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【社員インタビュー】渥美譲さん スカウトメッセージがきっかけでUターン転職。Wewill唯一の営業職として奔走

渥美譲さん(27)は2022年1月、Wewill初の営業として入社しました。新卒で銀行に入社して以降、都内で営業畑をずっと歩んできた渥美さんが、地元浜松市にUターンした理由やWewillでチャレンジしていきたいことについて聞きました。

‐大学を卒業後、地元の銀行に入行しました。金融機関を選んだのはなぜですか。
経営の3要素として「ヒト・モノ・カネ」と言われる中で、「カネ」の知識は汎用性が高いと思ったためです。出身は静岡県浜松市北区の田舎なのですが、地元が好きだった一方、東京で働いて静岡のことを広めたいという気持ちもありました。配属では都内の支店を希望し、ラッキーなことに望み通りに。入社2年目からは法人営業として新規での融資獲得がメイン業務となり、大きい融資を取ることもできて楽しかったです。ただ、静岡に戻りたくなくなってしまったのと、社会人3年目という早いタイミングで営業の幅を広げたいという思いもあり、2020年に法人向け求人広告の営業職に転職しました。

‐転職先を選んだ理由や、そこでの業務について教えてください。
前職では伝統企業ならではのやりづらさも感じていたので、裁量が大きい職場を選びました。営業をかける企業の選定から営業の手法、資料作成まで全てを自分の考えで行い、結果を出せば歩合で返ってくるのが醍醐味でした。当時その会社は成長期で、様々な業界のトップ営業マンが集まっているような場所でした。優秀な人が多くて刺激を受けた一方、ステップアップ企業の側面もあり、30歳になる頃にはここにはいないだろうと漠然と思っていました。自分なりの営業スタイルが構築されてきたタイミングで、次第に転職を考え始めるようになりました。

‐2度目の転職では何を重視しましたか。
前職の在職期間はちょうど新型コロナウイルス禍でした。入社当初こそ出社していましたが、コロナ禍が始まった入社3ヶ月目ごろから退職するまではずっと在宅勤務でした。そこで働くことへの価値観が変わっていき、「それなら、東京にいなくてもいいな」と思うようになりました。また、これまでは大企業の看板を背負って営業していたので、他の人達が築いてきた知名度に頼らず、自分で新しいものを売ることができるのだろうか?という疑問も芽生え始めていました。そのため、「現在の環境から飛び出す」という意味で、転職サイトの希望勤務地は北海道と沖縄、九州、海外に設定していました。

‐Wewillは希望勤務地外でした。出会いと転職の決め手について教えてください。
ビズリーチで代表の杉浦さんからスカウトのメッセージをいただいたのがきっかけです。極端な勤務地希望を設定していたにもかかわらず、その裏にある思いを汲み取ってくれたのだと思います。メッセージが温かく、目に留まりました。M&A事業部の立ち上げと営業担当としてのお話をいただいたのですが、「幅広い勤務地の可能性を考えていらっしゃるようでしたので、ライフシフトの機会としても、ぜひご検討いただけたら」という言葉もあり寄り添ってくれていると感じました。当初、浜松市で働くことは考えていなかったのですが、こんなに面白い会社が地元にあったんだ!と衝撃でした。偶然の地元企業からのスカウトというご縁に加え、新たな経験となるM&A事業に関われることや、初の営業として入社し、上場を目指すことに魅力を感じました。これほど挑戦的な環境は他にないと思い、Uターン転職を決めました。

‐今の業務内容を教えてください。
M&A事業に関しては、大手M&A会社に出向して案件に入る形で学んでいます。営業は新規開拓がメインです。先日、Wewillの「中小企業のスタートアップ事業」が国のビジネスモデル構築型補助金に採用されました。同事業で提供するプログラムは、選出された30社が無料で受けることができます。多くの中小企業にエントリーしてもらうため、認知拡大とエントリーへつなげるための活動を進めています。この活動を通して多くの企業と関わり、バックオフィスの課題やM&A戦略に伴走していきたいと思っております。

‐働き方はいかがでしょうか。
在宅勤務が多いです。機密情報を扱うため、電話営業に注力する時期は特に在宅勤務の割合が高くなります。それ以外の時期はガレージ(Wewill本社を兼ねるコワーキングスペースThe Garage for Startups)に出社するほか、来客時にはFUSE(浜松いわた信用金庫によるスタートアップの交流拠点・コワーキングスペース)も活用しています。営業は1人しかおらず孤立しがちなため、ガレージに行って交流する時間を作るようにしています。久しぶりに東京から拠点を移しましたが、やはり地元は落ち着きますし、実家に帰りやすいのも良い点だと感じています。

‐今後の目標について教えてください。
挑戦を繰り返しながら営業フローの確立、事業体制の構築を進め、中期的には浜松市と周辺地域の企業が何か挑戦をしようと思った時に、Wewillがぱっと思浮かぶ存在になるようにしたいと考えています。そして様々な地域にWewillの事業を広げていくことにわくわくしています。 個人としては挑戦を後押しできる人になることが目標です。元々、自分のことを何もできない人だと思っていましたが、銀行員から大手求人広告会社を経てスタートアップ転職というキャリアを振り返ってみると、沢山の経験をしてきたと感じます。友人から相談を受けることも増え、新しいことに挑戦したいけど踏み出せなかったり、失敗したらどうしようと思っていたりする人が多いと感じています。自分の姿が何かを頑張る人の原動力になれるように頑張りたいです。また、浜松市にUターンした身としては、Wewillに限らず、地方にはこんないい会社があるんだよということをもっと広めていきたいです。

―渥美さんの地元・浜松市北区の滝沢展望台から一望できる景色

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