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【社員インタビュー】転職をキッカケにはじめて向き合った「私のキャリア」、好きな仕事に辿くための道のり #アソシエイト

金原 佳寿美|大学を卒業後、子ども向け英会話教室の運営会社に入社。営業を経て、管理部門へ異動。愛知県にあるグループ内会社へ転籍し、組織改編に関わるプロジェクトに参画する。結婚、妊娠を機に浜松市へ引越し、転職活動を行う。ITスキルとキャリアについて学べるセミナーへ参加したのをきかっけに、2018年11月、We willにジョイン。

育休中にはじめて考えた自分のキャリア


前職では、子ども向け英会話商材の販売会社で働いていました。愛知県にあるグループ本社で働いていましたが、結婚をきっかけに浜松へ引っ越し。出産を迎えて産休・育休に入りました。

育休明けについて上司と相談していたときは、浜松にある支店に復帰したいと伝えていました。ただ、育休が明けるタイミングでは、ポジションに空きが出ませんでした。そうなると自宅から一番近い支店は、静岡市になってしまうとのことでした。

浜松から通うとなると、車で片道約1時間かかってしまいます。往復で2時間になりますから、子育てと仕事の両立が大変そうです。そんな気持ちを汲んで、当時の上司は時短勤務も調整してくれました。本来の時短勤務が1日6時間のところ、5時間勤務でもいいと言ってもらったんです。

そこまで会社に融通を利いてもらえることになって、はじめて自分のキャリアについて悩みました。「こんなに譲歩していただいてまで、私がやるべき仕事なのかな」と。

思えば入社以来、私は上司に言われたままに動くような社員だったと思います。入社してからの数年間は、半年から1年のスパンでいろんな部署を渡り歩いていました。教材の訪問販売をやっていたときは、思うように商品が売れず。債権管理の部署で滞納回収を任されていたときも、作業のようにこなしていました。

その後、グループ本社の購買部に異動して、6年間ほど商材の発送に携わりました。そこでも淡々と仕事をこなす日々でしたが、組織改編プロジェクトに参画する機会がありました。仕事を円滑に進めるためのフレームワークや自律的なあり方を教わり、はじめて仕事ってたのしいって感じられたんです。

復職後にはその部署に戻りたかったのですが、叶いませんでした。これからどうたのしく長く働き続けていくことができるのか?と、はじめて自問自答したんです。

自分の中にキャリアと呼べるものを見出せず、転職を決めるのは覚悟がいりました。それでも、復職後の配属先も仕事も新しくなるんだから、いっそ退職して、浜松で新しい環境を見つけることにしました。

そんなタイミングで、とあるセミナーを見つけます。それが、ITスキルとキャリアに関する教育を受けてスキルアップしたのちに、企業との面談ができるセミナーでした。キャリア形成に関心があった私は直感で申し込み。セミナー内の企業マッチングの場で、We willの会社説明を聞きました。

Wewillで魅力に感じたのは、「チームで仕事をする」という社風でした。子育て中の社員に対する理解が得やすく、時短での勤務も可能とのこと。子どもの急な発熱でお休みを取りたいときは、ほかのメンバーが仕事をフォローしてくれるようなチームを作っていると聞きました。

今度転職する会社では、キャリアにつながる仕事にチャレンジしたいという気持ちもありました。ただ、経理の経験がないので、Wewillの業務内容についていけるかは心配でしたね。それでも代表の杉浦さんは面接の場で、「入社はいつでも良いですよ。他社の結果を受けてから考えてもらって良いので」と言ってくださいました。

みなさんの優しさに後押しされ、「Wewillで経理の仕事をがんばろう」という決意を徐々に固めていきました。

壁にぶつかるたびに成長している、大事なのは逃げないコト


2018年11月にWewillに転職をしました。今は、業界の異なる5社の経理業務と改善提案を担当しています。6時間勤務の時短で、週5日の働き方です。

もともと経理の知識はゼロだったので、先輩の仕事を手伝う形で業務を教わりました。実践が大事だと考えていたので、入社時は、簿記の勉強もとくにしていませんでした。初歩的なことから質問していたので、先輩も私に業務を教えるのは大変だったと思います。

わからないことが多すぎて、業務がうまく進まないこともありました。そのときは辛かったです。それでも、辛いことから逃げてはいけませんね。めげずに勉強し、2019年の6月に3級を取得すると、気付けばできるようになっているものです。私の場合は、入社2年目でBS(貸借対照表)の内容が腹落ちしたときにブレイクスルーを感じました。

そうして仕事にも慣れてきたあるとき、また壁にぶつかりました。ある案件にアサインされたのですが、うまくプロジェクトを進められなかったのです。お客さま先の担当者さんがベテランだったこともあり、自信をもって改善提案ができませんでした。

なぜかと振り返ってみて、自分の経理レベルに自信がないことが原因の一つではないかと内省しました。転職媒体を見ていると、経理の仕事は条件に「簿記2級」と書いてあることがほとんどです。

簿記3級は、最低限の経理の仕事をするために必要な知識レベルなのだと思います。簿記2級は、胸を張って「経理の仕事ができますよ」と言えるようなレベルのイメージです。壁にぶつかったことで、さらに簿記の勉強をしてみようと思いました

それから勉強を始めて、2021年3月には簿記2級を取得しました。簿記2級に合格して、何かの役に立っているか?と聞かれても正直なところ、とくにはありません。ただ、自信が付きました。気持ちの問題ですが、自分で壁を乗り越えて、自信を付けていくことには意味があると思っています。

経理の仕事でリーダーを目指したい

今では経理の仕事がたのしいです。思えば、昔から数学が好きでした。答えが必ずあって、公式に当てはめて数字を導けばいいので。自然体でいたら、やりたい仕事にたどり着いていましたね。

だからこそ、「この仕事がやりたい」といったこだわりは持っていません。目の前のできごとから逃げずに向き合えば、巡り巡って好きな仕事に就けると思います。体験してナンボ、じゃないかなと。

また、Wewillの仕事はチャレンジングです。つねに業務の改善や効率化を考えていく仕事であり、新しい仕事を与えてもくれます。この環境が好きですね。

将来的には、業務で1人前になり、リーダーを目指していきたいです。今では経理の仕事が一通りわかり、お客さまのお話を聞けば改善の道筋を作れるようになりました。

これからは、Wewill全体の業務を見通す力とコミュニケーション力を磨いていきたいと思います。広い視野をもって、より深い仕事をしていきたいですね。責任ある業務をたのしそうにこなせるキャリアウーマンに、あこがれてもいます(笑)

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