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人事担当就任に寄せて/株式会社Cloud Soft #27

皆様、おはようございます!

株式会社Cloud Softの松下です。
クラウドソフトの情報を色々とご紹介するストーリーの第27回目となります。

今回は(も)会社紹介とは少々毛色が異なるのですが、2023年10月より私の担当業務が変更となったことを受け、そのことに対する考えや想いなど、所信表明を今更ながらさせていただければと思います。

この記事を書こうと思った理由は二つ。
ひとつは社内外を含め、私のストーリーが私の想像以上に読まれていることを実感したためです。
自己満足でしょうが、知ってほしかった。私のいまの想いを。

もうひとつはこれから先、業務を進めていく中で苦しくなった時に、この記事の存在が自分を少しでも奮い立たせてくれればと思ったためです。
今回の内容は私の「所信表明」であると同時に「初心表明」でもあります。

Xの発信や記事の最後でも触れていますが、当記事を投稿するタイミングは私にとって印象深い日です。運命論者の私からすると、「ここしかない」と思えるほどに。
だからこそ、少なくとも私は当記事の存在を忘れることはないでしょう。

最近のストーリーはテンション高め・ネタ多めの内容が多かったですが、今回は真面目な内容です。
よろしければご一読いただければと思います。

はじめに

改めまして、2023年10月よりそれまでの営業職から離れ、クラウドソフトの「人事・広報」担当を拝命致しました。今回はそのうちの「人事」にフォーカスを充てた記事となります。
なお、メインとなるエンジニアの採用業務に関しては同9月より私1名で担当しております。

営業職をメインとしていた頃より、人事の業務へも携わってはいましたが、あくまでもそれは一部でしかありませんでした。
現在は、全てにおいて(僭越ながら)私中心に動いているということで、改めて私がどのようなことを考え・目指しながら日々の業務に臨んでいるのかを書き連ねて参ります。
冒頭でも記載しておりますが、今現在の所信(初心)表明と受け取っていただいて相違ございません。

当然、仕事である以上は成果を出すために日々様々なことを考えるわけですが、今回は私が特に強く想っていることを大きく3つ、お話したいと思います。

①会社の看板(広告)・入口としての「親しみやすさ」

いきなり広報とも関係のある話ではあるのですが、クラウドソフトの人間として、最初に知られる機会が多いのは代表と私でしょう。
そして、その対象をエンジニアに絞ったとき、最初に顔を合わせるのは基本的に私となります。

言ってしまえば、私の第一印象がそのまま会社の印象にも繋がるわけです。
恐らく初対面であろう私に対して相手が抱く印象は様々でしょう。そこをコントロールすることはできません。
であれば尚のこと、「親しみやすい」と思っていただけるようでありたいと考えています。
面談は企業側だけでなく、求職者側も企業を見定める場ですから。

正直、会社に関して言えば、(手前味噌ながら)親しみやすさを含めポジティブな印象を持ってもらえると思っています。なので、注意すべきは私の振舞い・与える印象です。

現職に限らず、営業をしている際は「会社の顔であり看板を背負っている」という想いを抱いていました。だからこそ、自身の一挙手一投足には責任が生じていると、緊張感を忘れずにいられました。
ですが、人事や広報もその点において何も変わらないと改めて痛感しました。
全てに当てはまるわけではないでしょうが、「営業ができるからこそ他業種でも活躍できる」とは、成程よく言ったものです。

会社の入口に立つのが私ということに気後れする思いもありますが、それを言い出したら始まりません。気持ちよく会社の門をくぐっていただくのがいまの私の仕事です。やれることは全てやります。

さて、少しお話が逸れました。「親しみやすさ」についてです。
先ほど、会社の人間として最初にお会いするのは私と記述しましたが、求職者の方々との対話は面談等でお会いする前から始まっています。各種メッセージ等でのやり取りはもちろん、スカウトメールの文面や求人票、はては公式HPや私のストーリー・Xなども含まれるでしょう。
文章は、ともすればとかく固い・きつい印象を与えてしまうもの。読んだ人に齟齬なく意図するところを伝えるのは容易ではありません。
だからこそ、妥協は許されません。迅速かつ正確に、真摯に考え・取り組まねばと考えます。

