1
/
5

AIとテクノロジーでタイNo.1工場に俺はなる!

ハイ、このタイトルを読んで何を言ってるんだと思われたかもしれません。ただ結構本気で考えております。

タイ法人のKNTではLooker StudioやAppSheetというGoogleのツール活用を始めた結果、社内で数十個のビューワーや100個以上のアプリがどんどん作られ運用されていくようになりました。またこれがきっかけで僕自身もGoogle Workspaceの活用支援をしているストリートスマート社にご縁が生まれ、同社の一員として今ではGoogle APACの皆さんと日々一緒に仕事をするようになっています。樹脂成形メーカーのタイ法人責任者だった自分がそんな世界に足を突っ込むようになるとは昔はまったく想像していませんでしたが、何かやってみようと手を動かし、もがいてみることで思いもよらぬことが始まるのだというのを日々噛み締めています。

Googleが今1番力を入れているのが生成AIのGeminiで、最初は有料の別ライセンスだったのが2025年1月からはGoogle Workspaceに標準装備されるようになり、スプレッドシートやスライドで直接AIを活用した使い方ができるようになりました。これまでKNTでもGoogle Workspaceは使われていたのですが、1番安いBusiness Starterではこのメリットが十分に享受できないため、Business Standardにアップグレードすることにしました。最近経営者の知人との話の中で「AIはPLに結果が出なければ社員の福利厚生にすぎない」という意見を聞いてなるほどとも思ったのですが、LookerやAppSheetでPL以上に会社自身とそれを取り巻く環境が変わっていったのを痛感した僕は、単に日常業務を効率化するだけでなく、「今なら製造業としてのAI活用知見を溜めて尖りきることで別の何かになれる可能性がある」という期待を込めて全社に投資することにしました(それほど大きな金額ではありませんが)。

先日DeNAの南場さんが「AIにオールインします」という意思決定を発表した動画の中で、「今のAIの環境はインターネット黎明期と同じだ」という表現をされており、大きく感銘を受けました。僕なりの解釈は「1995年のWindows 95発表後、インターネットの世界に飛び込んでいった人々は世界を変えていった。2025年はAI元年であり、今ここに飛び込んでいけば別の世界が見える可能性が広がる」というもので、今日KNTのメンバーに対して「Project Gemini」と称した活用拡大プロジェクトを発表しました。具体的にはトレーニングとOJTを通して自社なりの生成AI活用の知見を溜めて業務効率アップを図ろう、そしてAppSheetなどの活用も合わせて「タイで1番テクノロジーを活用している工場」という地位を勝ち取ろうというメッセージを伝えました。道のりは単純ではないかもしれませんが、これからが楽しみで仕方ありません。

本社のノムラ化成でも先月からGoogle Workspaceが導入され、これまでの働き方から大きく変わろうとしています。もちろん最初は混乱もありましたし今も慣れたとはまだまだ言えませんが、その他の多くの改革と合わせて少しずつ令和の会社へと近づく道のりが見えてきています。

まずはタイ、次は日本で製造業のデジタル化最前線を走っていきたいと思います!

株式会社ノムラ化成's job postings

AI

Weekly ranking

Show other rankings
Like Ryota Nomura's Story
Let Ryota Nomura's company know you're interested in their content