仕入れを行い、6時頃仕入れに行き、店へ7時20分に到着して搬入物が多いときは、

店舗のみんなで協力して積み荷を降ろしてます!

売場に持っていくもの、作業場、冷蔵庫に振り分けて、その後開店までに準備を行います。

ここから開店準備まではあっという間で気が付いたらOPENしてます(笑)

主任の仕事は市場に行って、売値から逆算して仕入値を考えて価格交渉をして仕入れを行います!

—どのような基準で魚を選び、仕入れを決めていますか?

珍しい魚や、天然ものなどを意識して仕入れています。

天然の鯛でいうと、兵庫県内にあるこの水産会社が卸している魚はしっかりしているなど、産地だけでなく個々の水産会社の締め方なども頭に入れて仕入れを行うことで、より鮮度がいいものを仕入れることができます!

今でも覚えることはたくさんあり、教えてもらうこともあれば、自分で買って勉強することもあるので、チーフになっても日々勉強が必要です(笑)

—仕入れの際に意識しているポイントやコツはありますか?

業者との価格交渉/信頼関係を築くことが重要です。

売値を考えて仕入値交渉していく中で、1ケースだけではなくて、数ケースで購入することで希望の仕入れ値に近づけるなど、買い方も考えてやらないと自分が売りたい価格に近付くことはできないです!

仕入れする中で圧倒的成果を出すには、魚の種類ではなくて、締め方、産地などを勉強することが必要不可欠になってきます!

— 季節や天候によって仕入れの戦略はどのように変わりますか?

イベント日を意識して仕入れを調整しています。

例えば冬は鍋物、煮つけなどに使う魚を意識して仕入れて売り場を作ることが重要ですね!

仕入れは市場の問屋さんも商売なので、お店へ買いに行った時に問屋さんが売りたい物はどれなのかを感じ取り、購入することで問屋さんと関係性を築きながら、仕入値を交渉して購入します!

市場のものが少ないときに物を残してくれることもあるので、お互い儲かるように仕入れる必要があって、みんなで儲かるのが理想です!

—鮮魚の価格は何で決まりますか?

基本的には利益を計算して決めますが、仕入れた魚が予想よりも質が良くなかった場合は、原価割れでも販売することはあります。

お客様を大切にしているので、無理に高い値段では売ることはしません!

質がいいものは、しっかり利益を乗っけることもあります(笑)


3. 鮮魚主任の仕事の面白さ・やりがい

—鮮魚主任ならではの「面白い!」と思った瞬間は?

大量に仕入れた商品を売り切ったときは達成感があります!

でも自分が売り切れるのか不安なときもあります(笑)

鮮魚主任でやりがいに感じるのは、お客さんから商品の感想を直接言ってくれたときですね。

自分の仕入れに間違いはなかったと感じてやりがいに感じますね🔥

—魚の知識はどのように身につきますか?

魚を見て、捌いて、食べること。

この積み重ねで自然と知識が増えていきます。

仕入れるだけではなくて、産地、種類、締め方などを把握しておくことで魚を知識はよりつけることができます!

—「これは成功した!」と思う仕入れのエピソードを教えてください。

年末の仕入れがうまくいったときです!

11月からOPENで2か月で年末で不安だったけど、しっかり売ることができて大成功でした!

—逆に、「これは失敗した…」という経験はありますか?

魚を腐らせてしまうことですね。。。

売れないから長く置きすぎると、最終的には廃棄することになります。

適切なタイミングで売り切ることも大切です!

悪くなってから売るのではなくて、値引きしてもしっかりなくすことが大事です。


—鮮魚主任として、お客様の反応をどのように感じていますか?

OPEN当時は鮮魚売場があまり賑わっていませんでしたが、鮮魚の美味しさが広まったのか、お客様が増えてきたと実感しています!

お客さんが他の売り場へ行かずに鮮魚売り場に直接来てくれることもあり、

鮮魚売場めがけて来てくれるお客様もいます(笑)

—スーパーごとの特色を出すために工夫していることはありますか?

六甲道店は売り場が広いので、少量販売や大量販売など、様々な売り方ができるので、

工夫できることが多く、お客様へ合わせて柔軟に対応できるのが強みです🔥

駅前なので家族で買い物する人だけではいなくて、高齢者、電車で仕事帰りの方も多いため、多くの客層に合うように商品作りを意識してます!

売り場が広いので、商品をお客さんへ合わせて何パターンかに分けて売り場を作ります!

4. 鮮魚主任の課題と未来について

—魚の鮮度を守るために工夫していることは

加工する工程で水を当てすぎない(水の水温が高い場合があるため)のが重要ですね!

鮮度が落ちないように小さいことでも徹底することがいい商品を作るコツです!

— 最近の漁獲量の変化や市場の動向で影響を受けたことはありますか

漁獲量が少ない場合は、値段があがり、質が悪い商品があるときもありますね。。。

生で難しい物は煮つけ、加熱用にしたりなど、工夫して販売することもあり、臨機応変に対応する力が必要ですね!

—鮮魚の売り場作りで意識していることはありますか

見えやすく、取りやすい売り場作りをしてます!

POP(今日のおすすめなど)を目につくようにして売り場を工夫して、旬の感じられる物を意識しておすすめにすることが多いですね。


5.今後の展望・キャリアについて

— 今後、スーパーの鮮魚部門はどのように変わっていくと思いますか?

他のスーパーと同じことをしては勝てないので、工夫が必要です。

特色を作って、お客様に合わせて商品を作ることが大事、あとは飽きられないようにすることも、必要不可欠です👍

—鮮魚主任として今後挑戦することは?

新店舗の立ち上げで挑戦させてもらうことができました!

魚についてもっと覚えていくべきこともありますが、鮮魚部門だけでなく、

他の部門にも視野を広げていきたいと考えています。

六甲道店は従業員が多いので、店全体の運営業務についてもっと知りたいですね。

6.これから鮮魚主任を目指す人へメッセージ

—鮮魚主任に向いている人はどんな人だと思いますか?

めげない人ですね。怒られてもへこまず、「次はこうしよう」と前向きに考えられる人が向いていると思います。

「失敗しろ!恐れるな!」ですね。失敗してこそ学ぶことが多いので、挑戦を恐れず経験を積んでほしいです。




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