それらの下積みがあるからこそ、面談がより実りある時間になるのだと思います。
そこまでやってようやく、面談時の自身の雰囲気(話し方や表情)などに意識を配る意義が深まるものと考えます。
また、今更ながらの大前提ですが、自分だけでなく相手に意識を向けなくては意味がありません。
自分が良かれと思って接していても、その実、相手には響いていなかった、なんてままあります。
相手の求めることに対して十全に応えられてはじめて、「良い対話だった」というポジティブな印象となり、ひいてはそれが担当者や会社の「親しみやすさ」にも繋がるのだと考えています。

無論、いくら私がやるべきを全てやったとて、どうしようもなく人と人には相性があります。
過去、私を理由に弊社への入社を辞退された方もいらっしゃいました。

勿論、そのままで良いとは露ほども思っていませんし、諦めてはいませんが、同時に事実でもあると受け入れてもいます。
1人に嫌われても10人が親しみやすさを感じてくれるなら、私はそれで構いません。
冷たい考えかも知れませんが遊びではない以上、自然な帰結と思っています。

現実として、内定を辞退されることもあります。逆に我々がお見送りとすることもあります。
それでも、面談に来た人が「なにか」を得られる場にしたい。
それが会社に対してのポジティブな印象となるように目指すのが、人事として私がすべきことと考えます。そして、「人事が話しやすかった」というのは分かりやすく、且つその場にいる私にしかできないこと。だからこそ、「親しみやすさ」を感じてもらえるようでありたいと思うのです。

➁会社だけでなく自身も「成長」し、「変化」に対応する

私は人事担当として、会社について最も詳しくなければならないと思っています。
※勿論、経営のことなど、私で立ち入れない部分はありますので、現場視点での話です

クラウドソフトは設立してまだ1年ほど。その1年で大きく変化し成長したと、これまた手前味噌ながら思っていますが、同時にまだまだ発展途上にある会社です。
恐らく、これから先も様々な変化が待っていることと思います。

その変化や成長の要因や結果についての仔細まで、私は知らねばならないと考えます。
理由は簡単です。そうでないと「今の」会社の説明ができないからです。

現時点において、私は最もクラウドソフトに詳しい自信があります。(くどいようですが現場視点です)
それは、最初の本社メンバーとしてスタートアップに携わったから。
営業・採用のほか、社内制度や福利厚生の企画・整備といった組織作り、イベント企画など、多岐に渡る業務を経験させていただきました。これは運が良かったという話でもありますが。

ですが、例えば営業であれば私のやり方より効率的な手法がいずれ出てくることでしょう。
社内制度や福利厚生であれば、既存の内容に改訂が入ったり、新しい制度が生まれることもあるでしょう。

業務の選択と集中を行ったことで、今後、私自身が当事者でないフィールドでの変化というものは必ず生じます。であれば、現時点での私のステータスで満足していてはいけません。
今後もアップデートを重ねていく会社に置いていかれないよう、アンテナを張らねばなりません。
常に最新の会社の姿を伝えられるようでありたいのです。

同時に、変化し、成長するのはなにも自社だけではありません。

IT業界はとても変化のスピードが速い業界です。
市場の移り変わりや他社様の情報。
そういった情報を常にキャッチアップしていくことも私には求められていると考えています。

営業をしていた頃よりも、最近の方が市場の案件情報などをよく見ています。
私自身も停滞せず、前進し続けていたいのです。

また、面談等でお会いする方も含まれる関係上、社内で最もエンジニアと多く関わるのは私です。
なればこそ、私自身もそこで得た知識や情報、経験を会社へ還元できればと思っています。
私からも、より会社を大きくするための成長と変化を促せるようでありたいと。
自覚しています、現時点では大言壮語でしょう。ですが、だからこそ目指す意味があると考えます。
私自身も「成長」し「変化」し続けなければならないのだと、強く想っています。

③「採用」ではなく「人事」として

ここまで2つ、記述して参りましたが、「採用」業務に関する側面が強かったと思います。
確かに私にとってエンジニア採用が最もウェイトを占める業務であることは間違いないのですが、あくまで私は「人事」担当です。

社会人生活の中で人事は初めての経験ということもあり、先日、改めて辞書で意味を調べたところ、下記のようにありました。

『社会・機構・組織などの中で、個人の身分・地位・能力の決定などに関する事柄。』

なるほど。イメージしていたものに近い。
ですが、私はそれ以上に下記の意味に目が留まりました。

『人間の力でできる事柄。人間が行う事柄。』
『人生の諸事。人としてする事や人とのつきあいなど。』

私がクラウドソフトの人事としてできること。私の力でできること。
果たして何ができるだろうかと、改めて考えました。

もしかしたら都合の良い解釈なのかもしれません。
ですが私は、より広義に「社員であるエンジニアに関わっていくこと」ではないかと思いました。

正直、この答えに自信があるわけではありません。今なお悩みも不安もあります。
それでも、人事としての私の仕事は「エンジニアを採用して終わり」となるものではないはず。
入社後も営業とは違った立場・視点からサポートできることもあるのではと考えています。

