【すごいベンチャー】急成長を遂げるWewillのカルチャーとは? | 株式会社Wewill
中小・ベンチャー企業の管理部門の生産性と信頼性を向上させるBPaaS(※)「コラボ」を展開する、株式会社Wewill。2024年1月に東京支社、10月には日本最大級のオープンイノベーション拠点「...
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Wewillでは業務の拡大にともない、分業管理プラットフォーム「SYNUPS(シナプス)」をはじめとする既存プロダクトの開発のほか、クライアントの実情に合わせた個別の開発案件も増えています。
そんな中、異業種での経験を生かしWewillにジョインしてくれたのが中村啓吾さん。SYNUPSのバックエンドを中心に、臨機応変に開発を行ってくれる頼もしいメンバーです。
持ち前の学習意欲で見事キャリアチェンジを果たした中村さんに、転職のきっかけやWewillでの仕事との向き合い方などを聞きました。
プロフィール|新卒で関西のプラント建設企業に入社、プラントエンジニアとして市町村をまたぎ活躍する。2022年に約8カ月、プログラミングスクールに通いながら転職活動。2023年2月にWewillへジョイン。
中村:大学では化学工学を専攻。新卒で関西のプラントメーカーに就職し、プラントエンジニア(工場設備の設計技術者)として7年務めました。基本的には自治体の入札で受注できた現場に赴任し、有害物質の無害化処理施設やごみ焼却プラントといった施設を設計していました。
中村:たしかに専門性は高いのですが、業界内に閉じたスキルだとは思います。日本の人口減少が進む中、もしも業界全体の雲行きがあやしくなったら潰しが効かなくなる危機感がつねにありました。
また、30歳の節目が近づいていて、自分の人生を見直したこともあります。転勤があり、仕事量も多い業界だったので、このままでいいのかな?と。転職するなら今だと、どの業界にも通用するITエンジニアにキャリアチェンジを決めました。
中村:厳しいことで有名なプログラミングスクールに8カ月通い、基礎を身につけた……という準備はしましたが、実は前職でも少しだけプログラミングに触れていたんです。
プラント設計の仕事は大半がデスクワーク。VBAを書いて自動で繰り返し計算を行うシミュレーションシートを作ったり、ネットでコードを調べてデータの検索ツールを作ったり、業務を効率化していました。
中村:通っていたスクールからの紹介だったこと。それと、Wewillの仕事内容と自分のやりたいことが合致したことですね。もともと自分の業務効率化のためにプログラミングを始めた経緯もありますし、社会においてもITやDXで人手不足を解決する動きが顕著になってきました。
私が新卒でプラントエンジニアの職についたのは、モノづくりで人々の幸せに貢献したいと思ったから。これは、今も変わらない私のキャリアの軸です。業務効率化のツール開発というモノづくりの仕事で、社会課題の解決に貢献でき、エンジニアとしても成長できるWewillのビジョンに共感し、入社を決めました。
中村:入社からずっとSYNUPSの開発担当として、おもにシステムのバックエンド領域の開発をしています。サーバーやデータベースなど、情報をやり取りする機能の構築が中心です。
中村さんの業務例
ほか、ユーザーが直接操作するフロントエンドの開発や、フルスタックで作りこむ案件にもサポートで入っています。割合でいうと、バックエンドが7~8割、そのほかが2~3割でしょうか。
中村:そこはスタートアップらしく、いきなりSYNUPSの担当になりましたが、最初の1カ月は座学に当てていただきました。そして、2カ月目にはバックエンドの簡易な開発から任せてもらい、3カ月くらい経ったころにフロントエンドにも着手して……といったペースです。
私は何でも自分で作って試してみたい性格で。先輩方が書きためてくれたコード群もあったので、それらを参考にしながら「何でこう書かれているのかな?」「ここを変えたらどう動くんだろう?」と、知識をもとにコードを書いて動かしてみて血肉にしていきました。
中村:ちょうど入社から半年経ったころ、アンチパターンのコードを書いてしまい迷惑をかけたことがありました。気づかず書き進めてしまい、本番環境で動作しないという不具合を出してしまったんです。
しかも、その原因がすぐには特定できなくて……自分のミスでリリースが間に合わないかもしれない責任を感じました。ただ、そのとき上司が「チームで品質を高めていけば、それで大丈夫だよ」と声をかけてくれたんです。
そして、チームで失敗の原因を突き止めてくれ、無事に解決できました。このときの失敗が大きな糧となり、それ以降はあきらかに自信を持ってコードを書けるようになりました。
中村:そう、Wewillは気づけば成長している環境なんです。自分の現在地より少し難しいレベルの仕事を任せてもらえるので、日々の業務に応えていくこと自体がオンボーディングになっているといいますか。
私も入社して半年から1年の間に、アプリケーションのほぼ全部を組み上げられるようになりました。
――そういうダンジョン系のアニメがあった気がします(笑)。
中村:まさに「気づいたら結構レベルアップしているよね、僕たち」というチームの雰囲気ですね!そこがまた面白いなと思っています。
中村:チームのレベルアップを図ることに貢献したいと思います。私は、Wewillに入ってからの1年半で、すごく成長を実感できたんですね。だからこそ新しく加わるメンバーにも、これまでのノウハウや知識をシェアしたいと思います。そうして私自身もレベルアップし、人の役に立つプログラムをどんどん構築していきたいですね。
中村:私の考えは「エンジニアも技術者であれ」。ただコードを書けばいいわけではなく、自分が作ったものがどんな仕組みで動いているか、実装まで責任を持とうとすることで活躍の幅が広がります。そうしたカルチャーに興味のある方はぜひ、Wewillにコンタクトいただけたらと思います!
(ライター:菅原岬)