そして、そこに至るはじめの一歩として、まずはエンジニアの話を聞きたいと思いました。
ですが同時に、これまでと変化のないまま向き合って良いのだろうかと疑問を感じました。

私は営業時代、「市場価値を高めよう」という話を社内でしてきました。
そうしてエンジニアがアクションを起こしているのを尻目に私は悠々と現状維持?
都合が良すぎる。反吐が出る。そんな人間の発言を誰が信じられるというのか。

私はエンジニアではありません。
だからこそ、私が活かせる・私が必要と思う方法で自身の市場価値を高めようと思いました。
自信の成長を根拠に、少しでも自分に自信をもってエンジニアと向き合えるようになるべきだと。

撮影日:11月8日

エンジニアに限らず、メンタルの健康を損ねてしまうという話は現代社会に多く溢れています。
私自身、ストーリーでも紹介した通り、過去に鬱状態となったことがあります。
そんな自身の経験が何かの役に立つならと、不安や悩みを抱える方の助けに僅かでもなればと、2種の心理カウンセラーの資格を取得しました。資格取得を目指してから約2ヶ月ほどでしょうか。

「資格があるからどうこうできるようになる」なんて自惚れは一切ありません。
それでも、これまでになかった知識を得たのも事実。
それらをエンジニアとの対話で1%でも活かすことが出来たら意味はあったのだと思います。

一般的な人事業務とは毛色が異なるかもしれません。テクニカルなお話はできないかもしれません。
それでも、クラウドソフトへ入社したエンジニアが働きやすい環境を作れるよう、理想のキャリアを実現できるよう、微力ながらサポートしていければと考えています。
そのために、私自身も成長できるよう、研鑽を重ねていきたいと思います。

余談ですが、現在は新しい資格取得に向けて勉強を開始しています。
別に、資格を沢山取ったら市場価値が上がるなんて思っていません。
取得を目指すのは精々あと2つほどでしょう。
そこから先は実務経験で得たものでもって自信を深め、自身を成長させていくべきでしょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

普段と比較するとかなり文章が固くなってしまいましたが、それだけ本気で書き上げたからと受け取っていただければ嬉しいです。(普段が手抜きと言う訳ではないです、念のため)
中には自分に酔っているように感じたり、胡散臭く感じる文章もあるかもしれません。
そう感じさせてしまったことは残念に思いますが、私の文章力が不足していただけの話でしょう。
いまだ未熟な身と自覚しております。今後も慢心せず、精進していく所存です。
ただ、「今現在、私が本気で想っていることを書きました」とだけ、改めてお伝えできればと。

無論、当記事で書いたことが現時点ですべて出来ているわけではありません。
むしろ、たやすくこなせてしまうようなことなら、ここまで仰々しく書きません。
これからも追求し続けなくてはならないことだからこそ、戒めも込めて記事に残した次第です。

私事ですが、当記事が投稿された11/16は私の誕生日です。
記事の内容は特別目出度いお話ではありません。
ですが、今回発信した内容を絶対忘れたくない・忘れてはいけないと考えたとき、私にとって大事な日である(忘れないであろう)、誕生日当日に投稿することにこそ意味があると感じました。

当記事をお読みになられた方の感想は様々でしょうが、「こんな人間が人事をやっている会社ってどんな会社なんだろう」と僅かでも興味を持っていただけたなら、これに勝る喜びはありません。

最後に自分のフォローをしておきたいのですが…
普段からこんなに堅苦しいわけではないので安心してくださいね!?
過去のストーリーやXの発信を見ていただければ、私がどんな人間かは分かると思いますので💦
(普段の私のテンションが合わない人にとっては、マイナスにしかなってないんだよなぁ…)

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その他、クラウドソフトに関するご質問などあれば、 弊社公式HPの問い合わせフォームや、松下のtwitterまでDMをお送りください。土日祝問わず、カジュアル面談も実施しております!

次回投稿をお楽しみに!ノシ
年内にあと2~3回は投稿したいですね^^(願望)

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